競争の激化、新規顧客の獲得難、固定費回収難により倒産する脱毛サロンなどのニュースの感想。

脱毛サロンの倒産が増加 9月で年間最多を更新した理由とは?。この記事を読んで気になった点は、2023年に倒産した脱毛サロンの特徴が、全国に複数展開し、回数無制限などのプランで会員数を拡大してきた中・大規模の企業であることで、全国に今現在脱毛サロンはどのぐらいの存在するのか調べてみると、脱毛サロンがエステティックに含まれるとするなら、全国に1万8,222店ほどある(参照:【2022年版】美容関連の店舗数が多い都道府県ランキング)。そして都道府県で一番多いのが東京で1,792店舗ほどあるので、その中で会員を増やすとなると当然競争の激化になり、新規顧客の獲得がどこかで頭打ちになるし、広告費用もそれになりにかかる。また低価格・長期間の施術を前提としたコースが倒産した脱毛サロンでは多いようだが、有名な企業が低価格で設定してしまうと他の脱毛サロンは価格は上げづらくなり、他の脱毛サロンと価格は横一列で「低価格」を売りにしづらくなるのは自然な流れだと考える。ではそこから打開する策はあるのかという話になってくるが地道に1円1円顧客単価をあげられるようにオプション料金などを設定するしかないと考える。次に記事を読んで気になったことが、新成人(18~19歳)による脱毛サロンの契約を巡る消費者トラブルで、前払い金の保護に対する業界ルールの策定などというのが気になった。調べてみると「脱毛エステ「ミュゼ」が嵌った前金商法の落とし穴(後)」という記事を見つけることができた。この記事を読むと前払い金をしている脱毛サロンには気をつけた方がいいことがわかる。

「スキル獲得の3大原則」とは?中高年はリスキリング可能?世界の労働市場を独自AIで分析、カナダ発のスカイハイブ社を取材。この記事で気になったのは、2023年9月に世界経済フォーラムが発表したデータによると日本企業の40%が70歳以上の人材を採用し「労働力の高齢化」となっているということ。労働力の高齢化となっており、高齢と呼ばれる段階に入っていく中高年のビジネスパーソンたちは、新たなスキルを身につけることをあきらめがちであるが、そんな中高年でもリスキリングは可能であり、中高年に対してのリスキリングはそれぞれのインセンティブ(刺激、動機)を理解していることと書かれているが、インセンティブ(刺激、動機)を理解できるか、汲み取れる教育者並びに監督者が必要で、それを採用、もしくは教育する必要もあると考えている。

ブラックテックの正体は 背後に中国? 情報は抜かれ続ける…。この記事を読んで気になったのは、グローバル企業がM&Aで合併や買収を繰り返すと合併や買収された企業内ネットワークを本社は詳細に把握しきれていない可能性があることである。確かに合併や買収された企業内のネットワークを完璧には把握しずらいだろうし、そもそも理解している人が社内でどれだけいるのか疑問である。あとこれについて調べてみると「5 strategies to manage cybersecurity risks in mergers and acquisitions(M&Aにおけるサイバーセキュリティ・リスクを管理する5つの戦略)」という海外の記事で、買収される企業もそうだが、買収する企業も同様にセキュリティの状況、体制、ポリシーを評価する必要があることが書かれており、これはまさに大事なことであると考えている。

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