見出し画像

FullDrive2にブレンダー回路を増設MODをする

以前にジャンクコーナーから守護(まも)ったfulldrive2を使っているのですが、もうちょっと使いどころが増えると嬉しいなあと思っていたのです。

そして、klon centaurという超有名オーバードライブの回路を見ていたら、こちらもブレンド回路(かつフィルターの組み合わせやダブルポットでの複合的なコントロールも凄い)が付いているんだなあ、、、。

温かい歪+芯の残った感じが作れると、ベースでも使いやすくなったりするだろうなあ~

せや、fulldrive2にも原音ブレンド回路を増設したろ、、!!

・・・
・・

ブレンド回路はとても簡単なものから、複合的なものまで色んな種類があります。試しに「自作エフェクター ブレンダー」とかで検索してみてください。

得られた知識から、最も簡単なFET1石のタイプで作ることにしました。
FETとDALE金属被膜、なんか高級っぽい可愛いコンデンサを使っても700円分くらいの部品を使って、こんな小さな回路でOK⤵
シマシマコンデンサーは足をグイグイすると割れる時があるので注意。

バランサーポットはここに設置。
7mmの穴を開けて、裏から耐衝撃瞬間接着剤で固定します。
ポットが壊れたら力ずくで剥がせるのでOKOK
余談ですが、瞬間接着剤は乾燥剤とセットで保管しておくと末永く最後まで使い切れます。

fulldriveの筐体は鉄でできているため、月光ドリルのような切れ味の良いキリで穴あけすると良いです。穴の綺麗さや作業性が段違い。1本500円くらい。

ポットに配線をはんだ付け。
慎重かつ大胆に。

FETはデーターシートを見て足のDSGを要確認するべし

電池スペースに回路を設置します。配線がアレですが、しゃーない。適当。
ついでに、電源ジャック部分に100uFのコンデンサを足しておきました。ノイズが減るらしい。

そして、、完成!!

ええやん!

ボリュームとトーンの間にあるつまみでDRY(原音)とWET(エフェクト音)を調整できるようになりました。
右に回し切るとWETのみでも使えます。

ただし、バランサー回路+エフェクターの音になるので、元の音とは少し変わっています。
バランサー回路のFETはMPF102を使ってみましたところ、キラキラ元気感があって良い感じがします。
最近のネオ洒落た感じも醸せて凄い。

FULLDRIVE2はトグルスイッチでコンプ感を変えたりオフにしたり、クリッピングの感じを変えられるため、原音ミックス機能とこれまた相性が良い気がします。
一番癖のあるVINTAGEモードかつキラキラMOSFETモードと原音ミックスが良い感じ

ベースを繋いでみたところ、こちらも素晴らしい。
懐かしい歪みとの組み合わせから、ガリっと感のある組み合わせまでできる、、!

という訳で、今ではちょっと古臭い感じもあるFULLDRIVE2を使いやすくして、さらに末永く使おうと思ったのでした。

この記事が参加している募集

やってみた

ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、試行錯誤を繰り返して、楽しかったり上手く行ったところを書いていたりします。 貴重なサポートを頂けますと、なおさら色んなことを試して書きます!