Hydrogen to X

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Hydrogen to x公式noteです。私たちは、水素エネルギーの社会実装のあり方を探究するU30の研究集団であり、さまざまな企業と共に水素エネルギーの未知なる可能性の発掘を支援しています。このnoteではHxが行ったリサーチや対話を通じて見つけたインサイトをお知らせします。

マガジン

  • #水素エネルギーと私

    • 6本

    Hydrogen to Xのメンバーが水素エネルギーの好きなところについて書いてくマガジンです。

  • 水素エネルギーFWレポート

    Hxは水素エネルギーの実装を進める地域や企業に出向きFWを行っています。その際の記録を定期的にレポートします

  • ドローン×水素エネルギー リサーチ

    • 2本

    Hxのメンバーが水素エネルギーなどの業界動向・先端技術・業界発表を扱い、リサーチ記事を書くマガジン

最近の記事

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NPO法人として"Hydrogen to x"を立ち上げる理由

Hydrogen to x (通称Hx)共同代表のしげまです。この度、私たちHxはNPO立ち上げ申請をすることにいたしました。水素社会の社会実装イノベーションを起こしていきたい、これを先導できる場所を作っていきたい、というモチベーションでNPO立ち上げをする運びとなりました。 ここ数日はメンバーの協力も仰ぎながら水素関連のnoteを更新して水素関連の情報やリサーチ内容を発信したり、Podcastにゲストを招いて水素社会に関わるモチベーションをヒアリングしたりと、活動が広がり

    • 水素の最新技術紹介 ver5. まちづくり

      こんにちは!Hydrogen to X (以下Hx) です。数回にわたって、「水素が社会でどのように使われているか」をテーマに、最新技術を紹介していきます。 水素と聞くと、「環境に優しい」けど「実現可能性が低い」といった印象を持つ方が多いのではないでしょうか?しかし近年の技術の進化によって、水素導入が一歩手前になるところまで来ています! 本連載を通して、水素をより身近なものとして認識頂けると幸いです。 最終回は「まちづくり」です。これまで、自動車、音楽、料理、美容と、人の生

      • 水素の最新技術紹介 ver4. 美容

        こんにちは!Hydrogen to X (以下Hx) です。数回にわたって、「水素が社会でどのように使われているか」をテーマに、最新技術を紹介していきます。 水素と聞くと、「環境に優しい」けど「実現可能性が低い」といった印象を持つ方が多いのではないでしょうか?しかし近年の技術の進化によって、水素導入が一歩手前になるところまで来ています! 本連載を通して、水素をより身近なものとして認識頂けると幸いです。 第4回は「美容」です!水素水は最近目にする機会が多くなってきたのではない

        • 水素の最新技術紹介 ver3. 料理

          こんにちは!Hydrogen to X (以下Hx) です。数回にわたって、「水素が社会でどのように使われているか」をテーマに、最新技術を紹介していきます。 水素と聞くと、「環境に優しい」けど「実現可能性が低い」といった印象を持つ方が多いのではないでしょうか?しかし近年の技術の進化によって、水素導入が一歩手前になるところまで来ています! 本連載を通して、水素をより身近なものとして認識頂けると幸いです。 今回は、「料理」です!水素を直接燃焼させて調理を行います。恐らく水素と料

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        NPO法人として"Hydrogen to x"を立ち上げる理由

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        記事

          水素の最新技術紹介 ver2. エンタメ

          こんにちは!Hydrogen to X (以下Hx) です。数回にわたって、「水素が社会でどのように使われているか」をテーマに、最新技術を紹介していきます。 水素と聞くと、「環境に優しい」けど「実現可能性が低い」といった印象を持つ方が多いのではないでしょうか?しかし近年の技術の進化によって、水素導入が一歩手前になるところまで来ています! 本連載を通して、水素をより身近なものとして認識頂けると幸いです。 第2回は「エンタメ」です!水素エネルギーを使って音楽・お笑いイベントを行

          水素の最新技術紹介 ver2. エンタメ

          水素の最新技術紹介 ver.1 モビリティ

          こんにちは!Hydrogen to X (以下Hx) です。数回にわたって、「水素が社会でどのように使われているか」をテーマに、最新技術を紹介していきます。 水素と聞くと、「環境に優しい」けど「実現可能性が低い」といった印象を持つ方が多いのではないでしょうか?しかし近年の技術の進化によって、水素導入が一歩手前になるところまで来ています! 本連載を通して、水素をより身近なものとして認識頂けると幸いです。 第1回のテーマは「モビリティ」です!「水素自動車」は、馴染みのある方も多

          水素の最新技術紹介 ver.1 モビリティ

          HIOKI見学〜安心の電気インフラを支える測定技術の秘密とは〜

          Hx代表の重政です! 8月29日、HIOKIさんを訪問しました。 詳細はこれからゆっくりお話しするとして、とにかく素敵な会社で、いろんな人のこの会社さんの良さをシェアしたくて文章を書きます。 そもそもどんな会社?というところは僕の口で軽く説明しますが、より正確な情報は公式HPをご参照ください↓↓ https://www.hioki.co.jp/jp/ 電気計測技術を開発するメーカー:HIOKI電気工学、電気化学系の研究室にいる人であればこの会社を知らない人はおそらくいな

          HIOKI見学〜安心の電気インフラを支える測定技術の秘密とは〜

          脱炭素化をして再エネに移行する社会動向の根拠とは?~データでみる地球温暖化~

          我々Hxは,人類が長年頼ってきた化石燃料に代わる新たなエネルギーとして,主に水素エネルギーを普及する活動をしています. 今回は水素ではなく何故従来の化石燃料から脱却し,再生可能エネルギーへ転換を目指すのかを明確にするため,化石燃料が抱えている問題を調査してみようと思います. 化石燃料を辞めて再生可能エネルギーにしていこうよ,という社会動向の根拠には大きく分けて下記の通り2つあると思います. ①このまま使い続けると化石燃料が枯渇してしまうから ②化石燃料を使う時に排出され

          脱炭素化をして再エネに移行する社会動向の根拠とは?~データでみる地球温暖化~

          水素バスの使命

          Hydrogen to X(以下Hx)は「水素エネルギー業界をさらに盛り上げる」というMissionをもち、水素エネルギーの情報発信を主にし活動しています。 SNSに上がる水素エネルギーの話題として最も多いのが、水素とモビリティ、とりわけ水素バス(燃料電池バス)であるように感じます。 https://twitter.com/start_xwinsh/status/1657306999623909381?s=20 https://twitter.com/mainichi_O

          水素バスの使命

          水素の”ポテンシャル”はどこに?~出力密度に着目した技術比較~

          昨今、エネルギー(平たく電気)をどこから得るのだろう、という議論があちこちで聞こえます。”再生可能エネルギーを増やすべき”、”自動車の燃料はバッテリーへの転換を!”、”水素は究極のクリーンエネルギーだ!”、など。でもこの議論の終着点はどこにあるのでしょう。 結論、”終着点などない”、というのがエネルギー専門家としての僕の見解になります。そもそもエネルギーの形は何種類とあるわけで、それを一つに限定する必要などどこにもないのです。適材適所でその場所・シチュエーションに適応した電

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          水素の”ポテンシャル”はどこに?~出力密度に着目した技…

          水素の色 ~青なの?赤なの?緑なの?~

          以前の記事で、水素バスはこれから人々の水素への印象を向上させるという使命をもっているのではないか、と述べました。その水素バスの写真を見ていると、青基調のものが多い一方で、赤基調や緑基調のものもあります。 -水素バスのnoteのリンクを入れる- そこでこの記事では、「水素は一体何色のイメージがよいのだろうか」という問いを深堀りしていきます。 水素は青のイメージ? 水素バスと聞いてまず青色を思い浮かべた方が多いのではないでしょうか。水素という単語に「水」が含まれていることや、

          水素の色 ~青なの?赤なの?緑なの?~

          水素エネルギー100年史

          水素エネルギーに関する歴史は非常に興味深いもので、過去100年以上にわたって多くの進歩がありました。以下に、その主要な出来事と発展をまとめていきます。 〜20世紀初頭水の電気分解の成功 1789年にA.van TroostwijkとJ.Diemannが水電解の起源とされる実験を行い、その後の1800年に、W.NicholsonとA.Carlisleがボルタ電池を使って水の電気分解に成功しました。ここから、水電解の発展が続いていくことになります。 その後、1902年には4

          水素エネルギー100年史

          五島市FWー観光編ー

          1日目 1 五島手延うどん おっどん亭 参考:五島手延うどん振興協議会 -五島うどんの歴史- (goto-tenobeudon.jp) 実は、五島うどんは日本三大うどんと言われ、有名なんです。かつて五島は、遣唐使の寄港地だったので、中国からうどんの文化が伝わったそうです。 おっどん亭は、製麺所が運営しているので、美味しい五島うどんを食べることが出来ます。「地獄炊きうどん」を食べたのですが、麺にこしがあり、麺のつゆもあごだしでとても美味しかったです。 2 三井楽遣唐使ふる

          五島市FWー観光編ー

          五島市FWー成果報告編ー

          この記事では、日程に沿って、それぞれの場所での学びを報告していきたいと思います。 また、それぞれの施設について事前調査した内容は以下のリンクにまとめてあります。是非この投稿の前に一読いただければ幸いです。 五島市FWー事前調査編ー 1日目 〇福江港二階浮体模型見学 浮体式洋上風力の模型の解説がありました。また、遠くに洋上風力が見えました。 〇岐宿燃料電池船、造船所見学 水素船の実証実験として使われていた船が陸に置かれていました。2年前ほどから使われなくなったそう

          五島市FWー成果報告編ー

          五島市FWー事前調査編ー

          日本で最も先駆けて水素サプライチェーン実証に取り組んだ自治体を見に行きたいこれが私たち”Hx”が五島に辿り着いた最初の理由でした。 五島市では、平成26年度より環境省主導で水素サプライチェーン(SC)実証試験が実施された場所でした(サイト参照)。 こちらは水素SC実証試験としては最先端を行くプロジェクトの一つとして取り組まれましたが、実証には至らずわずか2年足らずで頓挫してしまいました。 水素社会実装を実現したい私たちとしては、頓挫してしまったのが悔しすぎる。何故頓挫してし

          五島市FWー事前調査編ー

          ドローン業界における”水素”の可能性とは?〜RoboDEX見学会〜

          2023年2月、GIA水素会は水素ドローンの研究開発を行っている 「RoboDEX」さんを訪問し、水素や水素ドローンに関してどのような協働ができるかを議論しました。 この記事では、今回学んだ内容を紹介するとともに、今後の水素会の活動方針について報告します。 RoboDEXさんの会社HPはこちら → RoboDEX Inc. 今回の見学会のVlogも公開しています!ぜひご覧ください! →https://youtu.be/CICY7lkecBs なぜ水素ドローンなのか?バ

          ドローン業界における”水素”の可能性とは?〜RoboDEX見学会〜