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弊社の、ウクライナの取材対応について

はじめに

ウクライナに開発拠点を設けている弊社は、先週末からメディア各社において取材を受けております。
取材を受けている理由の一つに、
”ウクライナハリコフという場所に、スタッフを持つ会社として「正しく」伝えることが社会的意味があると思い今現在対応している。”
という思いがあるからです。
情報提供といったことで、ちゃんと情報が届く事をお約束した上での取材対応をしています。

今回この題材での記事を書くことに迷いはありました。
これまでの発信も下記のTweetで触れたくらい。


今回の記事ではウクライナについて少々触れたいと思います。

CEO芝のおもい

まずは弊社の代表芝がnoteに纏めておりますので、ご一読いただけましたら幸いです。

今現在も様々な情報。
映像がSNSを通し流れます。
日々ポストされる情報の中から、私たちは真実を見極めなければならないこと。これは情報社会においての必須スキルとなりました。

私達も日々現地スタッフと連絡を取ってる中で、その表情と雰囲気からとても状況は悪いことを感じてます。
先日、弊社代表芝がfacebookに下記のポストをしました。

もはや何が真実で真実ではないのか。ソーシャルがこれだけ浸透した中、情報が錯綜しまくっていて、連日のウクライナ報道でモヤモヤ感が半端ない。 ウクライナ東部のハリコフメンバーとは日々やり取りをしていてTelegramで現地の情報も見ているが状...

Posted by Yoichiro Shiba on Monday, February 28, 2022

facebookコメント全文
もはや何が真実で真実ではないのか。ソーシャルがこれだけ浸透した中、情報が錯綜しまくっていて、連日のウクライナ報道でモヤモヤ感が半端ない。
ウクライナ東部のハリコフメンバーとは日々やり取りをしていてTelegramで現地の情報も見ているが状況的にはこんな感じだ。
多くの日本でのメディアの報道
→ ロシア軍、民間居住地域に迫撃し民間人に被害が拡大。勇敢に対抗するウクライナ軍これに応戦して撃退。
現地での情報
→ 下の映像はTelegramからで下の説明文を翻訳すると
"このハリコフの映像は、AFUが市街地でMLRSを保有している点で危険である。家や住宅地を避難所にしていないことを祈る"
AFUはウクライナ軍で、ウクライナ軍は各居住エリアの背後に潜むような感じになっていて、ロシア側の侵攻が見られると居住エリアの背後から応戦。この軍との衝突との結果、一部が民間居住の建物に被弾。現地住民からすると、MLRS(多連装ロケット)なんかを市内に持ち込んで家や住宅を避難所に使うなよ、と。
ウクライナ軍を主語にするとロシアは民間人を攻撃しないことを計算に入れていて、民間の居住エリアを盾に取っている構造で、それで民間居住エリアが攻撃されると、ほらロシア軍、非人道的だとメディアに露出。
民間人の被害を広げてもメリットがないロシア側は、やむなく後退。これがメディアだとウクライナ軍善戦してロシアを敗退になる。
もはやいろんな情報が錯綜しすぎて何が、正しいのかよく分からないが。不要な争いに民間人を巻き込んでいるのは誰なんだ?
現地からの情報だと確かに民間居住地に影響が出ているのは確かで、ライフラインに影響が出始めているのは事実で、全くもって最悪だ。
他にも、この戦闘に便乗して他の戦闘集団も現地に流入している情報が流れていてもはやカオス。何なんだこの状況は。。。

戦争をしないと決めている日本で暮らす私たちが出来ることは、本当に限られていますが、今世界で何が起きているのかということに対して知るということは誰でもできるわけです。

そしてこの知るということが人間の人格構築において重要なことだということを忘れてはなりません。

何故なら私たちは物心を着く時から、様々な教育を受け学び、社会のことを知り、生きてきたからです。

歴史を知り、語り継ぐ。子から子へと。
そしてその語りは小さな種になる。
言葉は言霊となり思考を産み出すんです。
その思考から物事を選択するのです。

ロシアとウクライナの歴史について

この動画は、弊社代表が推進するロシアとウクライナについて書かれている動画になります。様々な、専門家の意見もあると思いますが私個人としてもお勉強になったので、皆様へとシェアさせていただきます。

さいごに

空が広く、緑鮮やかな街が一瞬にして灰色に。
数日前までの街はそれは美しかった。
何故この街から色が消えたのか。
どうか1日も早く、戦争が終わりますように。
そして、今恐怖で怯えている全ての人に安らぎと愛を。
心からお祈り申し上げます。

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