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ヘイトアンチ

本性は簡単に伝わる
鈍感すぎる人以外には


『あの人、なんか分からないな』

その程度の小さな違和感から少しだけ、その不可解な挙動を分かろうとしてしまってから、

『あの人は自分のことを良く思ってないな』

と辻褄の合う解答に辿り着くまではそう時間がかからない。

人の感情への感受性が低いとまた話は変わりなんかよく分からない奴だな、で止まったままなのかもしれないけど。

子どもも大人も態度や言葉に滲み出る本心を汲み取る力は想像の何倍も強いと思う。
情熱的な話は情熱をもってするから響くのであって、冷めきった目をした人が夢の尊さを語っても仕方がない。
それと同じように言動の中に散らばるささやかな悪意は、それが本心であればあるほど目立ってしまう。

ステージの上スポットライトに照らされる本性
最悪のキャッチコピーだ!

ともかく皆や私が隠しているつもりでいる悪意や嫌悪や嘲笑は頭隠して尻隠さず状態で相手から見えるところにあったりするということを忘れてはいけない。

嫌いと思う感情は抗えないものだからそのままで全く問題ないと思うけど
嫌いでも傷つけるべきではない相手というのがいる(傷つけていい相手がいるのかは置いといて)。
そういう相手は決まって、悪い所が目立っていて良い所を見逃していたり、相性が悪いだけで性格が悪いと判断していたり、周りからの噂を鵜呑みにしていたり、そういう決めつけの結果嫌いになっている。簡単に言うと偏見。

偏見を持ったまま接していると当然それが相手に伝わってしまったり偏見でものを言った結果傷つけてしまったりその結果恨まれてしまったりということが起きる。

やはりトラブルになってから
「そういうつもりじゃなかった」
とか嘘をついても嘘くさすぎるし元から無い信頼がさらに遠くへ行ってしまう。

自分が持っている本心が穢れの無い純粋なものなのか、色眼鏡を通して見えているだけの偏見なのか、分かっていないと失敗する。
失言を口走って関係に必要なかった亀裂を走らせたりもっと悪い場合だと周りの人からの信頼を損なったりさらに悪い場合だと職を失ったりする。それらを総称して失敗と呼んでいます。

あの人に対して感じているネガティブな感情が純心か偏見か能動的に判断していないと野生本能で感情表出することになるからいつも立ち止まって見つめ直すことは大事だ。

何事も勢いがありすぎると良くない。
舞い上がっているときも怒っているときも悲しんでいるときも勢いに任せている状態のときは、理性がどこかへ飛んでいってしまっているからほぼ人間の体をなしていないと言ってしまいたい。
動物と言ったほうが適切だな。
人間は元々動物でしたっけ。


愛情や好意はなかなかうまく伝わらないのに悪意や憎悪はめちゃくちゃ簡単だ。
一言の威力も何倍もある。

悪口のクライマックスでよく登場する2文字のあの言葉、あれを言ったら一生相手の記憶に残るぐらいのインパクトを残せるけど
「好き」ぐらいはきっと5年後には薄れ遠のいているのだろうな。


偏見によるアンチやヘイトはきっと反撃と不快な感情しか生まない。

傷つけるべきでない相手に偏見という矢をぶっぱなさないように
その矢で相手を貫いてしまわないように
基本的に立場や年齢や性別や能力を問わずリスペクトの精神を持っていることがやはり重要だったりするのではないでしょうか。
それをして初めてリスペクトされていい人になれるのではないでしょうか。

見つけようとしていないだけでどこかに魅力があるかも


リスペクトフォーユー!

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