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93. なぜ映画館にはポップコーン?そこには世界的歴史の背景も


なぜ、ポップコーンといえば、映画で
映画館といえばポップコーンなのでしょうか?

最近、映画館で映画を見ることが増えてきたのですが、映画館に行くたびに、ポップコーンが食べたい衝動に駆られます。

ちなみに私は塩派で、バターをかけてくれるところが好きです。

最初は禁止されていたポップコーン


実は、初めは映画館へポップコーンの持ち込みは禁止されていたようです。

というのも、当時の映画は音がなく、映像のみ。
そこにポップコーンを食べると音が気になるとのことで、持ち込みが禁止に。

今でもポップコーンを食べる時は、音ちょっと気にします。笑


映画館で親しまれるようになったのは世界恐慌がきっかけ


音ありの映画が出てからも、ポップコーンの持ち込みは禁止されていました。

ですが、1929年に世界恐慌が起こり、現実逃避として世間が求めた娯楽が映画館だったことをきっかけに変わっていきます。

映画館に行く人たちが増えたのをみて、商売人は映画館の近くでポップコーンを売り始めます。
世界恐慌の影響を多少は受けたものの、他のものに比べるとポップコーンの値上がりはそこまででもなく、通行人にも親しまれていたそう。

当時まだポップコーンの持ち込みは禁止でしたが、こっそり持ち込む人が相次いだそうです。


ポップコーンが映画館を救う

とはいえ、なかなか映画館の経営状況は厳しく、
段々と経営は傾き始めます。
そこで大手の映画館はポップコーンを導入。
すると、導入したところは経営が立て直り始め、導入しなかったところはどんどん赤字に。

それにより、ポップコーンの持ち込みがOKになったのです。


最後に

そんな背景があって、今の定番化があったとは知りませんでした。
映画館とポップコーンは切っても切り離せませんね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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