【2/8：市場を読み解く！今日の投資知恵袋】

本日のToday's Topicは、TOPIXバリュー株指数について取り上げます。昨日、最高値を更新しています。今後の投資を行ううえで、バリュー株を探し出すヒントにしていただければと思います。

今日も様々な投資に役立つ情報をコンパクトにまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。

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初めに日本の市場（株式市場、経済カレンダー、債券市場、日経平均先物）を振り返り、その後、米国市場（株式市場、経済カレンダー、債券市場、VIX指数および外国為替市場の推移）について振り返ります。米国市場の動きは日本株にも影響を及ぼします。日本株に投資をする人も、米国の株式市場、為替市場のドル円推移には特に注視するようにしてください。

【Today’s Topic】

相対的に低PBR銘柄で構成する「TOPIX（東証株価指数）バリュー指数」が7日、最高値を更新した。ちなみにバリュー株とは、株価本来の価値と比べて、割安な価格で取引されている銘柄のことで、割安株とも言われる。その割安株で構成されている指数がTOPIXバリュー指数だ。

PBRとは日本語で「株価純資産倍率」といい、1倍割れをしている銘柄が割安判断の1つとされている。東証で発表している加重平均でのPBRは1月を見てみると、プライム市場が1.5倍、スタンダード市場が１.1倍、グロース市場が3.7倍となっている。PBRはあくまでも1つの判断材料なので、もちろんこれだけで判断することはできないし、総合的に判断することが大事だ。
ただ、昨日も記載したトヨタ自動車も昨年上半期ではPBRが1倍を割れていた銘柄の1つでしたが、東京証券取引所は低PBR企業に対して改善するよう提唱していたことで企業価値を高め、その結果、株価が上昇している銘柄が多い。
今回、TOPIXバリュー株指数について取り上げたが、こうした指数の銘柄を自身で検索してみるのも良いだろう。

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【07日の日本株市場】

日経平均株価は続落となり、前営業日比40.74円（0.11%）安の 36,119.92円で終えました。

東証株価指数（TOPIX）は反発し、前営業日比10.70pt（0.42％）高の2,549.95ptで終えました。

東証プライムの売買代金は概算で4兆9208億円、売買高は18億1413万株、値上がりは878銘柄、値下がり銘柄数730銘柄、横ばいは49銘柄となりました。約47%が値下がりとなりました。

日経平均は続落となりました。寄り付きはマイナス圏でのマイナス圏でのスタートとなりましたが、10時過ぎにプラス圏に入ったものの、再び売りが優勢となりました。
昨日の米市場で、半導体関連銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数（SOX）の下落を受けて、東京エレクトロンなど関連銘柄の一部が下げたことで指数を押し下げました。

【08日の日本経済カレンダー】

重要イベントは以下の通りです。

【07日の日本債券市場】

日本10年国債の利回りは0.715%で終えました。

【07日のCME日経平均先物】

シカゴマーカンタイル取引所のCME日経平均先物は、前営業比415.00円高の 36,385.00円で終えました。

【07日の米株式市場】

ダウ工業平均は続伸し、前営業日比156.00ドル（0.40%）高の38,677.36ドルで終えました。

ナスダック総合指数は続伸し、前営業日比147.64pt（0.95%）高の15,756.64ptで終えました。

ダウ工業指数は続伸となりました。連日の決算発表で企業業績の改善が好感されたことで寄り付きから買いが集まりました。マイクロソフトは2％を超える上昇となり、指数押し上げに寄与したことで3営業日ぶりに高値を更新しました。一方、米企業500社で構成されるS&P500種指数は大台の5000に近づく展開となりました。

ナスダック総合指数は続伸となりました。半導体関連のエヌビディア、先週の決算発表で市場予想を上回ったMetaの大幅な上昇となったことで、指数押し上げに寄与しました。

【08日の米経済カレンダー】

重要イベントは以下の通りです。

【07日の米国債券市場】

10年物国債利回りは4.108%で終えました。

【07日のVIX指数（恐怖指数）】

VIX指数は前営業日比1.76％下落し、12.83となりました。

【08日7時現在のドル円相場】

外国為替市場におけるドルの推移ですが、1ドル＝148.12-148.13円での推移です。

FRB高官が早期利下げについて、慎重な発言をしたことで再び1ドル148円台と円が売られ円安ドル高に進みました。

以上、私の市場振り返りとワンポイントコメントです。最後までお読みいただきありがとうございました。今後の投資の情報としてお役立てください。

※「今朝の投資知恵袋」で提供する情報は、投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。

日々コツコツ継続することは大変ですが、この「市場を読み解く！今日の投資知恵袋」では、押さえておきたいポイントをコンパクトにまとめ、投資に役立つ知恵を日々養うことが目的です。投資は自己判断でお願いいたします。