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【動画で解説】求人媒体と運用型広告の違いを徹底比較!効果的な使い方は?

はい、HRチャンネルの澤田です。
今回は求人媒体と運用型広告の違いについてお話していきたいと思います。
動画で見たい方は、下記からどうぞ!

求人媒体のと、運用型広告というのはまったく別物です。長所も短所も全然違います。しっかり把握して使い分けて頂ければと思います。

求人媒体の定義について


まず言葉の定義から整理していきましょう。
ここでいう求人媒体とはタウンワーク、リクナビ、マイナビ、バイトル、はたらこねっと、というような、有料の求人媒体のことだと思ってください。

掲載課金とか、応募課金とか、採用課金とか、いろいろ課金形式はあると思いますが、ややこしいので、今回は掲載課金前提でお話をしていきます。

人材紹介の場合スカウト機能でばんばんスカウトを送っていくとか、そういうやり方もありますが、これはこれで特殊なやり方だと思うので、ここでは掲載して応募を待つ掲載課金を前提ということで、お話を進めていきます。

運用型広告の定義について


運用型広告は一番有名なのがGoogle広告、Yahoo広告でしょうか。こんな感じで、GoogleやYahoo!で検索した時に一番上に出てくる広告ですね。

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運用型広告と一言で言っても、Google、Yahoo、フェイスブックとか、かなり種類がありますので、今回はIndeed広告のことを、運用型広告として話を進めていきます。

言葉の定義の通り、広告を運用していくスタイルでして、運用者が自分で管理画面を操作して、どういうターゲットに、どういうやり方で広告を出稿していくのかを決めて、それを毎日、毎月監視して、調整してくということになります。

求人媒体はタウンワークとかリクナビみたいに、あくまで求人サイトに原稿を掲載しますけれども、運用型広告はもっと大きな枠で、プラットフォームに広告を出すイメージです。

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例えばIndeedの場合、タウンワークやリクナビといった、求人媒体に掲載されているほとんどの求人が、Indeedにも掲載されています。

Indeedという大きな枠組みの中に、それぞれの求人媒体が入っているイメージですね。
なので、求人媒体とIndeedはそもそも規模も仕組みも違います。

運用型広告は、こういった大きな枠に集まった多くの人に対して、広告を出稿していくということになります。

基本的には自社で求人サイトとか採用ページを作って、それをインターネットで広告を打っていくケースが多いと思います。

求人媒体と運用型広告の違いについて


では、ここから求人媒体と運用型広告の違いについて、お話していきたいと思います。
簡単に比較表を作ってみました!

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勝手にカテゴリごとに色を分けていますので、色分けに沿って進めていきます。

■課金形態の違いについて
まず、求人媒体とIndeedで大きく違うのが課金形態です。

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求人媒体の場合は、基本的に枠売りになるので、1枠いくら、という感じです。

なのでたくさん求人を出したい場合は、それだけお金がかかりますし、枠のランクもあります。

情報をたくさん書ける枠、写真を複数入れられるような枠、オプションで言うと上位表示させるとか、ランクを上げれば上げるほど1枠あたりの単価が高くなる、という感じです。

応募が入らなくてもお金はかかりますし、逆に応募がたくさん入っても、金額は一定で済む、というところが特徴だと思います。

対してIndeed広告は、枠ではなくクリック課金と呼ばれる課金形態でして、求人をIndeedのサイトに掲載して、クリックして求人広告が見られるとお金がかかる、という感じです。

クリックの成果報酬という感じなので、求人広告が見られなければ、お金もかかりません。これが大きな違いです。

■掲載期間の違いについて
次に掲載期間ですね。
求人媒体の場合は1枠につき、1週間いくら、1ヵ月いくら、という感じで掲載期間が決まっているケースが多いと思います。

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なので、1週間で契約して求人を出したときに、3日で採用が決まりもう必要がなくなったとしても、お金は満額かかります。

Indeedの場合は、掲載期間は自分で決めるので、ずっと掲載していても良いですし、早く採用が決まったのであれば、すぐに非掲載にすることができます。

ただ、予定よりたくさんクリックされてしまって、あらかじめ決めておいた予算がなくなった場合、Indeedの有料枠は自動的に非掲載となります。
ここはしっかりコントロールする必要があります。

■掲載求人数の違いについて
次に掲載求人数の違いですが、求人媒体は枠売りなので、当然掲載できる掲載件数は制限があります。

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制限というか、契約した枠数だけ掲載できる、ということですね。

Indeedは一切掲載求人数の制限はありません。Indeed広告の場合、求人数が多ければ多いほど応募を集めやすくなるので、手持ちの案件は全て掲載することをおすすめします。

■社内ノウハウについて
次にノウハウについてです。結論、求人媒体は社内でノウハウは溜まりにくいと思います。

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基本的に求人媒体は、まず触れるところが少なく、原稿をどう書くか、どう求人サイト内の検索にヒットさせるか、タイトルをどうするか、あとはどの求人媒体に出すか、こんなところなんじゃないかなと思います。

原稿も代理店が書いている、というケースが多いのではないでしょうか。

それに比べて運用型広告の場合、まず自社のサイトが必要になるケースが多いので、サイト構築・サイト分析から始まり、自分で原稿書も書く必要があります。Web広告を運用するノウハウも当然必要になります。

なので、これを自社で実施していけば、求人媒体に頼らなくても、自社で応募を獲得する、自社採用のノウハウが社内に溜まっていくということになります。

■ブランディングについて
次にブランディングについてです。

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求人媒体は掲載できるのは原稿のみとなりますので、企業情報や企業紹介を記載できても、自社の魅力を十分伝えることは難しいと思います。

対して、運用型広告の場合は、求人サイトの自社の魅力を伝えるページを作ることができます。

いわゆるオウンドメディアですね。
自社の認知度を広めたいのであれば、運用型広告が良いと思います。

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ちなみに求人サイトがなくても、Indeedには自社ページを作成する機能があるので、こんな感じで、自社のブランディングを進めることができます。

結局求人媒体と運用型広告はどっちが良いの?


どうですかね、色々お話したんですけれども、結構違うところが多かったと思います。

じゃぁどっちを使えば良いの?ということなんですが、結論、どちらも使っていくべきだ私は考えています。

当然、タウンワーク、リクナビ、マイナビ、知名度が高いので、検索をする人はまだまだいます。
とはいえ、Indeedを筆頭に、スタンバイや求人ボックスの利用者も多くなってきてます。

職種やエリアによっても、どこに出せば応募が集まるかというのは変わりますし、出してみないとわかりません。

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まずはIndeed、スタンバイ、求人ボックスを試しましょう。

そして同時並行で、集めたい求人のエリアや職種が得意そうな媒体を検討して、一番安いプランで掲載していくのが良いと思います。

ここまでこれば、何が費用対効果が良くて、悪いのかがわかってくると思うので、費用対効果が良かった場所に広告費用をさらに投下していく、という流れが良いんじゃないかなと思います。

ただ、運用型広告の場合は原稿を自分で作る必要がありますし、求人サイトはどうするかとか、検討しないといけないことがかなりたくさんあります。

Indeedを始めるのに必要な作業をIndeed担当者もしくは代理店に確認して、どれを使うか吟味して頂くのが良いと思います。

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