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番外 小川洋子『密やかな結晶』

先日、退院のおしらせをし申し上げた際には、1カ月以上のブランクにもかかわらずたくさんのスキをいただきまして、ありがとうございました。
今回は入院中に読んだ本について。

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入院中には、本を55冊(マンガ約40冊を含む)ほど読みました(スマホでです)。

さて、読んだ中で最も心に残ったのが、小川洋子さんの『密やかな結晶』。
ある島で、ものやことがひとずつ消滅していくという、おそろしくも美しい物語です。

この本を読みはじめてすぐに、あ、これは『アンネの日記』だなと思いました。

小川さんの『アンネの日記』、小川さんの「アンネの日記の物語」。
私が何を言いたいかは、実際に読んで感じてください。

むずかしくはなく、むしろ読みやすい。しかし、読み切るのはしんどいかも。でも、読み切ったあとには、とても充実した「物語」の世界を知ることになると思います。

日本人でノーベル文学賞をとれるならば、小川さんにあげたいな。

ほかには、平野啓一郎さんの『本心』『ある男』もよかっ0たです。

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読んでいただけただけでうれしいです。