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【短歌一首】 間仕切りのガラスは葉叢(はむら)写し取り庭の分身部屋に招きぬ

間仕切りの
ガラスは葉叢(はむら)
写し取り
庭の分身 
部屋に招きぬ

短歌は紀行セラピー&コーピング。

北鎌倉の喫茶吉野は本当にゆったり過ごせる場所。天井まである大きな窓から、庭の葉叢と光が柔らかく店の中に広がる。店内の間仕切りの大きなガラスに外の景色が鮮明に映り、まるで庭がコピー&ペーストされたかのよう。

喫茶吉野の入口
1970年代からあるらしい
天井まである大きな窓
葉叢と光が柔らかく広がる
コーヒーとミニクッキーのセット
いつも2時間くらい居座る
光の中ににコーヒーの湯気が
右手は間仕切りの大きなガラス 
木枠のガラスの右手も全てガラス

間仕切りのガラスの向こうには、落ち着いた広いソファのスペースがある。
しかし、天井まである間仕切りガラスがあまりにも鮮明に、こちらのスペースとともに庭の葉叢や垣根を映しているため、ソファ側のスペースも座っている人もほとんど全く見えない。

葉叢と垣根と光の分身現る
間仕切りのガラスがまるで鏡
静かな落ち着いた場所
フルーツケーキやパウンドケーキが美味しい
以前行ったときはパウンドケーキセットだった
吉野から出て横須賀線方面を臨む

鎌倉に行くたびに、ほとんど毎回立ち寄る喫茶吉野。いや、吉野に行くことを目的として鎌倉に来ることもあり。実際、吉野に来てゆっくりして、ほかはどこへも行かずに帰ったこともある。

心からくつろげる大事な場所。
いつまでも続いてほしい。

猫間英介


2024年1月29日に、noteのつぶやきで、喫茶吉野のことを短歌とともに書いていました。


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