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映画を見たい一念でがんばっていた少女


今回紹介するお話

今回紹介するのは、劇場に足を運ぶことのできない末期ガンの10歳の少女の願いに応えて、ピクサーのスタッフが「カールじいさんの空飛ぶ家」20009年5月29日 全米公開)のDVDを持参し少女の自宅で特別上映会を行い、少女は映画を見た直後に亡くなったというお話です。

内容

※お断り
下記は※映画.com  2009年6月22日 12:00掲載の記事より転載致しました。

劇場に足を運ぶことのできない末期ガンの10歳の少女の願いに応えて、アニメーションスタジオ、ピクサーのスタッフが自ら最新作「カールじいさんの空飛ぶ家」(全米公開中/09年12月日本公開)のDVDを持参、少女の自宅で特別上映会を行っていたことが明らかになった。少女は映画を見た直後に亡くなった。

この少女は米カリフォルニア州のコルビー・カーティンちゃん(10)。3年前から血管のガンとの闘病を続けていたが、今年5月頃から病状が悪化、余命いくばくもないことが分かった。

母親のリサさんの話によると、コルビーちゃんは、4月下旬にドリームワークスのアニメ「モンスターVSエイリアン」を劇場で鑑賞。その際に「カールじいさんの空飛ぶ家」の予告編に魅了され、「死ぬ前にどうしてもこの映画が見たい」と口にするようになったという。

「カールじいさんの空飛ぶ家」は、全米で5月29日に劇場公開されたばかり。リサさんと友人たちは、何とかコルビーちゃんを劇場に連れていきたいと策を尽くしたものの、病状がいよいよ悪化したためそれを断念。

そこで、何のつてもないままピクサーやディズニー・スタジオに電話をかけ始めたが、電話に出たピクサーのスタッフは、その話を聞くと、同作のDVDを持った人間を派遣することをその場で快諾したという。

翌6月10日、ピクサーのスタッフは、「カールじいさんの空飛ぶ家」のDVDと、ピクサー・キャラクターのぬいぐるみをたくさん抱えて、コルビーちゃん宅を訪問。

映画を見たい一念でがんばっていたコルビーちゃんは、すでに長い間目を開けていられない状態にあったが、リサさんの説明を受けながら最後まで映画を鑑賞。母親の「面白かった?」の問いに、「うん」と頷いたという。

それから7時間後、コルビーちゃんは、両親に見守られて静かに息を引き取った。

「カールじいさんの空飛ぶ家」は、杖なしで歩くことができなくなった78歳の老人カール・フレドリクセンが、亡き妻エリーが夢で語っていた冒険旅行へ旅立つ決意をし、一軒家に数千の風船を付けて飛び立つという冒険ファンタジー。

リサさんは、「おかげで娘はまさに “Up”(同作の原題)することができました。天国へと飛び立ちました」と、ピクサーの対応に感謝の意を表した。

YouTube

このお話を元に作られた動画がありましたので、一部を紹介します。
※ご紹介する以外にも動画はあるようです。

(2ch)ひまつぶしチャンネル『LAN』

さいごに

私のnote記事は営利を目的とはしておりません。
単純に涙した話を皆さんと一緒に共有したいと思い記事にしています。

しかしながら「著作権」などの問題がある場合は削除致しますのでお知らせください。
なお、掲載している画像は いらすとや 様、みんちりえ様から頂きました。

最後までゆっくりお付き合いいただきありがとうございます。


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