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【感想】アポトーシス by Official髭男dism

今回はOfficial髭男dismの“アポトーシス”について語ろうと思います。

アポトーシス

生体が不要になった細胞を排除するために、細胞自らがプログラムを作動させて自殺する細胞死現象のこと。

『生と死』を歌ったこの曲、聴いた時自然と涙が出たのを覚えています。そして夫が頭の中に浮かび、私たちもいつかその瞬間を迎える時が来るんだなと、改めて感じました。

訪れるべき時が来た
もしその時は悲しまないでダーリン
こんな話をそろそろ
しなくちゃならないほど素敵になったね

恐るるに足る将来に
あんまりひどく怯えないでダーリン
そういった私の方こそ
怖くてたまらないけど

さよならはいつしか
確実に近づく
落ち葉も空と向き合う蝉も
私達と同じ世界を同じ様に生きたの

今宵も鐘が鳴る方角は
お祭りの後みたいに鎮まり返ってる
なるべく遠くに行こうと
私達は焦る
似た者同士の街の中
空っぽ同士の胸で今
鼓動を強めて未来へとひた走る
別れの時など
目の端にも映らないように
そう言い聞かすように

1番の歌詞だけでも、本当に泣けます。

それ以降の歌詞も、全ての情景がイメージできるから、悲しくて、切なくて、儚くて、でも尊くて…

身近な“死”。

有り難いことに、祖父母達が亡くなったのは私が20歳を越えてからでした。もう会えないことが辛かったし、悲しかったし、自然に涙が出ました。でも正直よく分からない感覚もあったことを覚えています。なんだか現実味を感じないとゆうか…

父親が亡くなったのは、
両親に妊娠を伝えた1ヶ月後でした。

父親は私の子供が1番楽しみだったそうです。そう、母が言っていました。

私も父親に自分の子供を見せたかったですし、おじいちゃんにしてあげたかったです。

父親はすでに退職をしていて、母親も後数ヶ月後に退職を控えていました。
母の退職後、父親が行きたかった場所に、いろいろ行こうと2人で約束していたそうです。

父親の話が出ると、母は必ずその話をするので、相当後悔しているんだなと感じています。


本当に、いつ人は死ぬなんて分からないです。

いつその瞬間が来るか分からないから、怖いけど、不安になるけど、
だからこそ、いつその日が訪れてもいいように、全力で毎日と向き合わないといけない。
私はそう思います。

くだらないことで喧嘩したって、別にいい。
でも、寝る前には、必ず大切な人に、
「おやすみなさい」
「今日もありがとう」
「大好きだよ」
そう伝えてください。

いつその瞬間が来てもいいように。

後悔のないように。

私も、今日も、夫と子供にたくさんの感謝と愛を伝えます。

毎日を後悔のない日にするために😌

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