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読んだ本(2024年2月後半)

2月後半、16日から月末までの読了本。


お寺の経済学 / 中島隆信

お寺というか仏教関係の仕組みを経済学の知識を用いて語る本。経済系の本だともっと数字をぶん回してくれるような内容を期待していたのだが、定性的な内容が多く、「こういう仕組みだと、こうなるよね~。」という話が延々と続いている印象。

フルメタルパニック4 終わるデイバイデイ(上) / 賀東招二

1か月ほど休んでいたがフルメタルパニックを再開。
4巻は上下構成の上巻なので伏線はるだけはって中途半端なところで終わってしまった。投げっぱなしな状況なので下巻を読まないと何とも言えない。

ハリーポッターと賢者の石 / JKローリング

kindle unlimitedから。ハリーポッターシリーズは全巻unlimitedに入っているけど、全部読んでいたら他のが読めなくなりそう(キャンペーン期間が終わるから)なので1巻だけにしておこう。
やはり世界中で愛さている物語は面白い、というのが率直な感想。物語・キャラクター設定などしっかりしているし普通の人として生活していた時のハリーと魔法使いとして活躍し始めるハリーの対比がうまく描かれている。
Wikipedia知識だが作者が当初から7巻構成でどう展開していくかを構想していたらしく、物語の世界観がしっかり出来上がっているので違和感なく安心して読める感じ。
考察大好きな人種は特に好きだと思う。

フルメタルパニック5 終わるデイバイデイ(下) / 賀東招二

上巻が中途半端なところで終わっているので、さっさと下巻を読む。
殺伐とした上巻からうまいこと着地させつつ、全体を強引にもとのさやに戻した感じ。
3巻までの戦闘でシビアになりつつも学園コメディっぽい流れが一変して、宗介が精神的に低調で暗い感じですすんでいく。

あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。 / 汐見夏衛

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の続編。前作はラノベの皮を被った特攻隊の話なのだが、本作は多少その要素が残っているものの基本的にはラノベ気分で読んで良い。
前作の終盤と同じく後半はきれいに回収していって終わるが、オチに関しては百合の恋愛小説として読むか涼の成長を描く小説として読むかで意見はわかれるだろう。
途中の涼がちょっとアレすぎて読むのを投げ出しそうになるがそこを超えればなんとかなんるような感じ。中盤ちょっと読むのがキツイ。
kindle unlimitedで読了。

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