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ストレッチの習慣化

どうも!火曜日担当の森宜裕です!

理学療法士という資格をもち、走りの学校講師の中で身体博士として活動しています。

10月より走りの学校オンラインスクールの中にオプションコンテンツとして、コンディショニングスペースを開いております。


こちらのコンディショニングスペースでは、週に1回Zoomを使って一緒にストレッチをするZoomライブを行っております。
質問などもいつでも受け付けておりますので、気になる方はの覗いてみてください!


さて、ストレッチのやり方を伝える方法は現代においては多くあるかと思います。
みなさんも「ストレッチ」を検索するだけで、数々の効果的で科学的に正しい方法論にはたどり着けるはずです。

しかし問題なのが、ストレッチは『行い続け』ないと効果が薄くなってしまうということです。

一度行って、即時的な効果が出たとしても、継続が途切れてしまうと元の硬さに戻ってしまう。
また、ストレッチには安全に負荷が低い状態で、関節の動きを学習するという側面もありますので、こちらも数回やった程度では結果は望めません。

ストレッチのやり方ももちろん大事なんですが、本当に大事なのはそれを継続する、ストレッチを習慣化することです。


今回はストレッチを習慣化するためのテクニックをご紹介いたします。

20秒ルール

みなさんは、ストレッチをしようと思ってから、始めることができるまで何秒かかるでしょうか。

エイカー博士の研究によると、人間は取り掛かるまでに20秒以上かかる物事を先延ばしにする傾向があります。
服を着替える、ヨガマットを準備する、部屋が散らかっているから片付ける・・・などなどストレッチをするためにかかる時間を計測して、それが長ければ長いほど、人は物事に取り掛かりにくくなります。

そこで、ストレッチを開始するまでの時間を20秒以内に短縮できるよう環境をセッティングしてみてください。

・ヨガマットが常に準備されたストレッチ場所を準備する。
・家では、動きやすい服装で過ごす。
など。生活様式に合わせて工夫してみてください。

逆にストレッチをしようと思った時にふとだらけてしまったり、ついついやってしまうやりたくない習慣がある場合には、始めるのに20秒以上かかるように環境を整えてみてください。

僕が大学受験の勉強をしていた時は、テレビのコンセントを抜くだけでなく、ガムテープでぐるぐる巻きにしていました。
テレビのスイッチを入れる前に1分以上かかってしまう状況です。

漫画がいっぱいの本棚も布やテープで封鎖し、そこまでの通路もダンボールなどで通せんぼしてみました。

効果は抜群です!

まとめると、

習慣化したいことは20秒以内に実行できるようにし、やめたい習慣は20秒以上かかるように環境を調整することで、狙った習慣だけを身につけられます

それでは!

走りの学校 講師 森宜裕

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