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わさびは認知症防止に効果的かもしれないという話

日本食であり、最高の調味料でもある「わさび」。
食欲増進作用、抗寄生虫作用が高いといわれており、お寿司にも使われています。
そんなわさびが、高齢者の認知症予防につながるかもしれないぞ!という面白い研究があったので、みなさんにも紹介します。

わさびが記憶力の維持・改善に役立つ?

この記事は、ワサビが記憶力を高める可能性を示唆する新しい日本の研究について述べています。研究チームは、ワサビの有効成分である6-MSITCが海馬の炎症と酸化レベルを減少させるのではないかと考えていたらしい。

健康的なボランティア72人(平均年齢65.43歳、女性53人)に対して、就寝時に100mgのワサビ抽出物か偽薬を3ヶ月間摂取しました。
ワサビを摂取したグループは、短期記憶と長期記憶の両方で向上が見られました。

具体的には、ワサビを摂取したグループは、以下の点で改善が見られました。

・単語を覚える能力
・数字を覚える能力
・新しい情報を覚える能力
・以前に学んだ情報を思い出す能力

これらの結果は、ワサビが記憶力を高める新しい方法と言っても過言ではなさそうですね。ただし、さらなる研究が必要なので、進捗を待ちましょう。

健康的な高齢者のみを対象とした研究結果なので研究者らは、ワサビを他の年齢層にもテストし、認知症患者の記憶の衰退を遅らせることができるかどうかを調べる予定らしいです、楽しみ。

まとめ

ワサビは、スーパーや八百屋で手軽に購入できる身近な食材です。毎日の食事にワサビを加えることで、記憶力を高める効果が期待できるかもしれません。

以下に、ワサビを摂取する際の注意点をいくつかご紹介します。

・ワサビは、辛み成分であるアリシンを含んでいます。大量に摂取すると、胃の不調や吐き気を引き起こす可能性があるということ。
・ワサビは、血液をサラサラにする作用があります。血液をサラサラにする薬を服用している場合は、医師に相談してからワサビを摂取してください。

ワサビを適量摂取して、健康的な生活を送りましょう。

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