見出し画像

【2/15】全世界株式の構成比率変更、インド株比率高まる?

【2/15 市場を読み解く!今日の投資知恵袋】

本日のToday's Topicは、米MSCIの全世界株指数の構成比率変更についてです。こうした注目されている株指数の構成比率変更に注目することで、世界的な経済の動きも把握することができます。投資家としてもぜひこういったところにも注目できるようになって頂きたいと思います。

今日も様々な投資に役立つ情報をコンパクトにまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。

そして気に入っていただけたら、フォローと❤️(ハート)ボタンを押していただけると、今後の記事を書く上で励みになります。

初めに日本の市場(株式市場、経済カレンダー、債券市場、日経平均先物)を振り返り、その後、米国市場(株式市場、経済カレンダー、債券市場、VIX指数および外国為替市場の推移)について振り返ります。米国市場の動きは日本株にも影響を及ぼします。日本株に投資をする人も、米国の株式市場、為替市場のドル円推移には特に注視するようにしてください。

【Today’s Topic】

米MSCIは、全世界株指数「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」の組み入れ比率を変更すると発表しました。構成比率から除外されるのは中国株で66銘柄で、追加は5銘柄が対象となるようです。

中国はニュースでも話題になっていますが不動産市場がかなり悪化しており、その関係で中国株の時価総額が減少したことを理由としています。中国株銘柄の除外に伴い、成長が著しいインド株銘柄の構成比率はどうやら高まりそうです。

ちなみに現在の構成比率は、こちらです。

出所:ACWI IMI's Complete Geographic Breakdown

MSCIのインデックスの構成比率の変更は年4回行われており、今回は2月末時点の取引終了後に変更が実施される予定です。

こうした代表的な株指数の中身を確認することができるようになると、投資家としては一歩前進です。この構成比率の変更は、運用のプロの目利きで行われているので、そうした視点に着目する投資家は多いのです。

みなさんも一歩進んだ投資家になって欲しいと思います。


国内外の投資についてさらに詳しく学びたい方はもちろん、
第2の収入を作りたい方、
私が監修した無料オンライン投資講座『投資の達人講座』で
投資の学習をはじめませんか?

動画はこちらから👇

さらに今なら2/18までの期間限定で
X(旧Twitter)で特別に講義動画をプレゼントしています。

詳細はXのこちらの投稿をご確認ください。


【14日の日本株市場】

日経平均株価は反落となり、前営業日比260.65円(0.69%)安の 37,703.32円で終えました。

出所:SBI証券ん


出所:SBI証券

東証株価指数(TOPIX)は反落し、前営業日比27.44pt(1.05%)高の2,584.59ptで終えました。

東証プライムの売買代金は概算で5兆1900億円、売買高は19億898万株、値上がりは324銘柄、値下がり銘柄数1319銘柄、横ばいは14銘柄となりました。約80%が値下がりとなりました。

日経平均は反落となりました。13日に米消費者物価指数(CPI)の発表を受けて、早期利下げ観測が後退し、米市場が大幅下落したことで、日本市場も寄り付きから売りが多い展開となりました。一時前日比350円を超える下落がありましたが、半導体の需要回復への期待から関連株の買いが続き、指数の下値を支えました。

【15日の日本経済カレンダー】

重要イベントは以下の通りです。

【14日の日本債券市場】

日本10年国債の利回りは0.756%で終えました。

【14日のCME日経平均先物】

シカゴマーカンタイル取引所のCME日経平均先物は、前営業比405.00円高の 38,090.00円で終えました。

【14日の米株式市場】

ダウ工業平均は反発し、前営業日比151.52ドル(0.40%)高の38,424.27ドルで終えました。

出所:SBI証券

ナスダック総合指数は反発し、前営業日比203.54pt(1.30%)安の15,859.14ptで終えました。

出所:SBI証券

ダウ工業指数は反発となりました。FRBの早期利下げ観測が後退し、短期的な相場の過熱感が強まる中、指数は一進一退の値動きとなりました。米国株のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)への評価が投資家心理を支えたことで、午後から買いが優勢となり、プラス圏で終えました。

ナスダック総合指数は反発となりました。引き続きNVIDIAやAMDなど半導体関連株を中心に買いが集まったことで、指数押し上げに寄与しました。

【15日の米経済カレンダー】

重要イベントは以下の通りです。

【14日の米国債券市場】

10年物国債利回りは4.267%で終えました。

【14日のVIX指数(恐怖指数)】

VIX指数は前営業日比9.27%下落し、14.38となりました。

出所:SBI証券

【15日7時現在のドル円相場】

外国為替市場におけるドルの推移ですが、1ドル=150.48-150.49円での推移です。

出所:SBI証券

米長期金利の上昇が一服したことから、1ドル150.5台前後の推移となり円高ドル安に進みました。

以上、私の市場振り返りとワンポイントコメントです。最後までお読みいただきありがとうございました。今後の投資の情報としてお役立てください。

※「今朝の投資知恵袋」で提供する情報は、投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。

日々コツコツ継続することは大変ですが、この「市場を読み解く!今日の投資知恵袋」では、押さえておきたいポイントをコンパクトにまとめ、投資に役立つ知恵を日々養うことが目的です。投資は自己判断でお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?