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2017年9月の記事一覧

「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」で3つのイメージを創造する

「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」で3つのイメージを創造する

 2012年6月からすでに1,652名(内視覚障害者は348名)が参加しているワークショップのお話を二人に聞いた。写真真ん中は代表の林さんの同僚で、中途失明の木下さん、左側の方が視覚障害をもつ参加者(奥様が右側)。鑑賞の仕方は想像していたのとは全く違った。まず晴眼者が、鑑賞対象作品について、「見えること(形や色など)」と、「見えないこと(印象、感想、思い出したことなど)を言葉にする」。それを聞いて

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