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春学期のこと

こんばんは

今日、遂に夏休み前の最後の授業を終え、春学期を無事に乗り越えることができました。

高校3年間、前期という短い期間ですら欠席が目立っていた私ですが、今回はなんと春学期皆勤を達成することができました!今までの学生生活の中で、皆勤をしたことがない私でも、ちゃんと環境が合っていれば頑張れるんだということを知れました。毎日ちょっとした課題や大変さに直面していた春学期。小さな戸惑いと不安が絶えない毎日でした。ですが、そんな中でも楽しいという気持ちが勝った春学期でした。

夏休み前最後の授業、つまり今日の4限が終わってみんなと別れる時、私は人生で初めて「寂しい」という気持ちになりました。いつもなら、夏休みだー!という嬉しさが込み上げてくるはずの瞬間でした。でも、それよりも先に寂しさが襲ってきて。そこで初めて、それだけ今いる場所と一緒にいてくれる子たちが、私にとって大切な存在になっているんだと気づかされました。初めてです。こんなに学校に行きたいと思えるのは。ずっと嫌で仕方なかったものが、ここにきて初めて、大好きな場所だと言えるようになりました。

どんなに憂鬱な月曜日の朝でも、みんなに会った途端、笑顔で溢れる時間に変わるのです。それが凄く楽しくて、幸せで、最高で。今までは顔に貼り付いて取れない笑顔が嫌いで仕方なかったのに、今では心からの笑顔で過ごせるようになりました。

今の大学に行くことを決めたきっかけは、偶然の連続でした。私は最初、今の大学よりもう少し田舎にあって、スローライフが送れそうな大学を志望校にしていました。その時、たまたま隣のクラスに教育実習に来ていた先生が、その志望校から来ている方で。時々授業でもお世話になりました。そして実際に関わっていく中で、私はその校風が自分には向いていないのでは、と疑問を感じるようになっていたのです。そこから志望校に対する熱が綺麗に消え去り、どうしようかと悩んでいた時でした。偶然、在学している大学のパンフレットが家に届いていました。特典の図書カードが欲しくて、大学の資料を片っ端から頼んでいた高校2年生の私のおかげで、高校3年生になってもポツポツとしつこく届くパンフレットたち。その流れにのって届いたのが、在学中の大学のパンフレットでした。届いて数日は放置していたのですが、親に捨てるかどうか聞かれて、何となく開封して。それでなんとなく、「ここにしよう」と思ったのが、私の受験の本当の始まりでした。

あの時あのパンフレットが届いていなかったら、きっと今は違う所にいる。そんな気がしてなりません。偶然の重なりが、今いる場所と人との出会いを与えてくれました。そう思うと、今という時間を、心の底から楽しまなければ!と思いますし、いっぱいやらかしていっぱい思い出を作りたい!とも思います。東京に来てからの私は、失敗すらも後の思い出にしよう、と思えるくらい、強い気持ちを持てるようになりました。ともかく前向きで、落ち込んでも抱えすぎないようになりました。やらかしても笑いがこぼれるような。そんな春学期を過ごせました。

夏休みの予定も、前にnoteを書いた時よりさらに増えて。新たなボランティアも参加することになりそうだし、友達との予定もいくつか増えました。ドキドキがいっぱいですが、臆病な私をこのひと夏の間だけでも忘れて過ごせたらいいな、と思っています。

みなさんも、毎日暑くて大変ではありますが、
お身体には気をつけてお過ごしください🌻🤍

それでは、また

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