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糖質とは?

本日から、数回に渡って、栄養分野の基礎の基礎である三大栄養素についてお話しできればと思います。


養成校時代に、生理学などで学びましたがなかなか働き出してから、振り返る場面がないように感じます。そこで今一度振り返り、三大栄養素がなぜ必要か?適量はどれくらいか考えていければと思います。

まず、そもそもなぜ人は栄養を摂らなければならないのでしょうか?
それは、ご存知の通り筋肉や内臓を動かし、生命維持を行うためですよね!
そこで、必要となってくるものの代表例が三大栄養素とされる①糖質②タンパク質③脂質になります。本日は①糖質についてお話しできればと思います。

①糖質
糖質は、筋肉や脳を動かすためのエネルギーとして使われます。食べ物としては、米類・小麦類・芋類(ジャガイモ・かぼちゃ)・果物などが挙げられます。
糖質は、体に入る際には、グルコースなどの単糖類として入ります。
エネルギー代謝により、ATPが産出され、余った分は脂肪に変換されて貯蔵されます。
このことが糖質=太ると言われている一因ですね。
太る原因には、血糖値が大きく関与すると言われています。血糖値は、インスリンをはじめとするホルモン系の調節により一定の範囲で調整されています。これらの糖代謝に以上をきたした状態が、糖尿病です。
糖尿病には、インスリンが分泌されなくなる(分泌障害)と分泌されるが効かなくなる(抵抗性の増大)があります。どちらも糖の吸収が満足に行えなくなり、慢性的に高血糖となる状態です。
糖尿病についての詳細は今後お話しできればと思います。

今回は、私たちでも身近に起こりうる、昼食後の眠気は血糖値の急上昇によるものということをご紹介します。
これは「血糖値スパイク」と呼ばれ、清涼飲料水などの液体の糖質を口にすることで急激な血糖値の上昇を引き起こし、その後インスリンの作用により急激な低下を招き眠気を引き起こすというものです。眠気予防のために飲んでいる缶コーヒーも物によっては、砂糖が含まれており、逆に眠気を招いている可能性もありますね。
今一度、飲んでいるものや食べているものに含まれているものを振り返ってみるとさらなるパフォーマンスアップにつながるかもしれませんね。

次回も糖質について解説していければと思います。


本日も読んでいただきありがとうございました!

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