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人生はトランジションの連続。その時誰に相談するかで選択も変わる!?

『ウィリアム・ブリッジズ』は、私の好きな理論家のひとりです。
ブリッジズといえば【過渡期・転機】。
そして、【終わり⇒ニュートラル⇒始まり】の3段階過程の提唱者。

過程1 何かが終わる

ハッキリ言って、辛い状態です。苦痛です。
学生時代の終わりだったり、
人との別れだったり、
慣れ親しんだ部署との別れだったり、
大切なペットの最期の別れだったり。

私たちは生きていく過程で、
大なり小なりいろいろな「終わり」を体験し続けています。

ここで大事になる考え方は、
「状況の終結」だけではないということ。
「終わる」からこそ、新しい何かが始まる。
・・・とはいえ、やはり辛いですよね。

過程2 ニュートラルゾーン

ニュートラルゾーンは、猶予期間などとも言います。
「終わり」という苦痛体験が、
心へのインパクトが大きければ大きいほど、
苦痛も大きく長引くのではないでしょうか。
そんな時、よくひとりで過ごしたりします。

これは良いことなんです。
(自殺を考えるためのひとりの時間は絶対NGです)

周囲のわずらわしさから一旦開放され、独りになって、
「私が受けているこの苦痛は、どんな意味を持っているのか。」

・・・なんて、なかなか冷静に考えられないですが、
新しいことを始めないといけない!?
という思いにならなくていいんです。
なにげない日常を、ゆっくりと時間をかけて過ごしてみましょう。

このニュートラルゾーンは、焦って通り過ごすところではありません。
周りに迷惑をかけられないだとか、
周囲の目を考えすぎるあまり、
ついつい、自分の心はまだ次に向かっていないにもかかわらず、
もうニュートラルゾーンを超えられた人のようにふるまってしまいます。
これをやると、本来の自分のパフォーマンスではない状態が続いたり、
最悪は心が壊れてしまいます。

ニュートラルゾーンの期間も、はっきり言って楽しいものではありません。
「私、何やってんだろう・・・」
「な~んもやる気が起こらない・・・こんな私じゃなかったはずなのに・・・」
「こんな状態で良いのだろうか・・・」
ネガティブな気持ちになりやすいです。

そうですね、数週間後~数か月後、もっと?
でもいずれ、
「終わり」直後の自分の気持ちとは違う気持が生まれてきています。

過程3 何かの始まり

これまでの苦痛や虚無などというような、強烈な感覚とは違い、
「始まり」はあまり印象的ではありません。
しかし、新たな始まりを知らせる内的なサインは起こっています。
それは、微妙な「なんとなく違うかな~。」というものだと言われています。

たとえば、今まで全く素通りしていた言葉が、
あるときから自分の意識にとどまり始めた時。
とか・・・

ただ、「始まり」の時期には、誘惑と思われる状況も多く訪れます。
心のすき間に入り込んできて、
なかなか抜け出せない状態に陥ってしまいます。
なので、
自分の未来のためには、『楽な道ではなくキビシイ方の道を選ぶ』ことをお勧めします。


人生はトランジションの連続

小さなサインがどのようなカタチになって訪れるのかわかりませんが、
ひとつではないということです。
だから、誘惑的な「始まり」もあるし、
キビシイ「始まり」もあるのだと思います。

「終わり」と「ニュートラルゾーン」を超えてきた自分だけで選択すると、
ラクそうだ、楽しそうだ、という道を選択したいと思ってしまうのだと、
私も想像できます。
だからこそ、こういう局面に来たときは、相談してください。
ただ、相談する人を見誤らないでください。
自身を大切に思ってくれている、愛をもって叱ってくれる、
きっぱりとNOと言ってくれる人に相談してくださいね。

そういう人がいない場合は、
私などの、話しを聴くことを生業としている第3者に頼ってみてください。

大なり小なり、トランジションは必ずついてきます。
「終わり」は、訪れる事実として受け止めるしかないのかもしれませんが、
辛い思いをしたその先は、明るい未来が存在しています。
「始まり」は、選択です。
選択を迷ったときは、相談してください!


今の仕事や今の環境で悩んでいる方、
ペットとの暮らしで悩みを持っている方、
私でよければ、ぜひお話し聴かせてください。
初回30分無料セッションがありますので、ぜひご連絡くださいね!

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