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文学フリマ東京37で出るもの

東京文フリの季節ですね。
直前になりましたが、文学フリマ東京37で出る(関わってる)本についてお知らせです。


①『青春ヘラver.8「シティダーク/アンダーグランドレトロ」』(た-17)

毎度お馴染み、主宰しているサークルの新刊です。今回の特集はヴェイパーウェーブとかニューレトロとかメンヘラとか地雷系とかそういう「都市と闇(病み)とノスタルジー」みたいなものに焦点を当て、ひとつなぎにして考える内容です。自分は「ライトノベルにおける「自殺」表象について」という論考を書いています。場所は「た-17」です。


②『映画大好きポンポさんトリビュート』(た-17)

企画&執筆しました。サークルとして出てはいないんですが、上記大阪大学感傷マゾ研究会のブース「た-17」で委託します。最近は単発でインディペンデントな同人誌を出してなかったので楽しかったです。原稿では「幸福は創造の敵は本当か?──唯美主義と精神分析」という論考を書いています。ワイルドに代表される唯美主義思想とラカン精神分析をポンポさんとジーン君の芸術観に照らして考える内容になっています。

③『この同人音声が聴きたい!』(た-18)

主宰している『この同人音声がすごい!』の既刊を売ります。『この同人音声が聴きたい!vol.1』は切らしているのですが、無料ペーパーなどもありますのでぜひお立ち寄りください。


④『Z世代のフツウ』(せ-29)

共著(ということになっている)本が出ます。13名のZ世代にインタビューして掴んだ最近の動向をまとめた他、座談会、インタビューなど盛りだくさんです。デザイン全般担当してます。


⑤『ボーカロイド文化の現在地』(ち-18)

highlandさん主宰の『ボーカロイド文化の現在地』に寄稿しました。「なぜVTuberの『歌ってみた』にはボカロ曲が多いのか?」という題で、VTuberとボカロの文化的・構造的境界線をクリアにする論考を書きました。歌ってみたリストの作成にも力を入れているのでぜひ。


⑥『ビンダーvol.8』(た-14)

『ビンダーvol.8』に「されど『地球儀』は回り続ける──『君たちはどう生きるか』と米津玄師」を寄稿させて頂きました。『君たちはどう生きるか』を、「なぜ米津玄師だったのか?」という観点から論じた文章は見当たらなかったので、かなり独自性の高い論考になったような気がします。


⑦『もえけん!vol.2』(た-26)

前回に続き『もえけん!』の座談会に参加させて頂きました。会話を回すというよりツッコミ多めな気がしますが、かなり濃い内容で読んでいても楽しかったです。よろしくお願いします。


おまけ

犬吠埼いつきの個人誌に付属するボイスシナリオを書かせて頂きました。書いていて幸せになれる、珍しいタイプの文章で、声がマジで最高です。少量しかないようなのですが、まちかね祭やコミケでぜひ手に入れてください。


以上です。文フリ後はすぐにC103が始まり、そちらでもいくつかお知らせがあるのでまた別途告知します。何卒よろしくお願いいたします。いい加減休みたい!!!!!





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