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サンフランシスコ ビール好きの聖地 Toronado の35周年イベント

サンフランシスコでビール好きならば一度は訪れたいビアパブ、Toronado (トロナド)。クラフトビールというものが流行る前からあるお店で、過去に有名ブリュワリーとのコラボビールを多数リリースしている。

そのToronadoが8月20日に35周年イベントをやるということで行ってきた。

35周年のポスター

今年はイベントに合わせて Pliny the Elder/Younger で有名な Russian River Brewing や、もはや世界的に有名なブリュワリーとなった Sante Adairius Rustic Ales、Untappd のベストビア Top10 にもランクインしている Los Angeles の Monkish、完全会員制で素晴らしいスタウトをつくっている Private Press、先日一周年を迎えたばかりだけど人気急上昇中の Wondrous、Redwoodのブリュワリー Ghostwood という素晴らしいブリュワリー達が35周年を祝う限定のビールをリリース。

11.30am に開店ということで、さすがにその時間からは混まないだろうと思い少し前に着くぐらいの予定で行ったところ、開店前から既に長蛇の列。

開店前

そしてなぜか列は2つの入り口両方から伸びており詳細を聞くと片方はボトルとグッズの購入する人用でもう一つは店内に入りビールを飲む人用とのこと。30 周年の Russian River のボトルがつい先日まで残っていたことを考え、店内で飲むための列へ(これが実は失敗ではあった)。

10 分程過ぎて開店、列に並んでいた人々はほぼ中に入ることができ、皆バーの周りに集まり注文を受けてくれる順番を待つ。

みんな中に入れて嬉しそう

そして、まさに35周年にふさわしいドラフトの種類。コラボしているブリュワリーだけではなく、Black Project、Highland Park、Green Cheek、Hill Farmstead など大御所が並んでいる!さすが Toronado。

この素晴らしいラインアップ!

今回イベントで飲んだのはこちら。
1ラウンド目(左から)

  • A Million Rhymes DIPA - Monkish - Galaxy, Rakau, Mosaic を使用した DIPA

  • Parenthetical S - Sante Adairius Rustic Ales - アプリコットとチェリーのバレルエイジセゾン(35周年コラボ)

  • 1966 - Private Press - スペシャルブレンド(35周年コラボ)

2ラウンド目(左から)

T 35 - Russian River Brewing - ワイルドエール (35周年コラボ)
Cable Car '11 - Lost Abbey - なんと2011年発売のCable Car を10年以上セラーしたもの。
Fist of Fog - Monkish - Citra, Strata, Chinook, Simcoe を使ったDDH IPA (35周年コラボ)

どれも美味しかったが特に印象に残ったのは Cable Car と 1966。Cable Car は Lost Abbey と Toronado とのコラボなのだけど、11年間セラーされたビールは丸くなり何とも言えない複雑さが出ていてすごかった。Private Press の 1966 は通常のスタウトとは異なり干し葡萄感が強くこちらも甘すぎずに美味しかった。残念ながら量的にWondrousとGhostwoodは飲めず。

店内の雰囲気はこんな感じ。隣のスペースも開いていて、Private Press 3種類や Russian River の T25 (Toronado 25 周年記念ビール)が繋がっていることを後で知った。

半分ぐらい飲んだところでボトルを買いに行ったところ一部既に売り切れており、なんとか Sante Adairius の Parethetical S を買うことが出来た(一人一本まで)。

結局開店から2 時間居てゆっくりと飲んでいた訳だけど、他のブリュワリーのイベントで見たことある人達や常連さんなどとにかく皆楽しそうに飲んでいて、良いイベントになっていたと思う。

改めて35周年おめでとう!

なお今回コラボしたブリュワリーの一部に関してはこちらで詳細を書いている。


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