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不安を煽る「フィア・アピール(不安商法)」にはご注意を

フィア・アピール(フィアー・アピール)という広告などで用いられる手法があります。

フィア(fear)には、不安、恐れ、心配、懸念という意味があります。

コロナ禍では、スーパーコンピューターの富岳によって、飛沫が見える化されて、「拡大すると、こんなことになってるの!?」と不安を覚えた方が多いでしょう。

見せ方や演出によって、人は容易に不安を煽られかねません。

本屋へ行っても、フィア・アピールで売ろうとしている本が結構あります。

人には「不安を煽られると、その不安を打ち消す行動をとりたくなる」という性質が備わっています。

〇〇してはいけない
〇〇だけでは治りません
〇〇が危ない!

こういったタイトルの本は少なからず、不安を煽っていますね。

以前、縁をいただいて、ある出版社のセミナーに参加させていただいたことがありました。

そこで言われていたのが、脅迫的で不安を煽るタイトルは売れやすいというもの。

出版社は、夥しいデータのマーケティングを行っているので、人の本能に直結する不安というのを巧みに刺激して、お金儲けを企図します。

カルト宗教やマルチなどは、日々、マインドコントロール技術の研究をしているので、どういった言葉で不安を煽れるのかを熟知しています。

HSP気質の人や繊細さんと呼ばれる人は、不安を抱きやすいので、普段から「フィア・アピールに引っかからない!」という意識を持つことが大事になります


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