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いつも心にパターソンを

久々にやってしまった。
携帯の画面を割ってしまったのだ。

恐ろしいことにいつ割ってしまったか気づかず、
気づいた時には画面が割れていた。

画面についたゴミが取れないと思ったら、
それはガラスに入ったひびだった。

ラジオを聴きながら、料理を作っていた私は、
そっとラジオを消し、悲しみに浸った。

これまでスマートフォンを使って10年ほど経つが、
画面を割ってしまったり、水没させたり、紛失したことがなかった私。

悔しさと、発生するお金のことを考えると、その日は夜も眠れなかった。

急いでいたり、焦っているとどうしても動作が雑になる。
そして自ら、自然とバタバタしたような音を出している。
そういう状態では、けがをしたり、何かを落としたりしてしまうことが多い。

実際、不安定な状態の場所で作業をして、
激しく床にカレーを撒き散らかしたり、ピンクソルトを撒き散らかし、
無駄に甲子園球児の気分を味わったこともある。

一つ一つの行動を丁寧にすることを心がけなければならない。

そう、映画パターソンのパターソンのように。
もし自分がパターソンならと考えると、
なんだか一つ一つの動作を丁寧にできる気がする。
パターソンなら、慌てたりせず、淡々と日常を送り、
時間があれば詞を書いたりするだろう。

なんて、豊かな人生。

いつも心にパターソンを!

ガラスの10代並みにヒビの入った私の携帯は、
翌日Apple storeにて、50分ほどで修理が完了した。

修理代という代償は払ったものの、何かを学んだ気がする。

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