言葉を紡ぎながら表現をする仕事に、軸足の半分を置いている最近。
産み出している最中は、自分の中で湧き上がる思いと向き合っているように思う。むしろ、湧き上がらせるように日々、いろんな言葉を探す。
でも言葉がうまく出ない。どれもこれもしっくりこない。このゾーンに入ってしまったら本当に苦しい。とても苦しい。(いまがそれ)
言葉を紡ごうとすればするほど、祈り、答えのない旅に出ているような感覚になる。良いことなのか、悪いことなのか。
私は、子どもの横にしゃがんで、子どもの背中をさすり「辛かったよね」「そうだよね」と、生活のなかで感情の共有を行う存在ではない。“そんな私が”言葉を紡いでいいのだろうか。と、私は揺れ続けている。
そんな最中に言葉を紡ぎ出そうとするものだから、いろんなことをシンプルに考えられなくなっている。
もう一度情景を思い描き、丁寧に言葉を紡ぐ作業をしなければ。もっと思い出して、感じなくてはならない。
積み上げて、積み上げて、積み上げきったその時、ふっと抜けた瞬間に言葉って降りてくるものだから、変に焦っていない自分もいるのだけど。
でも、あんまりにもしっくり来てなさすぎて、ちょっと危機感がある。
気づけばもう、1月が終わっちゃう。この前「本年もどうぞよろしくお願いします」って言っていたのに。