マガジンのカバー画像

「また、読み返したい。」note保存記事

267
また読み返したいような、noteの記事を保存していきます。
運営しているクリエイター

2021年1月の記事一覧

編集者の仕事とは「読み手の感情」を設計すること

編集者の仕事とはいったい何でしょうか? 編集者は日々、書き手の文章をよりわかりやすくしたり、よりおもしろくしたり、アドバイスすることで書き手の文章をよりよくするお手伝いをしています。 外から見ると、完全に「文章をいじっている仕事」です。(もちろん文章だけではなく、写真だったり、イラストだったり、パッケージや売り方などをディレクションする仕事でもありますが……。) 編集者とは、本を作る仕事。 編集者とは、Webメディアを作る仕事。 編集者とは、文章を編み上げる仕事。 編集

北の国から、おしらせと近況報告

noteに文章を載せるのは一体いつぶりだろうということで、すこしの緊張感もありつつキーボードを叩いております。キーボードといえば、重い腰をあげて数年ぶりにMacを新調したら(そう、話題のM1くんです)、今までの苦労はなんだったんだというサクサク快適な使い心地で、キーボードの打鍵感もほどよくて、画面もくっきりはっきり美しくて、え、現代こんなに進んでたの?と浦島太郎の気分です。 そして今回から、note以外の場所でも読めるようにしたいなと思って、Notionでも公開することにし

突撃!隣の在宅デスク

リモートワーク・在宅勤務が当たり前になって、「働いている雰囲気」を感じづらくなりましたよね。以前であれば、オフィスで働いている様子を写真に撮れば伝わったものが、そうはいかなくなりましたし。 オフィスがダメなら自宅だ!ということで、「突撃!となりの在宅デスク」と称して社員のデスク環境を紹介します。ご笑覧くださいませ。 入力デバイスへのこだわり! デザイナー きよそねさんいきなりいかついのがきました!トリプルモニタに多くの入力デバイス。スタンドマイクも見えてこだわりがビンビン

現代における経営層の仕事は、どこに行っても食っていける人材を育てて、その人材があえて働き続けたいと思う環境を作る事だ

先日、こんなつぶやきがそこそこの反響を得て、更にはnoteにまとめてほしいという奇特な方まで現れたのでまとめておこうと筆を執った。また、いくつかリプライを貰う中で不思議な事も解ってきたのでそれもふまえて書いていく。 これから待ち受けているのは、流動性の高い転職前提の社会これは面接などで必ず話す事なのだけれど、昭和や平成と違い、現代において一生同じ会社に勤め上げるなんてことは最早誰も想像もしていないだろう。現在は新型コロナウイルス感染症によって隠れているが、思い出してほしい。

LinkedIn(リンクトイン)などで、「発信しないと、存在しないのも同じ」 を実感したこと

 SNSを続けるのは、めんどくさい。なんせ時間を食う。もしSNSをやってなければ、他に多くのことができると思う。そして、最近はさらにLinkedIn(リンクトイン)に力を入れるようになった。  では、それを後悔しているか? ぜんぜん。それよりむしろ、もっと早くツイッターやリンクトインをやってたら良かったと思ってる。  ツイッターやリンクトインを始めてから(正確にいうと、ある程度フォロワーさんが増えてから)、身のまわりの世界は変わった。それまではFacebookだけを使って

発信を躊躇している人へ「最後のひと押し」

SNSでの発信を躊躇している人は、こんなことを考えています。 「『こんなことしか書けないのか』とバカにされそう」 「思考が浅いのがバレるのが恥ずかしい」 「頭がよくないと思われるのがイヤだ」 ぼくも「公開」ボタンを押す前によくそう思います。記事を読んで笑われたらどうしようって。 でも、そこでこう思い直すんです。 発表しなかったからといって、思考が磨かれていくわけでも、頭がよくなるわけでも、文章がうまくなるわけでもない。 考えてみれば当たり前のことです。 自分の思考

伝わらない文章には「○○○」がいない

「がんばって書いているのにあんまり読まれない」 「うまく書いているつもりなのになぜか伝わらない」 そんな悩みをよく耳にします。 伝わる文章と伝わらない文章の違いはどこにあるのでしょうか? それは文章のなかに「あなた」がいるかどうかです。 「ん?」と思われた方も多いかと思いますが、ちょっと例を出します。 業界初! 800万画素を実現! パンフレットなどでよく見るような文です。 ここにあるのは「私」でしょうか? 「あなた」でしょうか? 「業界初だよ! すごいでしょ