いまもっとも引く手あまたの職業 ~保育士のエンプロイアビリティはあきれるほど高い~
待機児童対策としての全国的な保育所開業ラッシュを背景として、保育士の求人倍率は高止まりの状況が続く。全職種の平均有効求人倍率が1.3程度であるのに比べ、保育士のそれは3倍前後で推移している。資格を持ちながら就業していない潜在保育士が90万人以上もいると言われ、この人たちの復職が大きな課題となっている。
現場に入ってしみじみと思うのは、保育士という職業の人たちのエンプロイアビリティ(=職場や仕事のために必要とされ続ける能力)は本当に高いということである。人を雇い入れ働く環境を