週刊オールライター第10号(2023初配信) 「推し活」

 皆さま、あけましておめでとうございます。HISASHINJOです。今年も週刊オールライターをよろしくお願いいたします。
今回は間も無く20年を迎える私の人生において行ってきた「推し活」についてお話しします。今となっては昔懐かしとなった話もしますよ。

1. 「推し活」とは

 「推し活」とは「推し活動」の略語で、「推しへの愛に関わる全ての活動」です。アイドルや俳優、スポーツ選手、芸人など、推しの対象は様々です。2005年頃より「オタク」が日本独自の文化として世界でも注目が集まってくると、「推し」への活動も「オタク活動」の一種として大きな注目を集めました。

2. HISASHINJOの人生初の「推し」は?

 過去の不定期投稿に上記のような記事があり、そこで言及されているのは主に
「乃木坂46」「櫻坂46(旧・欅坂46)」「日向坂46」ですが、私が初めて「推し活」をしたのは、46グループではありません。
では、人生初の「推しグループ」とは何でしょうか?それは
「羞恥心」
です。
このグループはフジテレビで2007年から2011年まで水曜夜7時に放送され、多くの視聴率を誇っていたクイズ番組
「クイズ!ヘキサゴンⅡ」
で結成されたユニットです。

3. 人生初の「推し」が生まれた背景

 この番組は、司会者の島田紳助さんが回答者の「珍回答をいじる」というこれまでのクイズ番組にはなかったスタイルが人気を呼び、常に高視聴率でした。さらにここで珍回答を連発するタレントは総じて
「おバカタレント」
と呼ばれるようになり、これがきっかけで売れっ子になった人物も見られました。
またこの番組から、多くの音楽ユニットが結成されたことでも知られています。
そのきっかけとなったのは、当時から珍回答連発だったスザンヌさん、里田まいさん、木下優樹菜さんの3人に対し紳助さんが
「歌くらいは歌えるやろ」
と発言したことでした。
そもそも里田まいさんは「カントリー娘。」に加入しているため歌手が本業であり、スザンヌさんは「中野腐女シスターズ(腐男塾)」に加入していたため歌手を本業としていた時期があり、そこに経験がない木下優樹菜さんが巻き込まれた形になっています。
また、歌詞は紳助さんが「カシアス島田」名義で担当し、作曲は高原兄さんが行いました。
当初は「着うた」限定にする予定だったのが好評だったこともあって2007年9月26日にCDとして発売されると、週間19位の記録を残し、番組内BGMでも流されました。
この成功を受けた紳助さんは、Paboの3人と同じくおバカタレントとして売れっ子になったつるの剛士さん、上地雄輔さん、野久保直樹さんを起用し、新たに男性グループを作りました。それが「羞恥心」だったのです。
当時の私はなぜだかわかりませんが、羞恥心に強く惹かれていました。今はメンバー全員が好きな「箱推し」ですが、この時はつるのさんを推していました。

4. 当時の「推し活」

 幼稚園当時の「推し活」は主に

・テレビの前で真似をして歌う
・CDを買ってもらう
・CDをよく聞く
・DVDをよく見る

この4つをしていました。
ヘキサゴンでは多くのユニットが出てきてからは毎週のように歌のコーナーが設けられていたので、羞恥心が出てきた時はテレビの前で真似をしていました。
さらにその後、羞恥心とPaboの合同ユニットである「アラジン」が生まれ、そこで「陽は、また登る」という曲も出されました。この曲は、ヘキサゴンで出たCDの中で最も好きです。
歌のコーナーでこれが歌われた時は私が羞恥心、母がPaboに分かれてテレビの前で真似をしていました。
今となってはとても懐かしい良い思い出です。

5. 中学時代 人生2回目の「推し活」がはじまる

 その後ヘキサゴンが諸事情で終了し、しばらく「推し」というワードに縁がなかった私ですが中学2年時、私は2度目の推し活をすることになったのです。それこそ「乃木坂46」です。初めて女性アイドルを推したのです。きっかけは地元ラジオ局でアシスタントパーソナリティをしていた元メンバーの斉藤優里さん(ゆったん)を知ったことでした。その番組を何度も聞くうちに乃木坂が好きになり、私は46グループにのめり込んでいきました。46グループを好きになるきっかけをくれたゆったんは長らく不動の推し1位でしたが、2021年5月31日をもって芸能界を引退したため「殿堂入り」に昇格しました。つるのさんでも到達できなかった「殿堂入り」の領域に達したのです。

6. 「SMAPの推し活」っていつからやってたっけ?

 しかし私はこの記事を書いていく上で一つ疑問に思いました。Twitterのステマやnoteのステマにも書いている「SMAP好き」はいったいいつからだろうか?ということです。
SMAPは元々、名曲「世界に一つだけの花」と私が同い年であることを幼稚園の頃に知ってから意識するようになったのですが、意識がより強まったのは、森且行選手のことを尊敬するようになった大学1年の頃からです。確かに「世界に一つだけの花」は同い年としての誇りがあり、大好きであることに変わりはありません。ですが今と昔では「好きなものの対象」が違います。
幼稚園の頃から高校の頃にかけて好きだったのは「SMAPという『グループ』・『メンバー6人』」ではなく、「SMAPの『曲』」だったのです。
今は「尊敬するメンバーがいる」という強い意識が動いているため、『曲』だけでなく「グループ全体」も好きになっていったのです。実際、2週連続で「中居正広の金曜日のスマたちへ(金スマ)」を録画した時に母から
「なんで2回も金スマ録画したの?」
と驚かれました。


7. むすびにかえて

 いかがでしたか?私はこれまで「乃木坂が初めての推し」だと思っていましたが、そういえば羞恥心好きだったなと思った時に
「羞恥心こそ初めての推し活では?」
と思いました。
皆さんの推しは誰ですか?アイドルに限らず、芸人やスポーツ選手でも立派な
「推し活」だと思います。推しがいる人は思いっきり楽しみましょう。楽しんだもん勝ちです。

 最後までご覧いただきありがとうございました。
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 次回の配信は1月14日、と言いたいところですが、諸事情により配信を休止し、21日に11号を配信いたします。

 それでは2週間お楽しみに。

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