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不人気職種の応募を獲得する!Indeed、スタンバイ、求人ボックス、求人媒体をうまく使う方法

HRチャンネルの澤田です。

今回は、不人気職種の応募を集める方法について、お話をしていきたいと思います!


まず、最初に伝えておかないといけなのは、なんと今まで不人気だった求人が、あることをすると応募数が数倍に!なんて魔法みたいな手法は一切ありません。

不人気な業種というのは、それなりに理由があると思うので、それを覆すのはさすがに難しいです。

不利な勝負に変わりはないのですが、不利な状況を少しでも好転させる、少しでも効率的な募集を行うにはどうすれば良いか、ということについて今回の動画ではお話をしていきたいと思います。

ちなみに原稿の書き方が重要なのは言うまでもないのですが、かなり皆様研究されているのではないかと思うので、今回は求人媒体と運用型広告を、どんな優先順位でどう使うか。

広告出稿のやり方として、2つの方法について、掘り下げていきたいと思います。

専門性のある求人媒体に出稿してみる

では、1つめの方法から。
まずは専門的な求人媒体を使ってみるべきだと思います。

例えばエンジニア関連であればGreenとか有名ですね!

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建設系、現場系だとパワーワークとかでしょうか。

パワーワーク

薬剤師だと薬キャリが一番有名ですかね。

薬剤師ー薬キャリ

介護系だとカイゴジョブ。

カイゴジョブ

トラックの運転手だとトラックマンジョブとかでしょうか。

トラックマンジョブ


【専門サイトに出す目的】
・応募を獲得できるかどうかテストする
・その業界の求職者に刺さる原稿はどんなものか調査する
・その業界の現在の求人情勢について情報を得る

そのサイトの調子が良いか悪いか、というは状況次第かもしれないですが、少なくともその業種を専門的に扱っているということは、その業界に詳しいはずですし、求職者が何を求めて、どんなキーワードを使って原稿を書けば刺さるのか、ということを良く理解されているはずです。

運用型広告を使って、自社採用サイトで採用を進めるにしても、原稿は自分たちで書かないといけないですし、言うまでもなく、原稿の出来は成果に直結します。

言い方は悪いかもしれないんですけれども、どうやって原稿をけばよいのか、今の情勢はどうなっているのか、情報収集の場としても重宝するのではないかと思います。

業界ごとの専門サイトというのは、検索すればすぐでてきますので、とりあえず問い合わせてみて、お話を聞いて、どのサイトが良いか、決めて出稿していけば良いと思います。

備えあれば憂いなし、と言いますけれども、常に日々どの媒体が良いか試していれば、急に掲載しないといけなくなった時も慌てなくて済むので、普段からテストして準備することが大事だと思います。

Indeed、スタンバイ、求人ボックスに小額で出稿してみる

次に、indeed、スタンバイ、求人ボックスの使い方についてお話していきたいと思います。

ここからは運用型広告の話になりますが、結論、とにかくいろんな場所に広告を表示させるのが良いと思うので、何も考えずに3メディア全部に掲載することをオススメします。

どれを使ったら応募が集まりやすいとか、ターゲットはどのメディアにいるかとか、そういう発想は一切捨ててください。

3メディア全部に掲載をしてほしい理由として、3つあります。

【3メディアに掲載すべき理由】
・単純に広告の表示回数を稼ぐことができる
・無料枠からのクリックが期待できる
・予算を分割することで、安く広告を出すことができる

これらについて説明していきたいと思います。

■単純に広告の表示回数を稼ぐことができる
まず単純に広告の表示回数を稼ぐことができるので、色んな人が見てくれて、色んな人がクリックをしてくれます。これは特に説明の必要はないと思います。

■無料枠からのクリックが期待できる
次に無料枠についですね。この3メディアには無料の枠と有料の枠がありまして、無料の枠に掲載できれば、お金をかけずして、求人広告をみてもらうことができます。

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Indeedの無料枠は求人の内容とか、雇用形態によって、掲載されないケースも少なくないです。

ただ、スタンバイと求人ボックスは、今のところ、比較的簡単に無料枠に掲載することができます。

無料枠にのせられれば、無料でクリックが取れるわけなので、使わない理由はありません。

どうすれば無料枠に乗せられるのか、というと簡単です、手元に求人サイトがあれば、問い合わせをして、それをスタンバイと求人ボックスに読み込ませれば良いだけです。

ただ無料枠に載せたいから読み込み作業をしてほしい、と問い合わせても、断られるか、承りましたが保証はできません、となるかのどちらかかと思います。

一番早いのは有料枠に出稿することです。

お金かけますと言えば、ちゃんと対応してくれます。有料枠に出稿するには、求人サイトを読みこまないといけないので、自然に無料枠にも掲載されます。

課金形式も利用した分だけ月末締めで請求が来る、ということになるので、予算は1万円でも、2万円でも、予算の範囲内で運用すれば大丈夫です。

求人サイトが無い場合は、スタンバイは「簡単求人作成」というサイトから、求人ボックスは、「採用ボード」というサイトから、直接求人原稿を掲載することができます。

これ結構知られていないので、下記にURLを置いておきますので、興味がある方は見てみてください。

・簡単求人作成(スタンバイ)
https://kantan-kyujin.com/

・採用ボード(求人ボックス)
https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/%E7%84%A1%E6%96%99%E6%B1%82%E4%BA%BA%E6%8E%B2%E8%BC%89

■予算を分割することで、安く広告を出すことができる

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ちょっとイメージつきにくいかもしれないんですけれども、例えば今月予算が10万円あるとします。

例1のように、Indeedに10万円で広告を出すよりも、例2のように、求人ボックスとスタンバイにも予算を振ったほうが結果的に安く広告を出すことができます。

安く広告を出す、といっても総額の10万円は変わらないでしょ?
と思われるかもしれないですが、同じ10万円を出しても、より多くクリックを獲得できるのが、例2のように3メディアに分散するパターンということなんです。

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これは仕組みの問題でちょっとややこしいですが、Indeedではクリックの上限単価というのを設定することができます。
例えば100円と設定すれば、高くても1クリック100円以内に抑えて運用することができます。

この金額を高くすればするほど、順位が上がり、表示回数が増えるというイメージです。
言い換えると、予算を増やせば増やすほど、たくさん広告費用を使うために、1クリック当たりのコストを上げなければいけない、ということなんです。

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これを避けるにはどうすれば良いかというと、月額の予算を減らせば良いんです。
Indeedで10万円を使いたいなら、100円で設定する必要があると仮定します。

その場合、1クリック100円で10万円つかうことになるので、10万円を100円で割って、1000クリック獲得できます。

いや、そんな使わなくても良いよ、4万円で十分!
ということであれば、おそらく60円ぐらいの設定で十分だと思います。
その場合は、4万円を60円で割って、666クリックを獲得できます。

でも、これだけだと、ただクリックが減っただけです。
なので、余った予算を、求人ボックスとスタンバイに振り分ける必要があります。

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合計10万円を、Indeedに4万円、スタンバイに3万円、求人ボックスに3万円で振り分けてみます。

全部クリックの単価は60円に設定すると仮定します。そうすると、Indeedが666クリック、スタンバイと求人ボックスが500クリックを獲得するという計算になります。

Indeedのみに出稿した場合、1000クリックだったのが、3メディアに分散すると1666クリック、つまりクリック数が約1.6倍増加するということになります!

これ、すごくないですか?

どれかに予算を使い込むのではなくて、3メディア全部使ったほうが良いですよ、というのはこういう理由です。

ここまでやるには工数もかかりますが、不人気業種の場合は致し方ないのかなと思います。

Indeed、スタンバイ、求人ボックスを全部試しても無理、ということであればさらに別媒体を検討していくしかないと思います。

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