【2/23 市場を読み解く！今日の投資知恵袋】

本日のToday's Topicは、MSCIオルカンの構成比率変更とIMFの世界経済成長（最新版）からみる今後の世界経済についてまとめました。

今日も様々な投資に役立つ情報をコンパクトにまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。

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初めに日本の市場（株式市場、経済カレンダー、債券市場、日経平均先物）を振り返り、その後、米国市場（株式市場、経済カレンダー、債券市場、VIX指数および外国為替市場の推移）について振り返ります。米国市場の動きは日本株にも影響を及ぼします。日本株に投資をする人も、米国の株式市場、為替市場のドル円推移には特に注視するようにしてください。

【Today’s Topic】

NISAを利用してつみたて投資でも人気のある全世界株式（オールカントリー）ファンド、通称オルカン。その指数を算出していることで有名なMSCIが、「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス（ACWI）」から中国を除外することが正式にわかりました。

以前もこの話題については記事【2/15】全世界株式の構成比率変更、インド株比率高まる？）でお伝え済みですが、改めて中国経済の衰退、そしてインドの成長期待が高まっていることがわかります。

IMFが発表している最新の世界経済の成長率予測によれば、今年はインドが全世界の中で最も成長が大きい6.5％とされています。ちなみに先進国では米国が2.1％でトップで日本は0.9％と前回発表された10月から0.1％下方修正されています。

そして来年の予想では、日本は先進国で最も成長が小さい国とされています。予想はあくまで予想ですが、株式市場は今年だけでなく、来年も成長できる市場になればと思いますが、みなさんはどう考えますか。

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【26日の日本株市場】

日経平均株価は続伸となり、前営業日比135.03円（0.35%）高の 39,233.71円で終えました。

東証株価指数（TOPIX）は続伸し、前営業日比12.91pt（0.49％）高の2,673.62ptで終えました。

東証プライムの売買代金は概算で5兆1119億円、売買高は18億4278万株、値上がりは838銘柄、値下がり銘柄数757銘柄、横ばいは62銘柄となりました。約50%が値上がりとなりました。

日経平均は続伸となりました。史上最高値を2営業日続けて更新しました。前週末の米株式市場が比較的堅調な推移だったことも要因し、日本株にも買いが集まりやすい環境が整っていたと言えるでしょう。

【27日の日本経済カレンダー】

重要なイベントはこちらの通りです。

【26日の日本債券市場】

日本10年国債の利回りは0.683%で終えました。

【26日のCME日経平均先物】

シカゴマーカンタイル取引所のCME日経平均先物は、前営業比170.00円安の39,300.00円で終えました。

【26日の米株式市場】

ダウ工業平均は反落し、前営業日比62.30ドル（0.16%）安の39,069.23ドルで終えました。

ナスダック総合指数は反落し、前営業日比20.57pt（0.13%）安の15,976.25ptで終えました。

ダウ工業指数は反落となりました。半導体関連株の上昇に伴い、指数は寄り付きから買いが優勢となったものの、29日にインフレ指標として重視する米個人消費支出（PCE）物価指数が発表を控えていることから、買い一巡後は売りが優勢となり、マイナス圏で終えました。

ナスダック総合指数は反落となりました。節目の1万6000ptを底値となり一進一退の動きとなったものの、引けにかけて売りが集まり1万6000ptを割り込み、小幅安で終えました。

【27日の米経済カレンダー】

重要なイベントはこちらの通りです。

【26日の米国債券市場】

10年物国債利回りは4.299%で終えました。

【26日のVIX指数（恐怖指数）】

VIX指数は前営業日比0.07％下落し、13.74となりました。

【27日7時現在のドル円相場】

外国為替市場におけるドルの推移ですが、1ドル＝150.68-150.70円での推移です。

16時ごろまで1ドル＝150円代前半の推移になったものの、米連邦準備理事会（FRB）の早期利下げ観測が後退したことで、ドル買い優勢となり、1ドル＝150円代後半での推移となりました。

以上、私の市場振り返りとワンポイントコメントです。最後までお読みいただきありがとうございました。今後の投資の情報としてお役立てください。

※「今朝の投資知恵袋」で提供する情報は、投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。

日々コツコツ継続することは大変ですが、この「市場を読み解く！今日の投資知恵袋」では、押さえておきたいポイントをコンパクトにまとめ、投資に役立つ知恵を日々養うことが目的です。投資は自己判断でお願いいたします。2月22日のトピックを記載します。