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【Kaigo・会社】と【作業療法】~Why?なぜ?という問いを考える~

よく、「なぜ?」と問うことや問われることがある。

対患者、対利用者、対スタッフ、対上司、対自分などの場面で、
「なんでそうなったの?」
「なんでそういうことをしたの?」
「なんで?」
とよくある「行動を分析していく過程」。
(人・状況によってはめっちゃ苦痛な瞬間!?(^_^;))

最近思うことがあった。
『「Why?」は掘り下げたり、深堀りするためのものではない。』
ということを。

掘り下げたり、深堀りすることは、いわゆる具体化への方向に進む。

具体化への「Why?」は、
思いや価値観の上に、思考、行動や行為があるとする。
その場合、思考、行動や行為に対してWhy?を問うと、「(その人の)哲学や価値観の方向へ向かう。」

スライド1

それとは、別に、抽象化へ進む方向がある。

「Why?」の問う階層を変えるのである。

ピラミッド構造上の最下層にある「(その人の)哲学や価値観」に対して「Why?」を行うと、
アドラーのいう目的論のように、ピラミッド構造上の最上位に位置する「結果(目的)」に対して向かう。
「その目的をその思いと価値観を持って達成したいのか?」という目的方向への『問い』になる。


スライド2


つまり、どんどんWhy?という思考過程を経ていくと、
目的(抽象の高い)への問いにつながっていくということ。


問題発見と課題、原因、解決策の関係性


これは、面白い。

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