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「双子の親」とは何か?| 双子親考‘24 ① #022

最近「双子だから〇〇」という感覚が何となく薄れてきました。
「大変だー」と感じている時も、「双子だからなぁ(しんど)」ではなくて「赤ちゃんが二人だからそりゃ大変だよなぁ(さとり)」と捉えるようになりました。
このあたりの感覚をうまく言語化できるか分かりませんが、とりあえず今の思うところを残しておこうと思います。

「大変」なのは皆一緒

実際、双子育児は大変です。具体的なことは枚挙にいとまがありません。

それでもです。

他のパパママの話を聞いてみたり、私たちの一人目の時を思い返してみたら、どんな親でも皆それぞれの「大変」があることに気付きます。はたから見ているだけでは分からない大変さや辛さも沢山あるものです。
どの家族でも、次々と湧き出る課題や問題を力を合わせて一つづつ解決していくしかありません。本当は大変さに大小はあるのかもしれませんが、それを人と比べることには何の意味もありません。どんなことだって、結局は自分たちが解決するしかないんですから。

そんなプチ悟りの境地に達して改めて考えてみました。
普段の生活で「双子だから大変だなー」と思っていたことの9割位は、冷静に考えると「親は皆大変」の広い括りに入っているのではないか。
少なくとも自分はそう思えたんです。

子育てにおいて何かの問題が同時に発生したとき、その負荷は指数関数的に増えます。双子親はそのシチュエーションが多いとはもちろん言えるでしょう。
でもだからといって、双子だから大変!(to自分)とか、ごめんね〜(to子供達)のようには捉えないようにしています。
繰り返しですが、比べたって何の意味も無いですし。そしてどんな親も家庭も、結局は大変なんですから。

考えのきっかけ

我が家の双子は二卵性で性別も女・男。性格も全然違います。そんな双子を見ていると、「双子」じゃなくてやっぱり普通に「姉・弟」だよなぁと感じます。実はその感覚は双子が生まれた頃からありました。
Xやnoteを始める時にも、結果的に軸足は「双子親」よりも「三児親」かもしれないと予感してアカウントも今の名前にしています。
そのあたりの考察は発信しながら深めようと思っていました。今回のシリーズはその途中経過ですね。

一旦まとめ

言語化って難しいですね。
これからの経験を通じて考えは変わるかもしれませんがあしからず。変わったらまた記事を書きます。
次の記事では、私が考える「双子親が本当に特別なこと」とは何なのかを書いてみようと思います。

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