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牡牛座の水星逆行についての考察

西洋占星術において、天体の逆行は、
私たちの意識が今ここにあることを思い出すために
逆行→振り返り、戻る、停滞、後退、過去という意識への働きをもたらす。

私たちは、先へ先へと進もうとするように感じるが、
意識は、時間の概念を超えて、過去にも未来にも両方飛ぶ。
今ここにいないことの方が多くなるときもある。

でも、生きていて何より大事なのは、
今ここにいて、
感情、感覚、思考、意志を働かせること。

それを今一度思い出させてくれる体験がやってくるのは、
自分が自分の軸がぶれているようなときに、
戻ってこーいと言われている感じです。

軸がぶれているということは、全体が見れない状態でもあります。
だから、視野も狭くなりがち。
視野が狭くなると、不安になりやすい。
不安になると、エゴが強く出てきて、自己防衛反応が出て、
言動や意識が、自分本位的になる。

そういうとき、水星逆行的な現象を体験したり、
過去の体験などに触れて、
自分の在り方を見直すタイミングになります。
見直したことで、新しい在り方を望み、
自分の意識改革に繋がっていくわけです。

順行→逆行のリズムは、私たちの意識を振り返る見直すきっかけを
もたらしてくれます。
行ったり来たりをしながら、精度を上げていく感じでしょうか。
天体意識を使いこなすために。
普段、自分軸にいる人も、ネガティブな体験でなくとも、
過去の自分の経験に繋がることはあるでしょう。

現象化されたことをネガティブに感じることが、
軸が少しブレてますよってこととも
いえるかもしれません。

そういうわけで、目の前で起きる事象の大小あれど、
水星の逆行は、日常の延長線上でのコミュニケーション、
流通、言語、思考、情報等の領域で、
背景にあるサイン(今回は牡牛座)の質を帯びて、
振り返る機会です。

コミュニケーションや流通といった水星領域以外でも、
例えば、きょうだい関係において、お金、土地、所有にまつわる
見直しの為に現実的に整える必要が
ある人もいるかもしれないですね。
水星は双子座と乙女座の支配星、きょうだい関係、分析、調整力。
牡牛座は、お金、土地、所有、形あるもの、生まれ持った資質など。
そういうことから、そのようにも読むことができます。

逆行期間中の出来事をどのように現象として出るのかは人それぞれだし、
起きていても気づかない人もいるし、
ネガティブに捉えて落ち込む人もいれば、
必要な気づき、学びとして受け止める人もあります。
その反応もまた、自分を確認する術となっているので、
俯瞰して観察する意識を持つように意識してみましょう。


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