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自分だけ、は狭くなるからさ。

特に重大な決断とかではなくて、例えば、なんてことない普段の買い物での場面だったりするのだけど。

あそこに向かおうって自分で決めて歩き始めたはずなのに、途中で「あれ、なんで今向かってるんだっけ」なんて、心と足がバラバラになる感覚があったりして。

歩みを止めるほどの理由も、軽やかに進むほどの前向きな気持ちも、かといって他に進むあてもなくて。

地についているであろう足も、浮き足立ってくるというか、気を抜けば足を取られそうに感じるくらい力がうまく入らないときがたまにある。


心地良いか心地良くないかと聞かれたら、心地良くはない。

ピリッと、なんとも言えない焦燥感のようなものが混じることもある。

なんだか周りからプツンと切り離されたような、置いてけぼりをくらったような、そんな感じなのかな。


力が抜けてる証拠?

もっとシャキッとした方がいい?

そっちに行かない方がいいよっていう、何かの暗示?

正なのか負なのか、どちらとも言えない考えが足にまとわりついてくる。


自分だけだって思うと苦しくなる。

きっとみんなもそうなんだろうな、そうやって、迷いながら進んでいるんだろうな、そう思えたら少し穏やかになる。



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