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2023年7月に息子が生まれてからの生活をなるべく覚えていられるように祈りながら綴って…

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2023年7月に息子が生まれてからの生活をなるべく覚えていられるように祈りながら綴っていきます。

最近の記事

二度としたくない赤ちゃんに絶対よくないこと

夫と盛大に喧嘩をした。 息子が産まれてから2度目の喧嘩だ。 私たちの喧嘩は最初にズドドドドと機関銃を撃ち合い、辺り一面焼け野原になったあたりで少しずつ歩み寄っていくスタイルだ。基本的に持ち越さず、長くても半日くらいで和解する。 何が嫌だったのか、どの部分が理解できないのか、今後起こさないためには何が必要か、などをとことん話し合うので、深手を負いながらも傷もまた味だよねと言える感じで、2人の関係を築いてきたと思う。まだ脆い部分もあるが、補強を重ねてなかなかの厚みだ。 今回

    • 女の子がよかったなという気持ちの行く末は

      息子がまだ息子だと分かっていなかった時、私は娘だといいなと思っていた。 中高女子校だった私は女友達は多いけれど、心許せる男友達は少ない。 そして「ちょっと苦手だな」と思う人は男性の方が多いかも、という程度に透き通るくらいうっすらと男嫌いな面があることも自覚している。 なので、女の子の方がうまくやっていけそうな気がしたのだ。 男の子だと分かった時の衝撃は中々なものであったけれど、名前の候補を考えたり、夫が嬉しそうであったり、友達の息子たちがすこぶる愛らしかったり、と妊娠期

      • 冬の沖縄は肌に合う

        冬の沖縄が好きだ。 虫はいないし、コートはいらないし、程よく賑わっている。 簡単に行けて、海が綺麗(≠入れる)という通年のメリットも享受できる。 海外旅行好き&非マリンスポーツ勢なのもあって長らく沖縄は未踏の地だったけれど、出張で冬の沖縄を訪れてから考えが変わった。 木金の出張だったので、夫(当時は恋人)も土曜の朝に合流して即席旅行として丸2日楽しんだのだ。 そこから行ける限り毎年冬に夫婦で訪れているが、5度目となる今回は3人での旅行になった。 毎年沖縄に行くようにな

        • 生後5ヶ月、ネントレは嗜む程度

          入院中のボーナスタイムには夫が買ってくれたアルスラーン戦記を読み続けていた私ですが、(めちゃめちゃ面白かった、でも原作田中芳樹ということはあんなキャラやこんなキャラもどんどん死んでいくんだろうと思うと辛い)生後1ヶ月くらいしたタイミングでネントレ本を読み始めました。 読んだのはこの2冊 ・マンガで読むぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方 ・フランス人の赤ちゃんは朝までひとりでゆっくり眠る 個人的には1冊目だけでよかったかな、と思っています。 (2冊目ではセルフねんねの練習は泣

        二度としたくない赤ちゃんに絶対よくないこと

          生後5ヶ月、非日常から日常への合間時間

          新生児との生活は、コンロで思いっきり「ボッ」と強火にかけるみたいに一気に、苛烈に始まった。 そこから2ヶ月くらいは非日常をグラグラと煮立たせたような日々で、常に気が休まらず、息子のことを考えない時間が欲しいと切に願っていた。 3ヶ月経つと、息子にも人間としての生活リズムがインストールされ始め、非日常で煮え立つ日々を少しずつ日常に押し戻せている感覚が出てきた。 カフェでコーヒーをぼうっと飲むことだったり、 新しい小説を読むことだったり、 新しいリップを買って試すことだったり

          生後5ヶ月、非日常から日常への合間時間

          生後3ヶ月、高純度の感情を浴びさせてもらっている

          3ヶ月になり、夜通し寝てくれる日が増えた。 私たちの余裕が少しずつ生まれるのと比例して、息子の表情も豊かになり、感情を表すことが増えた。 目が合うとニコっと笑う、近くに行くとウキャーーーーと喜ぶ。アウアウと言う声にも抑揚がついてきて、おしゃべりをしてくれる。もうかわいくてしょうがない。 ぎゅーーーってして、マムマムと息子の頭や頬を喰んでいると、心にとろんとした液体が満ちていくのを感じる。実に癒される。 ムチムチすべふべの脚を撫でくりまわしながら、なんでこんなにかわいいん

          生後3ヶ月、高純度の感情を浴びさせてもらっている

          息子と外出、太陽が怖い

          家を建てる工事の音が気になる。トラックから出る排気ガスが怖い。ブンブン周りをとぶ虫が恐ろしい。太陽の照りつける光すら攻撃的に思える。 生後3週間目、息子と2人で3駅先の病院に行った。 2人での初めての外出だった。 それまでも車で実家に行ったり、家の近所を夫と3人で散歩をしたりと外に出ることはあったが、指定の時間までに指定の場所に出かけるのはこの時が初めてだった。 病院の予約時間が早かったため、夜間のミルクを担当する夫には寝ていてもらい、1人で行くことにした。ガーゼやオム

          息子と外出、太陽が怖い

          息子とNICU

          息子は生後2日にして救急車に乗った。 大学病院に搬送となったからだ。 私が分娩先に選んだのは家から2駅の無痛病院を得意としているクリニックだった。 何かあった時のためにNICUのある大学病院の方が、とか医者の家族は日赤系の病院で産むらしい、とか色々迷ったけれど、10ヶ月の間無理なく通えて、計画無痛分娩ができるということで選んだ。(ごはんが美味しそうだったということもある) 何か問題があった時は周産期医療センターのある大学病院に搬送となることは知っていたけど、どちらかと言う

          息子とNICU

          息子の沐浴

          息子の沐浴は基本的に夫が担当している。 母である私はホカホカの息子を受け取り、保湿をし、耳と鼻の掃除をする。 産まれてから2ヶ月経ち、少し沐浴桶はミチミチになりつつあるが、まだもうしばらくは沐浴で粘る予定だ。 次の授乳に合わせて沐浴を行うので、保湿の時はお腹が空いていて機嫌が悪い。なので珍しく機嫌がいい時はゆっくりクリームを手に伸ばし、じっくりじっくり息子の肌を堪能している。 むにょむにょと気持ちのよい足を通ってすべすべの足の裏を触る、思ったよりも細い腕に小さな手、短い

          息子の沐浴

          息子とキンキ

          私はKinKi Kidsが大好きだ! 小中高大とジャニーズに縁なく過ごしてきたが、「1番好きなアイドルは?」と聞かれれば「剛くんかなー?」と言うくらいに好感を持っていた。(でもミッシェルのチバ の方が何十倍も好きだったし、世界で1番かっこいいのは窪塚だと思っていた) そんなほんのりしたキンキへの思いがキャズムを超えたのは2020年の5月、コロナ禍中で家にいることが多くなり夜更かしが増えた頃だった。 ぼんやり動画を見ている時に見つけた「やめないで、pure」のMステ歌唱映像

          息子とキンキ

          息子の誕生

          2023年7月21日、計画無痛分娩で息子を出産した。 計画っていうんだから前々に予定が決まると思ってもちいたし、無痛っていうんだから痛くないって思っていた。 私は咄嗟の対応力や即時の判断に自信がない。宇宙飛行士やパイロットの適性検査を受けたら、真っ先に帰されるだろう。 そんな私にとって、いつ来るか分からない陣痛や破水は恐怖だ。ぜひとも予め決められた日に大手をふって入院したいという思いから計画無痛分娩を選んだ。(痛くない方がもちろんいいし) その選択は間違ってなかったと思

          息子の誕生