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「世界中の人をともだちに」に共感して | 社員インタビュー

今回は、前回のやまぴーに引き続き『TRAVELERS Hub 事業部(TH事業部)』のてぃもさんにお話を聞きました!
てぃもさんは兵庫県の神戸市出身で、私にとっては同郷のお姉さんです。「西のてぃもさん、東のあじー」です(出身区がそれぞれ西と東)。

てぃもさんはいま、TRAVELERS Hub事業部というセクションで働いていて、Huberが運営する観光案内所「WANDER COMPASS」と「TRAVELERS Hub」の運営を担う部署です。

Huberが運営する案内所では、聞かれたことに答える道先案内だけにとどまらず、来訪者の旅の相談に乗って、その人に合う地域の見どころや面白いところを紹介します。他の運営事業者と違うのは、コミュニケーションをすることを良しとしていることです。積極的に温かい交流をすることで、地域と来訪者の架け橋になることを目指しています。現在は渋谷駅・JR奈良駅・小倉駅・別府駅の4ヶ所に展開しています。
今後は、地域のガイドやアクティビティ提供者、地域外の観光案内所とのネットワークを構築し、旅行者のニーズに寄り添える仕組みをより多くの案内所で実現していこうと取り組んでいます。
詳しくはこちら:TRAVELERS Hub事業部(観光案内所運営)

Huberがめざす世界がマッチ!即決で入社

━━てぃもさん、この前は別府の案内をしていただきありがとうございました!別府の観光案内所に訪れたゲストが、別府や、てぃもさんたちに魅了されるのを大実感しました。こりゃ案内所をまた訪問したくなりますね!
別府に来てくれて、ありがとう〜!そう言ってもらえて嬉しい!
別府駅の観光案内所である WANDER COMPASS BEPPU(WCB)は、交流を大事にする観光案内として運営できていて、再来訪してくれる人も多くて、すごく楽しいです!

どしゃ降りの中、別府を案内してくださった時の写真。真ん中は山陰の元トモダチガイド

━━現在はTH事業部に所属するてぃもさんの、Huberとの出会いを教えてください。
Huberとは、2015年に友人からの紹介で出会いました。
カナダの友だちと日本を一緒に旅したことが原体験となり、Huberがめざす「世界中を友だちに」という世界観に共感して入社を決めました。
友だちだからこそ、その旅が楽しかったというのもあるけれど、そこから「自分のまちを誰かに案内するのを仕事にできたらいいな」と思いはじめるようになりました。そう思っていたタイミングで、友人が当時の副社長と私をつなげてくれました。
その時はHuberも立ち上げ4ヶ月目頃で、まだ「トモダチガイド」も生まれていなかった時だったけど、まさに自分がやりたいと想像していたものを描きはじめている人たちと出会えた、という感じでした。
なので、即決で「一緒にその世界作らせてください!」とジョインしました。

トモダチガイドとは、
その名のとおり、友だちをもてなすように案内をする、Huber独自のガイドスタイルのこと。一般的な観光地だけではなく、自分が住む地域のローカルな場所や、その地域でしか出来ない体験なども提案して案内するのが特徴。


━━トモダチガイドの話をしている時のてぃもさんって、よりいっそう目を輝かせて楽しそうにお話されますよね!
そうかもね〜!本当にトモダチガイドは、やってて楽しかった。自分自身も旅が大好きで、新しいモノ・コト・ヒトに興味があるタイプだから、自分のまちを案内しながら、また新しい発見があって、しかも一緒に楽しめちゃうっていうガイドスタイルが、自分にぴったりなんだよね。

━━原体験となったカナダの友人との日本旅行ですが、どういうきっかけでカナダの友人ができたんですか?
大学生の時に、休学してワーホリに行ったことがあって、その時の語学学校の先生です。先生とその旦那さんが日本に来てくれて、自分もいれて日本人3人で日本を案内しました。

ワーホリには漠然と海外に住んでみたいなぁと思って、トライしました。で、行った先のカナダの語学学校は、サウジアラビア人が運営していて、年1で家族旅行していた私でもカルチャーショックの連続でした...笑。
ヒジャブをつけている女性も多くいて、でも女子だけで集まるときは、ばちばちにおしゃれして、音楽かけて踊りまくってみたいな…で、楽しむところや笑うところの感覚は一緒で。文化は確かに違うのだけれど、何も私と変わらないんだな〜!という発見がありました。

━━ワーホリやってみてどうでしたか?海外に住みたいと思いましたか?
いや〜私はそうでもないかな。
海外に住むなら、1年毎に場所を変えたいかも!笑

━━たしかに、てぃもさんが定住しているイメージないですね。昨年はアドレスホッパー生活をされていましたし。
そうそう。笑 
別府が唯一、定住した街になるのかなぁ。
あまり、場所にこだわりが無いタイプで、いろんな街に行ってみたかったから、アドレスホッパーに挑戦したんだよね。アドレスホッパーをしている中で、ステキなまちも見つけたけど、その中で別府の良さを再実感できたし、巡っていると「この部分、別府に似ているところあるなぁ」と、思うようになっていて、自分の中で好きな街の基準が別府だと気づくようになりました。

別府に、地に足をつけて活動していきたい

━━今年の春、異動したメンバーも多かったですが、てぃもさんはどんな理由で別府に住むことを決めたんですか?
別府に住むのは、大学時代も含めると4回目。何度も出たり入ったり。だから、今年の2022年4月に別府に戻るときは、申し訳ないとか、覚悟しなきゃとか、いろんな気持ちが自分の中にありました。
会社の都合とはいえ、別府で何かをやって、次の業務でまちを出てるから、まだ何も残しきれていないと思っています。なので、もし、次住む時は、地に足をつけたいという気持ちがあって、今回は無期限の別府移住を自分で決めました。とはいえ、自分自身もあちこち出かけたいタイプだから、たまに旅行でふらっと別府を出たりもしたくなる。それでもいいのだろうかと別府の人に相談したら、いいんじゃない?って。

「出て行ったらまたがっかりさせちゃうんじゃ...こんどこそは、もうにずっと居なきゃいけないかも...」とプレッシャーを感じていたけど、そんなに深く考えなくてよいんだと思えて、心が軽くなりました。
そしたら、別府に住むことがより居心地がよくなった気がしたんです。

━━Huber関係で別府で仕事していたのってどれくらいなんですか?

2016年   コミュニティ営業
       サイドバックオフィス(SBO)
2017年   別府のトモダチガイドコミュニティ立ち上げ 1年半
       渋谷の観光案内所_店長 半年
2020年   別府の観光案内所_店長 1年
2021年〜  サービス推進部

年月にすると、2年半くらいかな。こう書き出すと、いろいろやったし、西へ東へ移動してるかも。
最初は、トモダチガイドになってくれる学生コミュニティの立ち上げをやっていました。ガイドコミュニティを作って、いろいろガイドプランとか立ててみたものの、ゲストがいないとはじまらないので、ゲスト集めを頑張っていました。例えば、Airbnbのホストに対して営業をして、彼らのゲストにメール送る時に、トモダチガイドサービスの紹介をしてもらったり、とか。

営業+数字分析してレポーティングをしていたんだけど、けっこう大変でした…。営業のあとに入ったのは、Huber独特のバックオフィス事業部 サイドバックオフィス(SBO)。サッカーのサイドバックのように、現場で何かヘルプが必要になった時に、前線にでるようなバックオフィスのことです。

その当時、2017年に別府でもトモダチガイドを立ち上げることになって、別府に詳しい私が担当になって、半年くらい住むことに。
その後しばらく渋谷の観光案内所WANDER COMPASS(WC)の店長をやっていて、別府にも案WCを出すことになって、また別府に戻ることに。
それが安定したので、サービス推進部に移って、それからはアドレスホッパーだったので、別府を出たり入ったりしてきました。

━━てぃもさんといえば、新しいメンバーに対してのマインド研修の研修担当をされることもあって、私の中では「THE トモダチガイドの人」というイメージなのですが、やはりもう一度トモダチガイドをやりたい想いは強いですか?
はい!間違いなく、復活させたいと思っています。
やっぱり楽しいし、その世界を信じてHuberに入ってきているので、何かしらの形で実現したいです。ただ、難しいのは散々経験したから分かっているし、できなかった悔しさもあります。
だけど、トモダチガイドを通してたくさんの感動があったし、中には人生が変わるきっかけになった大学生もいたので。

━━今までのゲストさんの中で印象に残っている方はいらっしゃいますか?
たくさんいるよ〜!
日本国内や、彼らの国で再会したゲストさんは強く印象に残っているかな。
トモダチガイドのプラットフォームでマッチングした第1号の人には会いに行ったね。香港とインドネシアの人。鎌倉で一緒にお寿司作ったりしました!

他にも、浅草でインドネシアのファミリーを案内、京都でインドネシアの母娘をガイドして。その娘さんは私と同い年だったなぁ。後は、広島でガイドした子。別府で案内した時はカップルだったけど、結婚して、子どもがうまれてて…
あとは、思いがけず再会したスペイン語と英語でトモダチガイドした人、
今ざっとだしたので6人くらいかな。

あとは、メインガイドじゃなくて同行でガイドしたシンガポールのゲストさんにも会ったし、豪徳寺を案内したゲストさんにも会った!

━━すごいですね…何年か前のことなのに、スラスラ出てきますね(マシンガントークでした笑)
どんなトモダチガイドをしたのか、どんな再会したのか、もちろん全部覚えてるよ!
ガイド数は一番多いわけじゃないけれど、いろんなところでトモダチガイドをしているっていうのは私の特徴かも。ペアガイドだからこそ、そこの知識が豊富じゃなくても、組んでガイドをすればできる!という証拠かもね。
自分も旅しながらガイドできたのも良かったな〜!

━━今はどんな業務をされているんですか?
観光案内所に立つ日もあれば、基本的にはTH事業部全体のブランディングに従事しています。観光案内所の月刊のnote記事(TRAVELERS Hub TIMES)を書いたり、新メンバーへの座学研修を担当したり、THの事業概要を今まとめている最中です。
「別府に地に足をつけて活動していきたい」し、「WCBに関わり続けていきたい」と思っているので、今案内所に立ったり、別府の観光人材育成のPJでインターン生を育成しているのもすごく楽しいです。

※TRAVELERS Hub TIMESはこちらからチェック♪

━━観光案内所に立つようにしているのは、どうしてですか?
やっぱり面白いからね!
サービス推進の業務で、Huberが提供するサービスの全てに関わったおかげで、別府の案内所に立って接客することで得られる体験や情報を観光案内所運営の全体へと活かす広い視野を持てるようになったと最近感じています。

各案内所のスタッフから毎日上がっているレポートには目を通し、リアクションもなるべくするようにしています。そうやって耳をかたむけないと、観光案内所業務は膨大な量の情報に流されてしまう。だから意識的に、案内所の現場の情報を取りにいっています。

また、観光案内所で起きているお客さんとの交流は1つ1つ素晴らしいのです。月刊のTRAVELERS Hub TIMESに始まり、そこでのエピソードを記録して、どんな心の動きがあったのかを共有していきたい。そして、交流を大切にした接客を続けていくために、大切にすべきことは何か?引き続き考えていきたいです。

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【編集後記】
今回、別府と本社をつないでオンラインでインタビューしました。会って直接お話しできる方がやっぱりいいですね!インタビューをしてたら、またてぃもさんに会いたくなっちゃいました。
新メンバー向けのトモダチガイドマインドの座学研修では、てぃもさんらしい言葉でトモダチガイドで大切にしていることや、マインドセットが脈々と今でもHuberスタッフに受け継がれていると思います。
TRAVELERS Hub TIMESでも書いてある通り、日々外国人のお客様が増えていることがうかがえます。多くの訪日外国人がまた日本を訪れるようになるのは、もうほんの少し先かもしれませんが、お迎えできるように着々と準備を進めていけたらと思います。
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