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真夏に恋して卒業していく

こんばんは

突然ですが今日は、私の大好きなものを語らせてください。どうしても今日、今この瞬間に言葉にしたい想いがあって。もしお時間があれば息抜きとして、ゆる~く読んでいっていただければと思います。

私が大好きなもの。それは乃木坂46というアイドルグループ。
きっと名前くらいなら知ってる人もいると思います。2011年にAKB48さんの公式ライバルとして結成したグループです。そんな乃木坂というグループにはキャプテンという存在がいます。それが今回、私が書きたいことの核心となります。

初代キャプテンは1期生の桜井玲香ちゃん。すでに卒業されました。そして2代目のキャプテンが秋元真夏ちゃん。彼女は今日、2代目キャプテンを務めあげ、さらにグループ最後の1期生として、とても綺麗で輝く笑顔とともにグループを卒業していきました。私はそんな彼女に、とても特別な気持ちを抱いています。

私はもともと、アイドルにまったく興味がありませんでした。むしろ、どこか馬鹿にするような視線を送っていました。(みんな同じ顔じゃん。)数年前まではそうやって、テレビに出ている彼女たちの顔をろくに見ることもしませんでした。でも、中3の夏休み。音楽配信のサブスクでしつこくランキングに上がっている「乃木坂46」という文字が、なぜか急に気になりだしました。衝動的に何曲か曲名をみて、たまたま気になって再生したのが『悲しみの忘れ方』という曲でした。その頃の私は絶賛、高校受験を控える受験生。それに加えて、11月に控える合唱コンクールのクラスの伴奏者を任されていた私は、想像以上に苦しい気持ちやつらい気持ち、そして様々な葛藤を抱えている時期でした。そんな時に聴いた『悲しみの忘れ方』の歌詞が、偶然にも、私の苦しさをすべて涙として洗い流してくれました。

こうして私は、乃木坂の虜になっていきました。

曲を聴いた日、すぐにYouTubeで色々なМVや動画を漁るようにみました。そこで出会ったのが、先ほど紹介した「1期生 秋元真夏」というメンバーでした。顔も声も衣装の着こなしも、ぜんぶぜんぶ、大好きになりました。彼女の加入当時のエピソード(ここでは割愛します)を知ったり、動画だけではわからない一面をSNSで調べたり、それはもう吸い込まれていくように、どんどん好きになりました。不思議なことに、一度覚えた真夏の顔は、歌番組でどこのポジションで歌っていても見つけられるようになったのです。これはきっと運命だって、あのときはなんだか無性に幸せでした。

そんなこんなで乃木坂と真夏に出会ったひと夏のある日。
毎年開催されていた乃木坂46真夏の全国ツアー2019@京セラドーム。
そこで初代キャプテン桜井玲香ちゃんから、2代目キャプテンを真夏に引き継ぐことが発表されをました。私はそれをTwitterで知りました。あの瞬間から、私は正式にこの子を応援しよう!と決めました。それより前から推しになっていたけれど、どこか完璧主義な私はキリがいいから、とその日を記念日にしました。

あれから約3年とちょっと。彼女は1期生のメンバーが自分ひとりになるまで残って、キャプテンとしてグループの先頭に立っていてくれました。コロナがあってなかなか思うようにいかない日々の中で、私は彼女の存在に何度も助けられてきました。いつかきっとこの日が来てしまうって思っていたし、覚悟もできていて。笑顔でお祝いしようって決めていました。でも、やっぱりそんなの無理でした。

今日の卒業LIVEも現地には行けず、配信でみていました。ずっと涙が止まらなくて。終始画面がぼやけて見えていたし、大好きな真夏の声が涙で震えると、私もまた泣いてしまって。1曲1曲、終わっていくたびに寂しさばっかり増してきて。途中のVTRをみながらも、色々と考えてしまいました。学生の私はお金もなくてLIVEにも行けなかったし、グッズだって買えませんでした。握手会だってもちろん行けていなくて。でも中には少ないお小遣いで応援していた同級生だってきっといて。それなのに、私は真夏が推しって言ってよかったのかなっていう考えが、頭をよぎりました。でもやっぱり大好きなんだもんって思ったり。もう感情がぐちゃぐちゃでした。いつも真夏を応援していたようで、実は支えられていたのは私のほうだって気づかされて余計に、これからたくさん恩返ししたいから、まだ行かないでよって直接伝えたくなって。また涙があふれて。そんなことを繰り返す卒業LIVEでした。

彼女は卒業LIVEという晴れ舞台の中でも、全身にライトを浴びて、誰よりもきらっきらに輝いていました。これが私が大好きだった真夏で、大好きな乃木坂だって思いました。真夏は最後の最後まで笑顔でした。今までで一番、眩しいくらいの笑顔。思い出すだけで涙が出ちゃうけれど、最高な最後だったなって思うんです。後輩のことをたくさん笑顔で見つめていたし、ファンの方にもたくさんのファンサをして、配信のカメラにも欠かさず視線やファンサをくれて。ちょっとドジでおっちょこちょいなのもいつも通りで。本当に幸せな時間でした。LIVEの最後は綺麗すぎるドレス姿で登場してくれて。彼女の最後のセンター曲『僕たちのサヨナラ』を披露してくれて。そこでまた、本当に最後なんだって思ったらまた寂しくなっちゃって。

ごめんなさい。数時間前のことなのに、思い出すだけでまた目が潤んできて、何を書きたかったのか浮かばなくなっちゃいました。

今日まで私は色々なことを乗り越えてきた自信があります。それは全部、乃木坂っていうグループと、真夏が卒業を迎える直前まで後輩ちゃんたちに繋げたバトンの数々のおかげだと思っていて。真夏の存在は大きい支えだったし、本気で誰かを応援できたのが初めてだったから凄く、幸せな期間だったよって思う。だから、えーっと。ともかく、ありがとうと大好き。そうそう。これを伝えられればもう十分。あと、卒業しても幸せでいてねってこと。いつもファンとグループのことを思って動いてくれていた真夏だからこそ、もう好きな道をるんるんの笑顔で歩んでほしいって心から思う。たとえそれが表舞台から降りること、だったとしても。それくらい、真夏は素敵な人柄で、いろんな人にいろんなものを与えてきたんだろうなって。ん-っと、難しいけれど、、、。

卒業おめでとう。大好きです。今までも。これからも。

純粋にもうアイドルの真夏を応援できないことが悲しい。
この悲しみは忘れられないし、忘れたくない悲しみ。
でも、前を向けるのは真夏がたくさん力をくれたから。
大好きって気持ちがあればきっとこの寂しさもいつか拭えるはず。
本当に、応援させてくれてありがとうの気持ちでいっぱいです。

悩んでたのは私だけじゃないんだ
逃げ出そうとした何回も…
あきらめかけて 今日ちょっと頑張って
明日はそれ以上 頑張るのが希望だ

迷ってるのは 私だけじゃないんだ
そばにいつだって誰かいる
いいことひとつ 今日の中に見つけて
悲しみをひとつ 忘れようとして来た

思い通りに 何も行かないけれど
それでも誰もが前を向く
みんな同じだ 迷い悩み傷つく
悲しくなったら もっともっと泣こうよ
悲しみの忘れ方 / 乃木坂46

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