見出し画像

モノクロからカラーになるとき | 2024/02/23

最近、いろいろなことをぼんやり思い浮かべることが多く、その度に「記しておかないと」という強い衝動に駆られてしまう。その場で記録していかないと、するすると思いが逃げ出していってしまいそうで(しまっていることも多くあるんだけど 笑)

何かきっかけがあったわけじゃないし、何か大きい出来事があったから、とかそういうのじゃないけど、ふと「きっとこの街に戻ってくるんだろうな」と映像が浮かんでくる。

ピントが合わなかったモノクロでの映像のひとつひとつが、徐々にピントが合ってきて。

モノクロだった色々なことが、カラーとなり。

カラーとして映像になればなるほど、現実味を帯びてくる。

少し前に友達から「自分たちの10年後って、どんな感じになっているだろうね?」って話をした時、不意に私は「たくさんの子どもたちと一緒に、くだらないことでゲラゲラ笑いながら、美味しいご飯いっぱい食べていたいなあ」って話したっけな。

私には、私を待ってくれている人がいる。私の帰りを待ってくれている人がいる。そうやって気づけた時、もう戻らないと決めた街が今では愛おしく思えてきて、いつしか恋しい街に変わっていった。

今まで本当に気が付かないうちに友達に支えられていて、気が付かないくらい些細な繋がりに支えられていた。

他愛のない、些細な毎日の出来事。
推しの話。
友達との色々な出来事。
学校での生活のこと。
大したことないけれど、箸が転がればずっと笑い合っている時間。
当時付き合っていた人の話。思いを寄せていた人の話。

きっとみんなは「支えている」とかそんな風に思っていないと思っているけれど、私にとっては愛おしくて大切で。心強い支えとなっているんだよ。

言葉にして直接言うのはとても気恥ずかしくて、伝えるのを戸惑ってしまうけれど、なんらかの形で恩返しできたら嬉しい。

だけど、自分の育った街に。恩を感じている街に戻ることもアリなんじゃないかと思っている。

私は子どもや家族に関わることを、文化やカルチャーとして昇華していくことで、一般の人にも身近に感じてもらえるようになれると良いな。

とか、

今ある、“居場所”という概念を超えて、いろんな人や子どもたちの“居場所”となれる場所を、作り続けることができたらいいなあ。

とか。

きっと今、思い描いている概念が少しずつ変わっていくかもしれないけど、なんとなくぼんやり思い描いていることをたまには心の外に開いて。

でも、普段は胸にしまいながら。

今日もまずは、今いる場所で、やれることを。

思いもよらないけれど舞い込んできたいろんなことを、全力で取り組んで。

いつか「いまこのとき!」っていうタイミングが来るまでは、自分のスキルを磨き続ける。

いただいたサポートは心の栄養のために、大切に使わせていただきます…!