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日々の日記Vol.49 2024年2月12日~2月18日(一週間分まとめてアップ)


2/12

今日は建国記念日の振替休日。

バスで移動中、『世界史を大きく動かした植物』を再読。

ジャガイモは雌雄なく種芋単体で繁殖するため、中世ヨーロッパでは魔女裁判にかけられ、火あぶりになったと言う。

きっとベーコンち玉ねぎも連座で仲良く火あぶり、そこへウスターソースの聖水かけてソースの焦げる匂いが漂う楽しい魔女裁判だったであろう。

庶民は毎年やって欲しかったであろう。

ヨーロッパのお笑い番組から探せば、モンティ・パイソンの「スペイン宗教裁判」みたいなコントを繰り広げる動画が出てくるのではないかと思う。

さて、火あぶりに処されたマグロを猫に献上しよう。

2/13

片田珠美の『一億総ガキ社会』のなかで気になる部分を抜粋する。

「母親が子どもとの間に、自立を妨げる関係をつくってしまうということが、結果として引きこもりの原因となっていることは日本では意外と多いのではないかと考えられる」
 と述べているが、筆者も日々の診療の中で、全く同じような感想を持っている。
 この種の親の多くがおそれているのは、子どもが自立して自分が必要とされなくなることである。それゆえ、「親がいないと何もできない」ことを暗に思い知らせて、子どもが自分に依存した状態から抜け出せないままにしておこうとする。子どもが独立心を示すと、見捨てられたような気持ちを抱く親さえいるが、これは「共依存」にほかならない。

片田珠美 一億総ガキ社会

わたしは18歳で高校卒業と同時に家を出たが実家の援助など期待できない身として自活に努めたが、むしろその方が良かったと思えるので親兄弟と親類縁者にはその点で感謝申し上げたい。

2/14

永井路子の『炎環』を今日も電車移動中に読む。

推薦してくれた彼女が述べていた通り、北条政子は気弱で妹が罪悪感を想起させて操ろうとする術数にはまっており、この姉妹は共依存しているように受け取れる。

『炎環』が直木賞を獲った昭和40年には「トキシック・リレーションシップ(有害な人間関係)」、「毒親」といった固有名詞は存在しなかったが、いまなら先に挙げた固有名詞を出して現代の生きづらさに触れた記事が永井路子が在籍した婦人公論など女性向け雑誌やポータルサイトに掲載され、有害な人間関係を築こうとする毒親、DV彼氏、フレネミーなどから距離を取るよう啓蒙されたことだろう。

のど風邪らしく頻繁にセキが出る。
早く寝て体調を整える。

2/15

昨夜、知人からSNSを介して推薦図書として村上龍の『愛と幻想のファシズム』を紹介してもらう。

いまだのど風邪は回復の兆しもない。首都圏では春一番の突風が吹いたり、最高気温が20度前後と四月の陽気だった。

明日は10度前後まで下がると予測されている。
激しい寒暖差でよけい体調を崩すかもしれない。
今日も早く寝る準備を行う。

2/16

37.5度の熱が出た体が熱く汗が吹き出す。

シャワーで汗を流す間も体から汗が吹き出る感覚がある。

早く寝て自然治癒を待つ。

2/17

熱は36.5まで下がったが、咳がひどい。
おかげで喉も痛い。ヴィックスのど飴を買ってやり過ごしてみる。

2/18

唾を飲むだけで喉と耳が痛むので、日曜でも受診できる病院に向かう。

長い綿棒で鼻の奥からサンプル採取して検査したところコロナに感染していた。

少なくとも22日まで外出は控えた生活を心がけることにする。

そのためにあちこちへコロナ感染と長期療養の連絡を飛ばした。

月曜日午前は報連相で忙しくなるだろう。



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