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大学教育におけるマルクス

一昨年、マルクス研究者の斎藤幸平氏が東大准教授に着任したそうだ。

十数年前、私が在学していた頃の東京外国語大学にも、マルクスを講義やゼミで取り上げる先生が何人かいた。ただし、それらは思想・哲学寄りの内容で、マルクス経済学を教えられる人はいなかった。

他の大学のホームページを調べると、マルクス経済学の講義やゼミがある所も見つかる。心なしか、十数年前に検索した時より増えている気がする。時代のニーズだろうか。

今の大学生が講義やゼミでマル経に取り組んでいるとは不思議な感じだが、きっと熱意のある人達が集まっているに違いない。

マルクスを専攻したということが就活で不利になったりしなければよいが、今時そんなことは無いと信じたい。むしろ「マルクスやってたの? 凄いね!!」と言ってくれる面接官と出会えることを願っている。

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