将来のご褒美のために頑張る、の規模を大きくする

例えば、ライヴに行ったり、映画を観たり、何かの将来の楽しいことが予定されていることで、それまでの期間を頑張ると言うバランス。

これは、プラスが将来にあると言う予測で、そのための辛いことや苦しいことも乗り切れる、と言うバランスです。


以前は、プラスとマイナスの近いバランスならば、マイナスがあってもクリアできる、と言う理解をしていました。
なので、プラスが少なくても、マイナスも少なければ、同じように辛いことや苦しいこともクリアできるはず、と予測していました。


しかし、自粛生活や人の集まるイベントの中止などで、実際にそのような「少ないプラスと少ないマイナス」と言うバランスになってみると、予想と違った実感になりました。

将来に大きなプラスが無いことで、日々の生活から面白さが消えて、そのために少ないマイナスを乗り越えるエネルギーも減るとどうなるか?

同じ程度のプラスとマイナスなので乗り越える事は出来るのですが、「乗り越えた結果得られる楽しさは激減する」と言う事になります。

そう、プラスとマイナスのバランスは、100対100でも、10対10でも変わらないのですが、それをクリアした時に得られるご褒美が100か10かの差が出るため、「同じように乗り切ったのに、ご褒美が少ない」と言う実感となったのでした。


つまり、未来にすごくやりたいことがあることで、その「ご褒美」までの期間は、かなり大変でも頑張れる、と言うバランスだったことを強く実感したわけです。

ここから考えられるのは、同じ程度のプラスとマイナスで乗り切れる困難であれば、規模が大きい方が、得られるご褒美が大きい分、得られる幸福は大きいと言うことです。

このように、プラスとマイナスの相対的なバランスはそのままでも、絶対値は大きくなっていくことが、「成長」なのだと考えます。

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