エニアグラムでタイプ6の要素が皆無な人は日本社会に適応はできず生きづらい?

性格診断や自分のこれまでの生い立ちなども分析してみたところ、
確かに自身から社会不適合としても認めても良い認識としております。

日本社会で適応しやすいタイプ6

INFPやINTPでもタイプ6を有する人もおりますが。

自分にはタイプ6の要素が殆ど無い。


タイプの大きい順から5>4>1=8>9>7>2=3>(越えられない壁)>6

いきなり性格診断になってしまいますが、自分はINTP-A型でエニアグラムタイプは5w4、トライタイプは△541です。タイプ6の要素は皆無。
ウィングに至っては6の要素無いので必然的にw4になるわけで。
タイプ6っぽいところもあるじゃんか、・・・と思われますが、自身はタイプ1やタイプ9で補完している感はあると思いますが、どうでしょうか?
変にルールを守っているものタイプ1のおかげでもあります。

尚、自分の心理機能はSeとSi、Feがかなりマイナスになっており、
Ne、Ni、Te、Tiが正の数値、Fiが少し正の数値です。
S機能はほとんど壊滅しているじゃないか。だから処理速度が73(

エニアグラムタイプ6とはどんな性格?

自分が皆無であるタイプ6ってどんな性格なのか抜粋してみました。

タイプ6:忠実な人

誠実でまじめな性格を持ち、周囲の人とうまくやろうとするタイプです。規律や規範に重きを置き、組織のルールに忠実に動こうとします。ルールを守る姿勢は、社員の模範となるでしょう。

しかし、失敗を恐れるゆえに、自分の判断ではなく組織のルールなど自分の外にあるものに依存しがちです。また、安全志向で慎重に考えすぎるあまり判断が遅れる傾向もあります。

要は学校生活では先生の言うことに忠実で集団生活には一点の乱れもなく周囲に合わせられて理不尽なルール絶対。というのがタイプ6です。
同じタイプ6でも16タイプはSJ型、あとはトライタイプとかでもタイプ4が含まれていなければ該当するかもしれません。例えば126とか368とか。
また、自分にはそんな性格が微塵にも感じられませんでした。

こちらの記事と同じ感じですが、自分はエニアグラムでタイプ6を持たないことで、生きづらさを感じております。

2000年前後のティーンエイジャー時代

それはさておき、日本社会で適応しやすいものは自分にとってハードルは高い。とはいえ、1999年~2005年はティーンエイジャーを過ごしてきたもので、自分がこれがどうしても困難であったことを挙げてみます。
小学生時代であった1992~1998年も含みます。
Xやchakuwikiとか参考にしているところもあるので悪しからず。

1. ぼっちや不登校は許されない環境

ティーンになる前の話ですが、1995年前後の小学生時代。
当たり前ですが、とにかく学校では集団生活を強いられます。会社員を目指すなら普通な感覚ではありますが、学校では一人でいることをとにかく逃しません。見かけてしまったら望まない集団の輪へ強制的に入れられます。
そんな権利は無いばかりに自分自身の意見や考えの尊重は皆無。
とにかく従わない子供は矯正が必要なぐらいに。

さらに、不登校(1995年は登校拒否と称していた)も親の理解がなければ許されませんでした。さらには物理的不可抗力、すなわち親が子供の腕を引っ張り強引に学校へ連れて行かせます。今では虐待と思われてもおかしくはない程です。
では、何故無理やり登校させたりするのでしょうか?
おそらく理由が、「勉強が遅れる」、「集団生活に馴染めないと困るから」が多いかと思います。しかし勉強はともかくとも、集団生活に馴染めないことで子供の意見の尊重せずに集団の輪へ強制的に入れさせるのは、親と子の信頼も崩しかねないことになります。
「みんなと同じにしなさい」ということも意味が不明で、従うことはありませんでした。それゆえにエニアグラムタイプ6が皆無なのでしょう。
「みんなと同じにする」考えが強かったのは周囲にタイプ6が多数いて、
タイプ4はほとんど居なかったと思われます。
(トライタイプだと1X6(146除く)が大多数で45X系統は異端児レベル)

2. 拒否権が無く、逃げ場がない。

小中学校は強制参加が多いです。当然ながら参加する意志がなかったり、拒否する真似をしだすなら、参加する意志が出るまで問い詰めたり、さらにはその場から脱走してもしつこいくらいに追いかけてきます。
逃げ切れても親に連絡が入り、参加させる意志を親に促してきます。
自分も何回か体験しており、先生からは「こんなので大人になったらどうするの?」「やりたくなくてもやれ!」「逃げてたら会社員向いてないよ」と言われたぐらいです。どれも聞く耳を持たないまま大人になりましたがね。
それを素直に聞き入れず、忠実性が欠如したゆえエニアグラムタイプ6が皆無な人間でした。

3. 成績が相対評価

人生をぶっ壊されたのはこれです。
2000年度までの中学校はこの成績の付け方となっており、
各評価で人数が決まっている方式です。
勿論、相対評価は椅子取りゲームですから競争になります。
それぞれの各生徒がライバルであり、望まない競争に参加させられます。

それならまだしもこの評価には「先生へのご機嫌取り」まで含まれており、
もちろん、反抗した態度や、先生の言う事を従わない生徒は平気で成績を落とし、「成績を1にしても文句は言わせんぞ」ぐらいに容赦はしません。
自分は、ご機嫌取りなんて知りませんぐらいに反抗しておりました。
単に大声で怒鳴り散らして偉そうに威張っている大人にはさすがに尊敬なんて出来ないでしょう。盲従しきった生徒ならわかりませんが。
まあ、親に連絡してくるのはさすがに汚いやり方ではあります。

ハイコンテクスト社会において、目上に対するご機嫌取りが下手な奴は不良品ですかそうですか。

4. 部活の強制入部

2000年以前はほとんどの中学校では部活が強制入部でした。
部活に入らなければ内申点や成績を落としたり、酷いところでは本人の意志や尊重を無視して先生が勝手に入部をさせたりしていました。
・・・え?文化部あるじゃないかって?
1998年でしたが、あまりにも古臭い体質な中学校で、部活は豊富ではないし、入りたい部はありませんでした。

強制入部ならまだしも、「男子は運動部に強制入部」がという風習あったらしく、「運動部未経験者は採用しない」「縦社会を学んでこなかった者は会社員は向かない」までありました。親の意向で入部させられたという人もいましたが、自分自身は忠実性が欠落していて親も察していたのか、運動部に入ることはむしろ推奨されていませんでした。
SeやSiが無く処理速度が低くトロいだけでなく上下関係も軽視していた性分で、「先輩や顧問に歯向かいそうだし空気読めないから入らないほうがいいよ。」と言われたぐらいです。
自分としても運動部は入らなくて正解でしたが・・・。
エニアグラムタイプ6が皆無で、タイプ4とタイプ5を特化して形成しているため、こういったものに入ったら地獄を味わっただろう。
ましてや16タイプではSJ型が適応しやすい環境にNT型はさすがに・・・

就職活動での支障

大学行くにしても自分はあまりその気でもなかったので、
ゲームクリエイターになりたいべく2004年、専門学校に進学しました。

今や黒歴史としていますがゲームを制作したものの、就職活動では大きな壁にぶち当たるのが多かった印象です。

1. インターンシップ学内選考落選

インターンシップ制度もありましたが、当時、この学校では自主的に企業へ行くことが出来ないため、学内で選抜を行いそれが通ればインターンシップの始まりでした。

結果は残念なことに学内で落選しました。
理由は明かされていないままなので、詳しいことは不明です。

就職試験の訓練で時事問題、SPI、作文とありましたが、
作文では自分の主張だらけで支離滅裂という評価もらった記憶があります。

2. ゲーム会社へ就職するにも必須なのはコミュニケーション面

壁にぶち当たったのはほとんどこれです。
チームで制作する以上、社交性、協調性が必要であり、
自分にはそれが備わっておらずほとんど不採用でした。
ある企業から辛辣な一言もあり、「ウチはチームで動くからお前のようなやつは一人でフリゲでも作っていなさい。」と一蹴され不採用。
適性試験は難なく通っていたらしいです。作文は趣旨が外れて不採用になったケースはありました。

また、2008年当時は何故か履歴書は手書きしか許されてませんでした。
PCで行ったら即不採用になりました、・・・まるで意味が分からんぞ。
2024年時点、令和でもまだ体育会系の風潮が残っているからか、
やはりこの界隈でもタイプ4って居ないんじゃ?と思いました。
どの企業もエニアグラムがおそらくタイプ1と6だらけでしょう。
(SJ型はエニアグラムだと1と6、特に6に多い。)
デキるビジネスマンはトライタイプが「136:監督」ですからね。
自身はタイプ1を有しているのに雲泥の差ですね、タイプ6を有していないだけでこんなに差が・・・

3. 2009年以降

就職活動が上手く行かず23歳。リーマンショックの煽りもあり正社員での就職も困難な時期でした。
とある企業では説明会か何かで受けようとした零細IT企業で、勤務地が近かったので受けてみようとしたらその社員の目つきが怪しくなりこの発言に、
「23歳かお前?、ウチは22歳の新卒しか認めん!お引き取り願おう。」と履歴書を放り投げて返してきた事がありました。
尚、その会社は4年後の2013年頃に倒産してました。
こんな態度をしてくる辺りこの企業に入らなくて正解だったのかもしれません。採用されたらされたで連日パワハラを行われるでしょうし。
ましてや、タイプ4持ちもあり、この会社に定着出来る可能性もほぼ皆無だったかもしれません。

4. 正社員採用、しかし・・・

2012年に新宿付近にある訓練校に3ヶ月間通い、卒業間近に正社員に採用されました。26歳なので中途採用という形になります。
多分、技術で買われたから採用したと思われます。
・・・しかし、長続きはしませんでした。
やはり、エニアグラムタイプ6の皆無さ大きく目立ち、他の社員とも依怙贔屓されるまでに扱われました。
デキるビジネスマンはESTJで、トライタイプが「136を筆頭に36x」。
・・・タイプ6もなければタイプ3もマイナスで、かつSi、Seもマイナス。
もはや詰みました。
結局は7月中旬頃に退職することになりました。
ちなみに、自分が相性の悪かった上司がおり、16タイプはESTJ型は確実。
エニアグラムでは8w7と6w5が同時に存在し、トライタイプではおそらく368でしょう。
自分はタイプ6が無くてタイプ4や5であるので、上司側から見たら嫌な部下だったのではないか?

ここを見るとタイプ3を筆頭にタイプ6、2、7が挙げられており、
タイプ4や5は就職活動に向かないとなっております。
タイプ4は組織のルール、タイプ5は集団行動に欠如があるからか。

自分はタイプ7以外全部マイナス、7もそこまで高いわけでもない。

それ以降は・・・

そのあとも少し就職活動をしていましたが、やはりコミュニケーション面での問題、協調性、忠実性の欠如もあり正社員になることはありませんでした。ビッグファイブでも創造性の高さも組織に向かない理由もあります。

2014年6月に精神科への通院を勧められ、そこでWAISを受けてみました。
言語理解が120、ワーキングメモリが90、知覚統合が110、処理速度が73でした。
処理速度の低さはSeを始めとしたS機能の欠如が大きいのが原因か。
なお、会社員として重要なのは処理速度・・・参ったなこれは。

そんなこんなで2016年に障がい者手帳を取得。
IQ自体は標準(処理速度の低さで引っ張られてますが)でした。

就労継続支援A型で3年、後に就職しましたが。
やはりまだまだコミュニケーション面で課題を残しており、
エニアグラムのタイプ6の皆無さが大きな壁と言った状態です。

会社員に向いているものは?

自分はやはり日本社会に適応することが難しいと感じており、
ほぼ全ての条件に満たしてしまっているという状態です。
INTPといったIN型、エニアグラムはタイプ5w4、トライタイプ45x。
タイプ2,3,6の要素はマイナス。
ビッグファイブでは創造性高く、協調性が低い。
エゴグラムでもACが低いという結果もありました。(AとFCは高い。)
全部会社員向いていない要素です。

日本社会における学校生活における集団生活に適応し、
会社員に向いているのはESTJ、ESFJといったSJ型。
エニアグラムはタイプ6があり他に2と3。
トライタイプなら126や136、368となる。
ビッグファイブでは協調性を筆頭に外向性と誠実性が高く、創造性が低い。
エゴグラムはCP、A、ACが高くFCが低い。
ということになります。

最後に

やはりこの社会はタイプ6向けに作られており、自分には学校生活から全く合わない感じはしておりました。それでもタイプ1辺りがカバーしていたのかもしれません。
ましてや、16タイプはSJ型を始めとしてS型が有利であることや、
ビッグファイブでは協調性が求められ創造性は不要扱いにされております。
(誠実性も重要視されていることが多いが、誠実性はおそらくタイプ1かタイプ6を有しているかで変わるかもしれません)。


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