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お墓には野菜とはまた違った存在があるのでは?

形がいびつだったり、色が悪かったり、
規格外野菜を有効利用して
「おやさいの絵の具」として開発している
お話を聞きました。多様性を肯定する
メッセージであったり、フードロスを
解決したり、子供たちが安全に使えたり、
農家の収入を安定させるなどSDGsの実現に
貢献しているお話を聞いて、SDGsの取り組み
として、私共が2年半活動している
「RENOプロジェクト」と比較検討して
考えてみました。

古いお墓を撤去して砂利などにすることは、
石材ロスの解決には繋がっていると思います。
しかし、お墓には野菜とはまた違った
存在意識があると私は思っています。
みなさんもそうどこかで、思っておられる
ことですが、ご先祖や故人を想い続け、
いつまでもつながることができる場所として
大切な意味があるのがお墓です。

私たちがいまあるのは両親のおかげで、その
両親も祖父母たちがいたからこその存在です。
さらにはもっと多くのご先祖様がいるわけ
ですが、その多くの命がつながって
きた大きな歴史のうえに私たちが生きている
ことを考えると感慨深いですよね。

次から次へ命をつないでくれたご先祖様に
感謝し、またつながっていることに
気づくことができる場所こそがお墓といえる
のではないでしょうか。
そして今いる家族とつながることができる
ということも忘れてはいけません。

お墓は、ご先祖様に感謝し供養するための
ものでもあるのですが、その背景にある
多くの命のつながりを認識する場所でも
あります。

自分が存在していることも、そして成長する
ことで新しい家族を築くことができるのも、
多くの命が連鎖していることのおかげでも
ありますね。また、心の拠りどころとしての
意味合いも持っています。

近況報告をしたり、目的をもってお墓を
訪れる方もいることでしょう。
様々なことがある日常のなかにでも、
ときにはお墓参りで手を合わせ、いろんな
想いを巡らせながら自分を振り返る。
そのようなことを与えてくれるのが、
お墓という存在もあると思っています。

とはいえ、少子高齢化が問題となり、年々
進行しています。お墓の継承者がいなくなる
ことによって墓じまいを考える人も少なく
ないのが現状です。
また、墓じまいを考えるのは配偶者や子供が
いない方だけではありません。
お墓を継ぐ子供はいるけれど、こどもや
周りに負担を掛けたくないと考えたり、
子供が都会に住んでいて気軽には帰省
できなかったり、それぞれ様々な事情や
思いから、選択肢に入れる方がいらっしゃると
思います。

「あなたのご家庭にとってのお墓の
存在意識はどんなことでしょうか?」

手元供養の在り方、お墓に関する考え方、
またいらなくなったお墓だったり、
お墓の活用方法などを伝えていき、
そのご家族の理想の未来へ引き継いでいく
お手伝いがRENOプロジェクトの活動です。

何かお困りごとを感じているのなら、
ぜひ一度ご相談ください。
一緒に、あなたのご家庭の理想にあった
それなりの供養のあり方を考えて
いきませんか?

遠方でも問題なく、近くですぐに相談が
できる、私共との繋がりの信頼ができる
小売店さんをご紹介することも可能です。
また日本一の石材産地である、庵治・牟礼の
仲間たちにもご紹介させていただきます。

林原克嘉

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