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結果ではなく過程をコントロール:自分だけの未来を創り出す方法

皆さん、こんにちは。Hyko/ヒコです。

この記事では、自分の未来は自分の力で変えることができるということを熱弁する回にしたいと思います。

僕は、自分の未来は、「何を選択したか」ではなく、「選択した後にどう行動したか」で決まると思っています。

現在はIT業界にいる僕ですが、これまで10年間のバドミントン選手としてのアスリート生活を経てからの海外の大学進学、ロンドンをベースにファッション業界でお仕事をし、ベトナムのダナンでIT業界に関わってきました。

詳しく知りたい方は大作にはなりますが、以下の3つの社内インタビュー記事を読んで頂ければと思います。
第一回【CEOインタビュー】素直に生きることが人生を楽しくする
第二回【CEOインタビュー】とりあえずやってみる、そして全力でやり切る
第三回【CEOインタビュー】僕の人生で一貫していること

このようにして、スポーツ、ファッション、ITと多岐にわたる業界を様々な国で経験し、今に至ります。

今では、何となく形になってきて全てが繋がり始めていますが、はじめからそうだったわけではありません。

バドミントンをやろうと思ったときも、海外にいくことを決めたときも、ファッションの道を選んだときも、IT業界に転職したときも、めちゃくちゃ深く考えてそれらの道を選んだかというと正直全然そんなことないです。

けれど全ての道で共通していることは、「自分がコントロールできることをやり抜く」ということです。

これだけは必ずやってきました。

その積み重ねが今に繋がっていることは間違いないです。

だから、自分の人生を通じて、大切なのは何を選択するかではなく選択した後の自分の取り組みだと感じています。

このnoteでは、人生をコントロールするための以下3つについて解説していきます。

・「結果」は直接コントロールできないもの
・「過程」は直接コントロールできるもの
・「選択」「過程」「結果」の3つの関係を正しく理解する

はじめに

ちなみに皆さんはこれまでの人生の中で「後悔」ってありますか?

例えば、
ちょっと運動できたからってスポーツ推薦の学校に行かずに、普通に進学校に行っていれば今頃は大企業に就職して安定した生活を送っていただろうな・・・とか。

もっと小さい頃から英語を習っていたら今頃は海外で・・・とか

もし〇〇をしていたら今頃は・・・。

こんな感じで後悔している方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか。

しかしこれらに関して僕は疑問があります。

本当に違う選択をしていたら今の人生よりもっと素敵な人生を送ることができていたのか?ということです。

どうしても人生の全てを選択が決めてしまうとは思えないんです。

同じ選択をしても異なる結果の人は世の中に沢山いますよね。

僕はこれまでの経験から人生を自分でコントロールできると思っています。

その人生をコントロールできているかできていないかの指標になるのが結果から得る満足や後悔だと思います。

結果がよければ満足できていい人生だと思う。

結果が悪ければ後悔して自分の人生なんて。。。と思う。

これは当たり前のことですよね。

では、結果がどこからくるかというと過程からです。

このあたりを整理し正しく理解すれば、誰もが人生をコントロールできるはずです。

それではまず結果についてしっかり理解していきたいと思います。

「結果」は直接コントロールできないもの

「結果」って何?とChatGPTに聞いてみました。そうしたら以下のように返ってきました。

「結果」という単語は、ある行動や過程、出来事、実験などが終わった後に得られる最終的な状態やデータ、アウトカムを指すのが一般的です。
これは実験の結果、試験の結果、ある行動の結果といった具体的な状況に使われることもあります。例えば、科学的な実験のコンテクストでは、「結果」は実験を通じて得られるデータや観察を指します。
また、スポーツの試合の場合、「結果」は試合の最終的なスコアや勝者を指すことがあります。なお、「結果」という言葉は、時には因果関係を示すためにも使われます。例えば、「雨が降った結果、試合が中止になった」という場合、ある出来事(この場合は雨)が別の出来事(試合の中止)を引き起こしたという関係を示しています。

つまり、「結果」とは何かしらの過程から得る最終形態ということです。

例えば、
徹夜をして勉強してテストで100点をとる。

綿密な計画を立てプロジェクトを進行し、決められた仕様を満たし、期日に間に合わせることができた。

100点がとれた。プロジェクトが成功した。

これらも全て結果ですよね。

これらの結果には必ず原因や行為が関係しています。

「結果」は、我々が直接コントロールできるものではなく、我々の行動、選択、努力、または特定の過程や状況の結末を反映するものです。

しかしそれは言うまでもなく、我々が選択や行動を通じて間接的に影響を与えることができます。

例えば、学生が試験に合格するために勉強するとします。

学生は自分の学習時間を管理し、教材を選択し、勉強の方法を決めることができます。

これらの要素は全て学生のコントロール下にあります。

しかし、試験の「結果」自体は、直接コントロールできるものではありません。

それは学生の行動や選択、そして試験の難易度や内容など、さまざまな要素によって決定されます。

同様に、ビジネスでは、製品の売上や利益は直接コントロールできるものではなく、それらはマーケティング戦略、顧客のニーズ、市場の動向など、さまざまな要素の結果として現れます。

なので「結果」は通常、直接コントロールすることはできませんが、適切な行動や戦略を通して間接的に影響を与えることは可能です。

良い結果を得たければ、結果ではなく過程にフォーカスしなければならないということです。

では、次は「過程」について考えていきます。

「過程」は直接コントロールできるもの

次は「過程」って何?とChatGPTに聞いてみると以下のように返ってきました。

「過程」は、特定の開始点から終了点までの一連の行動や段階、または出来事を指します。それは特定の目標を達成するため、または特定の状況や結果を生み出すために進行する一連のステップを含む可能性があります。例えば、製品の製造過程は、原材料の選択から製品の組み立て、品質検査、パッケージング、そして最終的な出荷までの一連のステップを含むかもしれません。また、科学的な研究の過程では、仮説の生成、実験設計、データ収集、結果の解析、そして結論の形成といったステップが含まれます。学習過程は、新しい情報の獲得、理解、練習、そして習得といった一連のステージを経るかもしれません。これらの例のように、過程は目標を達成するために必要な各ステップや行動、または状況を指す一般的な用語です。そして、結果はこの過程の結末、つまり最終的なアウトカムを指します。

結果に達するまでの道筋には色んな要素が詰まっています。

その一つが手段です。

過程の中で僕たちは様々な手段を駆使して期待する結果を得るよう努力します。

例えば、アプリのエンジニアになりたいと思ったら以下の3つくらいはパッと思い浮かびます。

・プログラミングスクールにお金を払って通う。
・IT企業にエンジニアのインターンとして入る。
・独学で学んでフリーランスとして経験を積んでいく。

これらは全てエンジニアになるという結果を達成するための様々な手段です。

数え切れないほどの手段の数が存在するので、どれが正しいかはわかりません。

それはその人の性格やその人がその時置かれている状況によって選べる手段も変わってきます。

なので過程の中で自分がコントロールできることは何かというと、継続改善です。

「継続」と「改善」は個人的な成長や組織の成功にとって非常に重要な要素です。

「継続」は、特定の行動や習慣、プロジェクト、または取り組みを一定期間にわたって持続し続けることを指します。

継続は目標を達成するために必要なスキルや知識を獲得したり、望む結果を得るためには必要な時間が必要です。

これは新しいスキルを習得するための学習、体重を減らすための運動、新しいビジネスを成功させるための取り組みなど、さまざまな状況に適用できます。

一方、「改善」は、現状をより良い状態にするための行動または過程を指します。

これは個々のスキル、製品の品質、組織の効率性、プロセスの効果性など、さまざまな領域で行うことができます。

改善は評価と反省のサイクルを通じて行われ、何が上手くいっていて何に改善が必要かを理解することから始まります。

これらの両方を、組み合わせて使うことが最も効果的です。

継続的な取り組みを通じて経験と知識を蓄積し、一方で改善の過程を通して、何が上手くいっていて何に改善が必要かを定期的に評価し、その結果を取り組みにフィードバックします。

これは、さまざまな領域で目標を達成するための効果的なアプローチとして広く認識されています。

どんな手段でも継続して取り組めない人には悪い結果も良い結果も得ることはできません。

あと、ずーっと同じことをして改善できないこともダメです。少しずつ良くする努力をしないといけません。

何が言いたいかって、ここの部分が唯一自分でどうにかできることなんです。

だからこれらに集中しないとダメなんですよ。

「選択」「過程」「結果」の3つの関係を正しく理解する

ここまでくると、結果過程は密接な関係がありますが、冒頭の例で上げていた「〇〇を選んでいれば」という選択結果とは直接関係ないことが分かります。

「選択」「過程」「結果」の3つは、ある目標を達成するための行動のパターンや一連のステップを表すのに役立つ概念です。以下にその関係性を説明します。

選択: 
これはある目標に向けた初期のステップで、我々が何をするか、どのようにそれを行うか、どの道を進むかを決める行動です。選択はしばしば情報、経験、価値観、目標に基づいて行われ、その結果として特定の行動パターンや道筋が確定します。 

過程: 
選択した行動や道筋を実行に移す段階が過程です。これには一連のアクション、ステップ、または行動が含まれ、選択した目標に向けて前進します。過程は時間と労力を必要とし、途中で遭遇する課題や困難に対処する必要があります。 

結果:
これは過程を通じて行われた行動や選択の最終的な結果またはアウトカムです。結果は成功の度合いを測る指標となることが多く、それによって初期の選択や過程がどの程度効果的であったかを評価することができます。 

「選択」「過程」「結果」の3つは連続したサイクルを形成することが多いです。つまり、結果を評価し、その結果に基づいて新たな選択を行い、新たな過程を経て、新たな結果を得るというサイクルです。

この反復的なプロセスは継続的な改善と学習を可能にし、目標達成に向けた進行を助けます。

著名な方々もこれに関する名言を残しています。

論理学においては、過程と結果は等価である。
(引用:ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン)

私は結果を先に約束する人間ではない。約束できることはベストをつくすことだ。
(引用:アルベルト ザッケローニ) 

今の時代、日本から海外の大学に留学する人は星の数ほどいます。

ですが、その中に卒業後に英語を使ってコミュニケーションを取れる人がどれくらいいるのでしょうか。

多様性を経験し受け入れそれを活かせる人はどれくらいいるのでしょうか。

同じ選択をして結果が違うなんて当たり前のことです。重要なのは何を選択したかではなくて選択した後に何ができたかではないでしょうか。

最後に

今回のnoteでは、"自分の未来は自分の力で変えることができる"というテーマについて熱く語りました。

そして、未来は単に「何を選択したか」ではなく、「選択した後にどう行動したか」で決まるという信念について分かち合えたかと思います。

人生を自分自身でコントロールするための3つの重要なポイント
1.「結果」は直接コントロールできないもの
2.「過程」は直接コントロールできるもの
3.「選択」「過程」「結果」の3つの関係を正しく理解する

ここまで選択、過程、結果に分解し、「全ては選択ではなく、選択した後の行動である」ということについて考えてきました。

僕たちは、人生の中で色々選択を迫られることがあります。

しかし、自分が何を選ぶかということに時間をかけるよりも、選んでそれをどう正解にするかを考え行動することに時間をかけたほうが良いと思っています。

世界の未来なんてどうなるか分かりません。

自分の未来もどうなるかなんて誰にも分かりません。

だから自分がコントロールできる範囲を見極めて、行動に移し、それに時間をかけたほうが良いと思うんです。

もし選択がその先の全てを決めるとしたら、それはギャンブルと一緒ですよね。

そんなんだったら何かを選択して決断することなんて怖くてできないです。
全てはまずは選択しやってみることではないでしょうか。

なぜなら全ては何を選択したかではなく、何を行動したかなので。

では今日はこのへんで。

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