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コロナ禍という戦災――戦争とプロパガンダ:作られた[物語]を超えて

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 この本を読むと、プロパガンダがどんなものかよくわかる。

 著者西田隆男は、言う。
『「裸の王様作戦」です。本当は単なる風邪程度しか引き起こさないウィルスを蔓延させて、それがたいへん危険なウィルスだと宣伝(プロパガンダ)する。PCR検査で陽性者を増やして「パンデミック」と認定し、マスクを反強制する。学校を休校にし、デパートを休みにし、カフェや飲み屋を営業休止させ、「外出するな」と放送を流し、人々がコミュニケーションできないようにしたうえで、テレビと新聞でプロパガンダ情報をどんどん流して恐怖を煽る・・・・』

 プロパガンダはそもそもは宗教の布教という意味があるラテン語が元だそうな。
 今では、『世界全体の思想をコントロールするため』にあるそうな。

 みなさんも、なんでマスコミは真実報道と言いながらそれをしないのかと思っているかもしれない。
 知的巨人と言われるチョムスキーの論『メディアが人々をコントロールして、本当の現実を見せないようにする。政府に都合の現実だけを見せている』のだから、当然と言えば当然。
 もっと言えば、『愚昧な大衆を導く』ものだそうな。われわれ一般大衆は、政府やマスコミから、ばかで、物の道理がわからない連中と見られているわけだ。
 政府というより、支配層、すなわちディープステートと呼ばれる存在。
 マスコミに期待してはだめ。著者西田隆男が言うように、『それにだまされないよう、自分で情報選択する力をつけなくてはならない』。

 著者西田隆男がまとめた≪戦争のプロパガンダ10の法則≫
1 われわれは戦争をしたくない
2 しかし敵側は一方的に戦争を望んだ
3 敵のリーダーは悪魔のような人間だ
4 領土や覇権のためではなく、偉大な使命のために戦う
5 意図せざる犠牲をだすことがある。敵は残虐行為に及んでいる(つまり死ぬかもしれないということ)。
6 敵は卑劣な兵器や戦略を用いている(つまりわれわれは、きれいに闘っているということ)。
7 われわれの被害は小さく、敵の被害は大きい
8 アーティストや知識人も、正義の戦いを支持している(これが心理操作。必ず有名人を使う。「あの人が言ってるんだ。じゃあ間違いない」。この段階になったらもう取り返しがつかない)。
9 大義は神聖なものだ
10 この正義に疑いを持つものは、裏切り者だ

 今のコロナ禍、専門家と言われる方々がマスコミと一緒になって「8」をやっている。戦争状態で取り返しのつかないところに来ていることになる。

 どうします・・・?

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