見出し画像

「強みを活かす」とは何なのか。

先週末、今よりももっと成果を出せるチームを作っていくためにはどうしたら良いかということをずっと考えていて、「全員が自分の強みを活かせているチーム」が「成果を出せるチーム」なのではないかということに行き着いたので、今日は「強みを活かす」ことについて書いていきたいと思います。


強みとはなにか?


そもそも強みとは何でしょうか?
キャリアに関するご相談をいただく中でも「自分の強みがわからない」という方は多くいらっしゃいます。

解釈は色々あると思うのですが、成果を出せるチームにおいて強みを発揮できている状態というのはシンプルに「成果を出せていること」「成果に貢献できていること」だと思います。
つまり強みというのは「自分の得意なこと」に近いかもしれませんね。

今自分が担当している領域の中で最も成果を出せている、もしくは最も成果に貢献できていることは何でしょうか?
成果を出せていることがわかったら、そこからさらに細分化していって、

  • かけている時間の割に出ている成果量が大きい

  • すぐやれる

  • 余計なことを考えず無心でできる(しかも長い時間できる)

  • 他の人よりも楽にやれている

といったことを見つけられたら、それが自分の強みかもしれません。
普段業務をやっていればどんな人でも必ず上記のような領域があると思っています。

例えば私だったら、

  • クライアントとの信頼関係を構築する

  • スプレッドシートでダッシュボードや表を構築する(構造を考える)

  • 業務効率化や再現性を取るための仕組みを考える

  • WEB広告のキャッチコピーを考える

  • 相手にとって必要なことを伝わるように伝える(耳が痛いことなど)

  • 文章を書く

とかは自分の強みであり、得意なことだと思っています。


強みを活かすために必要なこと


強みを活かして仕事をするためには、それ以外のことに使う時間を減らして強みを活かす時間を増やすことが重要です。
これは体制の影響を大きく受けるので、マネジメント次第になってしまう部分も一部あるかもしれませんが、強みを活かせる環境を作らないと強みを活かして仕事をすることはできないと思っています。

私自身はマネジメントする立場にあるので、全体を見てパフォーマンスを発揮しやすい環境を作れているかどうかを確認しているつもりですが、もし現状で自分の強みを活かしきれていないと感じることがあればSTAGEのメンバーにはぜひ普段の1on1等で相談をしてほしいと思っています。

マネジメントの影響を受けない範囲でも、強みを活かすために自分でできることはもちろんあるはずです。

例えば、自分の強みを活かせている状態だと、そこにかかる業務時間は減りますね。
反対に強みを活かせない苦手な業務をしている状態だと業務時間はかかってしまいます。

人が1日にできる意思決定の量というのはおおよそ決まっていて、基本的に集中力が高いのは午前中なので、苦手で時間がかかりやすい業務は1日の中でも早い時間帯にやってしまったほうが、全体の効率は良くなるはずです。
午後や遅い時間になればなるほど、疲れも出てきますし、脳の処理能力も落ちている可能性があるので余計に時間がかかってしまうかもしません。

人は得意なことややりたいことから物事を進めてしまうものなので、行動予定をしっかり組んで、予定で自分を支配することが重要です。

参考文献としてこちらを見てみても良いかもしれません👇


とはいえ、弱みを克服しないくて良いわけではない


ここまで書いてきて「やったー、強みだけ活かして仕事しよう!」と思ってしまう方もいるかも知れませんが、そういうことではありません。
業務時間外の時間の使い方も含めて、弱みを克服する努力はした方が良いでしょう。

時間を創出していくための方法については以下のnoteに記載しているのでぜひ見て頂けると嬉しいです。

時間を創出することに苦戦している方はこちらを読んでみても良いかも知れません。

私が直近で課題としていることの一つがEQの向上なのですが、EQ開発のことを調べていて知ったこととして、人はある一定の年齢を過ぎると成長速度が落ちてしまうらしいんですね。
これは脳の発達によるものらしいのですが、ある一定の年齢を過ぎると脳の発達が停滞してしまうため、EQの開発速度が落ちるらしいんです。
ということは自分自身により大きい変化をもたらそうと思ったら早めにやっておいたほうが良いわけです。

人は臭いものには蓋をしたくなるものです。
強みを活かすことが成果に向かう最短経路なのでそれはやりつつも、空いた時間を見つけて弱みと向き合って、ビジネスパーソンとしての戦闘力を高められるようにやっていきたいなと思っています。




STAGEでは一緒に働く仲間を募集しています。

カジュアル面談でお待ちしています!


転職相談はこちらから可能です↓


この記事が参加している募集

仕事のコツ

with 日本経済新聞

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?