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伊藤貫さんの世界の分析は殆ど正しい。最後の結論部分が何故、核保有となるのか?核保有への誘いは、日本攻撃の絶好の口実となる。

みなさんおはようございます。2024年令和6年5/6日月曜日、朝の5:26分を廻りました。立憲民主党の衆議院議員、原口一博です。
みなさんにですね、ほんと、パブコメのお礼‥ていうか、まだおわってません。5/7、明日が、締め切り日ですね。(※24/5/6日朝の投稿)

先ほど、憲法の緊急事態条項―これが、いかに邪悪なものか。。危険なものかって言うお話をしましたが、これをですね、類似のモノをテーマを絞って閣議決定だけでやっていこうと。これが、岸田内閣の本質です。
[※この政権の「閣議決定」体質は、前政権-安倍内閣期にしっかりと確立。文字起こし者記]
で、もうみなさん。見破っておられるようにですね‥。彼らがいかにですね、国民を見ていないか。ってか日本を間違った方向に持ってってるか。
そして、これを止めなきゃいけない、っていうことをですね。みなさんがお気づきになっております。
本当にありがとうございます、パブリックコメントを、多くの皆さんに出して戴いて、もう今85,000ですかね、ということです。
で、先週ですね。及川幸久さんを発起人とする、The Core Forum っていうものがございました。私も、一回会わしてほしいと、お姉さんに頼んでるんですが、伊藤貫さんです、お生まれになった‥東京でですね。東京大学経済学部卒。コーネル大学で国際政治学を学んで、ワシントンDCに36年間、在住されて、まぁ、ワシントンのビジネスコンサルティング会社と、ロビーイスト事務所で、経済分析と外交分析とをなさり、日米欧の新聞雑誌TVで、国際政治と経済問題の解説。著書に、「自滅するアメリカ帝国」文春新書 /「残る外交三賢人」(中公新書)等、たくさんの(著作があり)、ま論客中の論客ですね。私も、大変尊敬をしていてですね――え‥結論部分以外は、ですね。え~伊藤さんが仰っていることは、ですね。極めて正しい。え~‥ミアシャイマーさんとか、ジョージ・ケナンさんとか、ま昨年亡くなった、キッシンジャーさんですね。そういう方々の、考え方に、近い‥。
まあほんとにこの、戦争を回避するためにもですね、とても大事な考え方だと思います。
で‥そこで、これ、許可を取ってませんので、動画を流す訳にはいきませんけども、これですね。。
山岡鉄秀先生[情報戦略アナリスト。2014年4月豪州ストラスフィールド市で中韓反日団体が仕掛ける慰安婦像公有地設置計画への反対運動を展開。現在は日本を拠点]‥この方あのぅ、私のWCHの議連のですね、アドヴァイザーもしてくださって‥議連の振り返りもご一緒してくださったりしてる方ですが‥こう仰ってますね。
え~、占領期の、洗脳政策はキツかった。しかしその詳細が、研究者によって明らかになっても、日本が、「一向に自立できない」のは何故か。自民党も社会党も、CIA から金をもらって来たのだから。右も左も、最初っから自立する気などなかったのであって、それが、日本がいつまでも自立できない本当の理由なのだ。属国の証明だ、と。
で、伊藤貫さんの、コレを紹介されている方のコメントに、『伊藤貫の真剣な雑談』ていうのがあるんですね。これもう、是非ご覧になったらいいと思います。アメリカ人の呆れた属国主義で、核武装論から逃げて来た、日本の保守政治家たち、と。
でこの、結論の所がやっぱりどう考えても、おかしいんですよ。それを、今日は申し上げたいと思います。
あの‥尊敬するからこそ、ですね。分析が正しいと思うからこそ、でも、そこで何が・どう、違ってるのか、大変僭越ながらですね、私が、私の分析を申し上げたい,と思います。で、ここは絶対に引けないんです。え‥核を廃絶する、と、いうことが、私が政治家になる・政治家を志した、第一の理由‥人間の尊厳をもぅ、根底から壊してしまって‥。
伊藤貫さんはですね、新たにyoutubeをおはじめになったんですね。で、コレも非常に大事な事を仰ってます。えぇ、これも許可をとってないんで‥‥略‥‥この、新たなyoutubeチャンネルの中でですね、何て仰ってるかというと、そのう‥要するに、思想とか、哲学とか、之を語りながら、世界の進む道を――其処を押さえながらですね、説いている政治家――とくに西側はですね、殆ど、居ない、と。パラダイムに就いても述べないし、たんに目の前の戦術的なことを言っているに過ぎない、と。いう意味のことを仰っているんですね。
で、正確性を期すために、ご自身で、ご覧戴ければと思います。。。で‥あ、これですね。
”伊藤貫 youtube 始めました”
で、‥‥殆ど正しい、と。えぇ‥日本の、但し核保有を正当化するところが、日本が、哲学レベル・思想レベル・パラダイムレベル、それから文明論からしてもですね‥それを正当化するっていうことは、そもそも、おかしいと。私は思う訳です。
で、それを――おかしい理由を、ここで全部述べる いとま は無いんですけども、やっぱりアメリカに長く居られる事がですね、えぇ~所謂、パワーポリティクス――パワーポリティクスそのものがですね、やはり、破綻をしてるんです。
伊藤貫さんも、私もですね、まさに「グローバリズム」と戦ってるんですね。極左の全体主義と。で、極左の全体主義を流れるモノは何かというと、「力による支配」ですね。そして、One World One Health に代表されるように、ひとつの政治 力で以て抑止をし、力で以てねじ伏せる、ということですね‥。
そもそもですね。核を、投下した国・核爆弾を使った国の、ロジックを、使うことそのものが、もうそこで、思想的に破綻しているんだと、言わざるをえないですね‥。
これあのぅ、先ほどの動画でですね、枝野幸男さんと対談してる、憲法の議論を、ご紹介しましたけども、僕は枝野さんと、この対談の中でこう言ってるんですね。
核保有についても、憲法は、核保有の是非までは想定してない、という人も居ます。国連創設の時は、所謂核使用については、加盟国の多くには、伏せられていました。核の開発についても、同様に伏せられていました
マンハッタン計画っていうのは、秘密裏に行われたものでですね、昨日も申し上げましたけれども、え‥あれが、何を狙ったものかっていうのは、まだ、みなさんが明らかにされている処であります。日本が、あの戦争に追い込まれていく――当時、アメリカ人も日本人も、日米で戦争するということをですね、殆ど考えて無かったんですね。
今回のロシアとよく似ていますね。追い込まれて行って、戦争屋の罠に嵌まってった。真珠湾攻撃。あれの歴史も、もう明らかになってきましたね。
で、それと全く同じ罠に、今回も入るんですか?っていうんです、簡単に言うとね‥。で、さっきの本も、もう一寸読んでみますね。

私は憲法の条文・精神をそのまま読めば、核保有が憲法違反であるのは、明白だと思います。明白でないという人も居ますが、私は二つの点でおかしいと考えてます。

◇ ひとつは、自衛のための最小限の核は、ありえないということ。
◇ もうひとつは、専守防衛の核もありえない。

枝野さんはどう思われますか?
(枝野さんは、こう応えてます。)

同感です。核の持つ意味を過小評価してます。たしかに、戦術核、戦場単位で通常兵器の延長戦上での使用を想定した核兵器のレベルであれば、人類を破滅に追い込むものではないかも知れないけれども、一個の戦術核を、一回どこかで使ったら、その先の戦略核――これは、戦略的目的に対して使用される核兵器のことで、一般的に、戦術核より威力が大きい、とされているんですが、これに繋がっていくリスクをコントロールできない状況に陥ってしまいます。だから、戦術核だって絶対に使えないんですよ。

で、核保有を認める、っていうことはですね。193の殆どの国、まぁましてや今、核を廃絶するんだと。その条約に、殆どの国がですね――日本とか、そういう国以外は――核兵器禁止条約に批准してるんですね?‥署名・批准してるでしょ?それ、事実でしょ?
ということはですね‥。『核を有つ者が、力がある』ということを前提にしたパラダイム・思想なんです。核を有つ者――これそのものが文明論的に言っても、人類の歴史から言っても、間違っているんです。
何故ならば、僕はこの、パラダイムチェンジを、ずっとここで言ってますね。『大規模 独占 集中 搾取』――これがまさに、グローバリズムの本質じゃないですか。
大規模‥エネルギーも、金も、情報も、軍事力も、経済力も独占して、相手を従わせる。それ、人間の本質ですか?ちがいでしょ?いやずっとそうやって来たんですよ。“太陽のエネルギーを、自分たちに使えるエネルギーに出来るのは、光合成を使える植物だけ” なんですね。
だから、植物を大量に独占した人間が、ファラオと呼ばれ、皇帝とよばれ、日本では大名と呼ばれた訳ですね。Flowなエネルギーの独占です。
で、それが大きく変わったのが産業革命であって、その産業革命では‥‥なんで、産業革命と言われた革命が起きたのかというと、エネルギーのパラダイムが変わったから、ですね。それまではFlowなエネルギー、所謂太陽の一年間降り注ぐエネルギーで以て、権力を維持してきた。それも、全部同じ、集中・搾取――大規模 独占 集中 搾取、のパラダイムは変わらないんです。
それが、もっと酷くなった、訳です。なんとなれば、地下を掘れば、油が出てくる・石炭が出てくる。。。つまり、エネルギーのタイムカプセルを、そこで、人類が手にした、訳ですね?
で、ほんらい、智恵があるんだったら、そのタイムカプセルを、謙抑的 に使わなければ不可なかった。だけど、謙抑的に使わずに、それを、更なる他所の民族や、他所の国の人々を支配する、帝国主義に持って行った訳です。愚かそのものですね。それで、それだけの人類が亡くなったか‥。
で、次のパラダイムが、核、です。核。
核っていうのは、まさに太陽のエネルギーそのものですね。核分裂・核融合もありますけども。‥それを手にした時の、人々の、あの狂気じみた表情、ご覧になったことありますか?核爆弾が、成功したときの‥。
僕は‥想像するにですね、そのエネルギーのあまりのまがまがしさに、畏れただろう、と。想像してました。でも、ご覧になってください。核爆発を、成功させた時の、人間の顔を!――悪魔に魅入られたような顔してますから。これで、自分が神にでもなったような顔をしている、んです。
もぅそこで、終わってる、じゃないですか。ね?――これこそ、僕らがこの、一昨日‥一昨昨日か、The Core Forumで戦ってる、全体主義 そのものなんです。《全体主義と核、っていうのは、非常に親和性が高い》んです。なんとなれば、大規模 独占 集中 搾取の、最たる手段、だからです。最たる手段!――つまり、このパラダイムはですね、持てる国に、持たざる国は従属せよ、というパラダイムです。そうでしょ?
僕は、伊藤貫さんがその前に仰ってる、日米安保の中で《アメリカが日本を守ってくれる》、と。
この間――去年の、ちょうど今頃ですかね?韓国に行って、北東アジア非-核兵器地帯国際条約議員連盟の、第2回総会を、ソウルでやったんですね。で、僕らの議連には、韓国の与野党の議員たちが、いっぱい来てくれてました。来てくれてっていうか、まあ彼らがホストだったんですね。
でも、あの馬鹿どもは何をやってるんだ?って言ってる人たちも居た。
彼らは何て言ってるかっていうと、伊藤さんと、同じ事を言ってるんです。
「アメリカは、韓国なんて守る気なんか無い」――韓国に核爆弾が落とされた時に、アメリカの国民の命を、危険に晒してまでも、それに反撃するか?と。しやせん、と。だから、自分たちに核兵器をよこせ、と。言ってるんです。
でも、もうそっから間違ってるんです。
今――枝野さんは、別の視点を言ってましたね?リスク・コントロールって。リスクって、コントロールできるんですか?しかも、核を持つってことは、逆に弱い、ってことですよ?
僕らが、日本が何をすべきかっていうと、やあ。無抵抗・不服従運動をやる、と。これも、ひとつでしょう。しかし、力のロジックに囚われてるひとに、それを言っても、何を言ってるんだ、と。おまえは、極左の、従属論者か?と‥。言うに決まってますから、
いやいや、日本は技術があるじゃないですか?って。核を無力化することが出来るでしょ?核の傘ではなくて、非核の傘を目指さなきゃ不可ないんですよ。

もう一回言いますよ?哲学レベルから言ってもおかしい。三千年・四千年・五千年の、人類の、エネルギーに対するパラダイム・考え方を、根本から転換しなきゃ不可ないんです。終末時計、見てみたらいいです。あと何分残ってるか。あと何秒残ってるか。
RECNAっていう、長崎大学に優れた研究機関があります。
[※核兵器廃絶研究センター。世界でも前例のない核兵器廃絶問題の公的な教育研究拠点。国内外の核兵器情報を蓄積した『市民データベース』を構築]
えぇ‥鈴木達治郎教授ですね。
この間は、アメリカで、ハルペリン教授が、昨日一寸スピーチをして下さいました。
[モートン・ハルペリン:Morton H. Halperin 1938年6月13日 -。合衆国の政治学者。外交政策論・核戦略論専門。沖縄施政権返還に米側から関ったとされる。沖縄返還交渉の際、核返還には撤去が不可欠とする日本側に対し、撤去に抵抗していた米軍の交渉を推し進めるべく、日米間有事の際沖縄への核兵器持ち込みを定めた立役者とされる。文字起こし者記]

この、僕の本の、第14章で書いている通り、‥

核廃絶への道。これもあの、北東アジア非-核兵器地帯国際条約議員連盟で、この方は、梅林宏道先生[うめばやし ひろみち:1937年9月1日 -  核軍縮-不拡散議員連盟・平和運動家・工学博士]ですね。NPO法人ピースデポの代表。日本の核廃絶の先頭に立ってくださってる方です。太平洋軍備撤廃運動コーディネータ。
何だぁ原口!おまえは水島社長[水島総:人道的な発言で現在youtube「チャンネル桜」代表。国防に於いては核武装が絶対条件とする核武装論者]と、右翼のテーブルを囲みながら、こんどは左翼か、と。
違うんですよ、右とか左とか関係ないんです。そうじゃなくて、日本を守ることが大事なんです。核武装を正当化したときにどうなりますか?日本はウクライナよりも、国連のなかでは弱い立場ですよ。(ウクライナを出して悪いけども‥。)ね、さっきウクライナが、8月にデフォルトするんだって‥する危険性があるって、ウォールストリートジャーナルの記事を出しましたね。で、そこより日本は・或いはドイツは、国連上は弱いんです。なんとなれば、旧敵国条項が、残ってるんです。この、山岡先生が仰ってるように、本気で自立する気が無いから、ここをそのままにしてるんじゃないですか?何故、敵国条項を外せ、って言わないんですか?外務省の、5/4日。上川外務大臣、南アジア訪問の一カ国目として、スリランカを訪問し、(は‥ 溜息)、まぁこうやって、インド洋の戦略的な‥僕はこれに対してですね‥アメリカのバイデン大統領が、今月1日、選挙関連のイベントで演説した際に、我々の経済が成長している理由の一つは、移民を受け容れてるからだ、と。述べた後で、中国とロシア・インドと並べて、何故日本は問題を抱えているのか。それは、彼らが外国人嫌いで、移民を望んでいないからだと発言しました、と。まぁ‥記事によると 残念だと、アメリカに申し入れたっていうんですけど、どのレベルで抗議したんですか?外務大臣、こうやって外ばっかり――外務大臣、他の31の政務三役、総理大臣も。そうですね、暇さえ有れば外に行ってる。駐日大使を呼んで、抗議したんですか?パンデミック条約についても、アメリカの共和党上院議員が‥上川氏は、それくらい目を通していると思いますけど、岸田内閣のWHOパンデミック条約に就いての市井を根本的に改めるべきじゃないですか?グローバリスト――で、このグローバリストに捕らえられてる間に、何が起きてるかっていうと、どんどん々々罠に嵌まってるじゃないですか。太平洋戦争に追い込まれて行った――あれ、仕組まれた戦争じゃないんですか?それを考えてみるとですね、こういうの止めなきゃなんないんです。(画面にビ●ゲ△ツが表示されている)こういう方をですね。
で‥まぁ~ホントに、まあタレントさんがですね、バイデン大統領に、日本人は外国人嫌いだ、という発言に、そこまでは間違ってないかも、ということで、●さんが怒った投稿をしてますけども、ぼくらは、どの国の人間であろうが、自分の自国民を差別する外国人は嫌いですヨ。それぁ、日本でなくても何処の国でも同じなんです。日本人特殊論、っていう事を言いふらす人たちは、最も危険だと思いますね。
一寸話が逸れました。伊藤貫さんの、分析は、極めて冷徹であり、だけど、彼が最後に放棄している、大規模独占集中搾取――核を有つものは核を有たざるものを支配していいんだ、と。そこに思想の断絶があるわけです。思考の断絶があるわけです。片方で、グローバリズムと反対しながらですね、片方で、その窮極の形である核による支配、と。いやぁやぁ、こういうと、核抑止を言ってるんだと‥言うけども、核抑止になってないじゃないですか。核抑止論は嘘だ、って仰ってる訳でしょ?核は、使うことを前提としてる核じゃないんだっていう、そういうロジックでしょ?それは、明らかな間違いだと思います!
今日はですね、ばらばらばらばら、思想レベル・戦略レベル、それから日本の置かれた位置‥
よくねぇ、安倍さんの熱狂的な支持者の中に「原口さん。安倍さんだったら核持つよ」と言ってる人がいますけども、その安倍さんの時にオバマ氏が何やったか、知らないんでしょうね?日本にある燃料、プルトニウム‥引き上げられたんですよね?それ、どうお考えなんでしょうかね。

おおっと、ドラが居るかな?
ええっと、ドラを呼んでみましょう‥‥
こういうときは、彼が居なきゃいけないんですけどね。中川さん。
えー、ドラさんおはようございます!

(ドラが、影で 大嫌いです、と言っているらしい‥)

ドラ
おはようございます!

はい。元気ですか?大丈夫ですか?

はい?! あ。大丈夫です、生きてます

‥‥ここ極めて重要なので、少し時間ください‥
で、ぇ~。。核保有したら何が起きるか、なんですが‥‥日本は戦争になりますが、相手は、アメリカです!

そうです。

そうです‥‥そういう事なので、ダレス・ドクトリンというアメリカの対日基本政策が、解っていないとこれは総て間違えます。

間違えます!

伊藤貫さんはそこが解ってないです。。

‥解っておられると思うけど、殊更無視しておられる、んじゃないかな?
ダレスドクトリンを知らない訳ないもん。

いや‥知らないんじゃないですかね、本質的には。あのぅ‥ダレスドクトリン、3つ有りまして

  • アメリカが、日本に好きなだけ、アメリカが望むだけ、米軍を置き続けるっていうのがひとつと、(原口氏:はい。そうです!)

  • その、米軍及び軍属の地位は、アメリカが望むとおりにする、と。今の[日米]地位協定のとこですね。(原口氏:はい!)裁判管轄権は、アメリカが持っています

という、不平等条約なんですが、(原口氏:そうです!‥)
それを守るということですね。
と、いうのが大原則です。(原口氏:大原則です!‥‥。)

で‥

  • 三つ目が一番重要で、日本には断じて核兵器を保有させない!(ドラの声が少し震えている。 原口氏:そうです!)

之が解ってないと、とんでもない間違いを侵します。

ま、その通りで、米軍が日本を護る為に、日本に居ると思わされてる、お花畑の人たちが居るわけだけど、米軍はそのために日本に駐留してんじゃ‥‥そのため「だけ!」に駐留してんじゃ、ありません。
いまドラが言ったみたく、日本を抑えるために、日本の軍国化を――軍国化っていうか、もう自立といっていいでしょう!それを、抑えるために、居るわけですね。

はい。そしてあのぅ‥沖縄返還交渉、っていうのがありました。
で、私の叔父はそれ、担当でしたので、管轄してます。えぇ‥ワシントンで行われた、ニクソン-佐藤会談で、沖縄返還合意する会談に同行しています。

はい。

で、そのときに、まぁウチの叔父の、雇い主であった、木村俊夫という、当時の内閣官房副長官、が行ってる訳ですが

[木村俊夫:きむらとしお 佐藤内閣当時、内閣官房副長官で、沖縄返還最大の課題「核抜き本土並み返還」の実現に尽力。その後経済企画庁長官・福田内閣時は外務大臣臨時代理。第二次田中角栄内閣で外務大臣、のちアジア・アフリカ問題研究会(AA研)の代表世話人。後無派閥]

はい!

で、そこが、沖縄返還時の、密約も総て、まとめました。

うん

あ~‥相手は、キッシンジャーです。

はい

で、場所は、われわれがウォンバットを見つけた、あの場所です

ははは!笑)――あそこかぁ!

あそこです。国務省の地下の、神戸屋です。

うわぁぁぁ!‥

そこで、木村俊夫と、キッシンジャーがサシで、交渉して密約文書を総て纏めました

いま、聞いてる人にはウォンバットが誰かってのはわかんないと思うけど、ぼくらが民主党作った時に‥

会談した あの場所です。で‥そこで、木村俊夫とキッシンジャーが文書を‥して、翌日ニクソンと佐藤栄作の会談で、途中で抜けて‥別室で文書にサインするという段取りまで決めて[※1969年 佐藤-ニクソン日米首脳会談。返還後の沖縄に緊急時に核兵器を持ち込む密約]で、え~要約終わったねっていうところで、一息キッシンジャー(国務長官)がつこうとした処で、最後に一つだけ、えぇ~頼みがある、と。木村俊夫が言い出して、それで、それは沖縄再占領計画をアメリカ側が放棄してほしい、と‥。それに就いてキッシンジャーの応えが、Noだと。

そうだね‥‥。

何故‥何故ならば、あ~「ダレスドクトリンが今も生きている」、と。
Dares doctorine is still intact. というのが、キッシンジャーの応えでした。

ねぇ‥

それを、聞いて‥まあ。。。非常に落胆したんですけど‥それでも最後食い下がってもうひとつだけ、密約でもいいから、沖縄に残る‥在沖縄米軍ですね、が‥沖縄の人に銃口を向けないでくれ、と‥密約でも何でもいい、と。とにかくそのことだけ、約束してくれ、と。食い下がったんですが‥それに対するキッシンジャーの応えは、Noだと。。。いうことでした。

(そうだ‥)

だから、実際沖縄国際大学に、米軍のヘリが落ちた時[2004年(平成16年)8月13日]、そこにもう、ラインを引いて、外に向けて銃を構えました。
あぁ‥‥もう、沖縄も、火事で燃えてたんで、消防団の人たちが、あのぅ‥入ろうとしても入れさせませんでした、銃口を向けて。ま、そういうことがありました。
沖縄の人たちは、それをよく覚えています。

それを覚えてるし、ええと、一昨年僕アメリカに抗議したけども、あの‥普天間・嘉手納を撮っていた記者に対して、銃口を向けたよね?

沖縄タイムスが報じていた‥

そうです。

だからあのぅ‥そういう形で、え実際に、在日米軍の人たちから、銃口を向けられている沖縄の人、沢山いますので‥みんな、この人たちが「自分たちを守ってくれる軍隊」だと、思ってない訳ですよ。

思ってないし、そう出来てない!‥

出来てないです、実際そうですし。はい。あの、お‥それが全然解ってない人が東京とかには‥多すぎて‥

‥‥そうだね

‥核保有論まで行っちゃうんですが、そんなことしたらアメリカが真っ先に許さない訳ですよ。「沖縄を再占領し」て、「東京に空爆する」という計画ですから。

そう。
許さないだろうし、ま 彼らが大っ嫌いなロシアも、中国も、ミサイル打ち込む口実できますもんね‥?

そです‥はい

だってここから――5分で届くからね、極超音速ミサイルは。ロシアの。
しかも、国連憲章には、死文化したとはいえ、旧敵国条項がある訳で、この‥日本が、敗戦国が‥変な動きしたら、ボコボコにしていいって条項だよね。

そうです。

正しい条項出せる?107条だったっけ、あれ。

基本、United Nations ってのが国連ではなくて、連合国、そのまんまですからね。

そう、連合軍 連合軍が、まぁ‥形を変えたものが、国連ですね。。

United Nations ってのは、翻訳すればその通りで‥。戦勝国の、集まり‥‥っていう、事なんですね。

ありがとうございました。ドラさん

はい

だから、僕はさっき、パラダイムレベルで、言って来たけど、パラダイムとか思想とか‥或いは人間の‥人類の歩み、と。人類が、デッカイもの、強大なものにすがった時はだいたい‥あの、何て言うかな‥常軌を逸する、んですよね。。何でだろうね‥んん人間ていうのは。。そこは解らん‥僕は

エノラゲイも、今まだ、スミソニアンに展示されてますし、彼らは、正当化しますので‥

こないだ、アメリカに行って、そのスミソニアンの別館ね、ワシントンDCの郊外にある‥幸さん[及川幸久氏]と一緒に、見てきたわ。真ん真ん中に、スミソニアンの真ん真ん中にあって、その翼の下になんと、日本の戦闘機が置いてあるから、もうホント、何てことすんだ、、と思ったよ。でも、それを見た、アメリカの小さい子供たちも、やっぱり‥あの、博物館としては超一流よ。もう、スミソニアン。でも、エノラゲイの、あのデカさ。。。
あそこに展示されてる、航空機だと‥エンデバーかな?スペースシャトルが一番デカいと思うけども、それに継ぐぐらいの、デカさなんですよね‥。

そうです‥

あんなデカいんだけ、B29ってのは‥銀色の、まがまがしい

(応戦について)それを竹槍でやろうとした人たちが、いた訳ですよ。

そうだねぇ。。おれは、生まれてはじめてエノラゲイみたけども、まぁ、誇らしげに残ってた。。まぁおそろしいね、でも、こういったものが、SNSの発展によって、まぁぼくが国会議員だけど、自分でもってみんなに伝える事が出来るからね、だから、行動に繋がるんで。
核は、絶対 保有じゃないんですね。日本は‥‥。廃絶しかない、んです。ウチは。

はい

ありがとうございます。ドラさん。
じゃあみなさん、強く立ち向かって(行きましょう‥)
ええとそれとドラよ。いま、パブリックコメントって8万5000くらいになってる?

8万5000を今日の2時台で、越えましたので、‥9万に近づいてるところです。

なんかXで、昨日ぼくがトレンドにのってたけど、あれなに?

以下しばらく略 笑)

でもまあ、今日ね、国会で、例のアンケートについても一寸、法制局とつめるワ。ありがとうございました、じゃあみなさん。強く立ち向かいましょう、日本を、独立自尊の日本にする。そのための力添えを・立ち上がりを、よろしくお願いします。じゃあごきげんよう!


《編集後記》
自分は、父親がずいぶん年をとってから生まれた子で、父親は戦地では輸送関係で働いていた。戦地では朝鮮や中国の女性たちをずいぶんとかばって、モテていた、と戦友がのちに教えてくれた。しかし小さな私と同じ布団で寝ながら、時々見る夢に苦しんでいた。
母親は94で2020年に逝ったのだったが、夫(父親)とはだいぶ歳の離れた結婚をしていた。が、無論戦争体験者だった。
B29は、馬鹿に巨きかったといっていた。終戦近くなった頃には、もうどうでもよくなっており、B29の腹をみながら大の字になって大地に寝ていたと笑っていた。そういう気分は私によく似ていて、とてもよく分かる気がする。
だが、そんな戦闘機に、竹槍で立ち向かわせた国をゲラゲラと笑って馬鹿な国だねぇ!とよく言っていた。
私はそれを聞いて、あまりに残念な自国をわらっていた。
日本の国民は、自国を操る影の亡霊(が最近はその姿を、なりふり構わず露見している)と、自国自身の両方とに、尊厳の根底から踏みにじられる思いを味わっている。この二重苦はあまりにも重い。

とはいえ、私の今世の自立はかなり遅れた。
人としての自立――自分を尊敬し愛すること――と、国への愛はひとつになっている層や相があり(いつでも重なっているのは、それはそれで病的だろうが)、その自覚を知らずして、ほんとうの「人としての自立」は無い。

個人的な体験としては、2011年の原発の大爆発により、原子力爆弾の二度の投下を蘇らせると、宇宙飛行士に奇妙なほど日本人ばかりを登用していたスペースシャトルも、宇宙核開発・航空兵器開発と丸切り同じ位相で重なり合った。すなわち運が良ければ帰還してくるがよかろうという、体の良い特攻隊として見えてきたのだ。

ダレスドクトリンの残忍さには、これは私の直感なのだが、性的なマウントとおなじ異常性向を感じ取る。性格破綻者である。ダレスには(宗教がしばしば、というより或意味必然的に?その性向を帯びるところにも似た)性的倒錯すらあるのではないか?
そしてこのドクトリンの支配下に置かれる者は、人間の尊厳を喪失する。
この支配から逃れられないことは、何らかの形で、人生を脱臼する。

日本は派遣主義国にもなった。アジア諸国に多大な迷惑を掛けた。
日本が列強と戦わねばならなかった「都合」など、彼らには何の関係も無い。共栄という名の「覇権」など、一切被る謂われは無い。
そのことに対する日本の謝罪は充分なのか?その反省と謝罪が余りにも足りない人間が未だに居る。

が同時に、(迷惑を掛けた国の国民としては言いづらい面もあるのだが)
フィリピンや韓国が自立的な国家になるための血を吐くような苦労と、日本がアメリカ(核の化け物!!!!!)から、ほんとうに脱却する塗炭とは、けして同じ位相では語れなかろう。













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