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【医療従事者×デザイン制作という働き方】フリーランスになった経緯と安易にオススメはできないという話。

はじめまして。
医療従事者として病院で働きながら、デザイン制作の仕事をしてるいちさんと申します。いわゆるフリーランスという働き方をしています。

今回は、なぜフリーランスになったのか、どうやってなったのかについての話をしようと思います。

フリーランスという言葉もよく聴くようになり、知らない人からみたら、なんとなく響きはいいものかもしれませんが、正直いえば、メリットあり、デメリットありです。

私の場合ですが、よし!フリーランスになるぞ!デザイナーになるから仕事辞めるんだ!
みたいな気合いでいまの状態になったわけではありません。


これまでの経歴

ここからは、経歴を長々と書いちゃいます😂

医療系大学を卒業してから、視能訓練士という眼科検査専門の仕事を、正社員として12年間ほど続けてきました。
その間、結婚、娘2人の出産もありましたが、育休のち復帰し、気づけば12年ほど同じ病院で勤めていました。

コロナの混乱の中、娘2人の小学校が3ヶ月休校、学童閉鎖に追い込まれたのをきっかけに、子どもたちが手が離れるまでのあと数年一緒に過ごせる時間を作ろうと、思い切って退職をしました。(とっても可愛い時期だったので)

なんの目的もなく辞めてしまい、当時、とくに目標もありませんでした。子どもとゆっくり過ごそう♩くらいで。

2ヶ月くらい経った頃、友人から時間があるなら仕事を手伝って欲しいと、声をかけられました。

それが、とある地元の観光にまつわる会社で、ECサイトの管理やSNS運用、ときにはチラシのようなものも作りました。ど素人によく任せてくれたなと今になって思います。

その時は、ほんとうになんの勉強もしておらず試行錯誤で行っていたせいで成果がでてはいませんでした。少しずつ勉強して、フォロワーを増えていきECサイトからの購入もぽつりぽつりと増えてきました。

そのあたりから、制作することの楽しさを知るようになり、働きながらこっそりプログラミング言語を勉強するようになりました。

初めに学んだデイトラというオンラインスクール(当時はまだかなりお安くてデイトラさんが、お試し価格みたいな時に始めましたが体系的にWEB制作のことが学べてとても良かったです!
👉


ここで、4ヶ月ほど学び、WordPressでホームページが作れるようになりました。

そんな頃、事業を始めたばかりの友人と偶然再会してお互いの近況の話していたら、ホームページを作って欲しい!と頼まれ、初めてホームページ制作をしました。

そのホームページで友人は売上を伸ばしていってくれたのですが、わたしはその仕事のあと、え?ここからどうするの?という状況になりました。(今見返すとそのホームページも申し訳ないくらい、ツッコミどころ満載の出来です💦)

当時、スキル、経験が足りなさすぎて、知人からしか仕事も取れない実力だったんですよね。

◯ヶ月でフリーランスになれる!とか前職でなにかやっていれば別ですが、極めて難しい話です。

しかし、ありがたいことに、その後、ホームページ作れるなら知り合いのところで働く?と友人に紹介されて、地元のWEB制作会社のアシスタントで働くことになりました。

そこにはデザイナーさんとエンジニアさんがいて、いないのが、ディレクター、という状況で、アシスタントである程度仕事覚えてきたら、まさかのなんの知識もないのにディレクターをすることになりました。

いろんな会社の方とやりとりをしつつ、ワイヤーフレームまで作ってデザイナーさんに渡していました。
会社の細かい雑務も一つ一つ、アシスタントの仕事で覚えていきました。この経験はかなりありがたかったです。

小さなWEBの会社だけに、ディレクターが担う部分が多く、マーケティングやライティングがある程度できないといけないことにも気づき、Udemyのなどの講座で、マーケティングやライティングも学んでいきました。

さらに、デザインも基礎からキチンと学ぶようになり、会社でもいろいろと任せてもらえるようになってきました。

(学びはいつもUdemy。セールのとき、1900円くらいの高コスパで学べてかなり助かりました)↓



この頃、眼科からも声をかけていただき、視能訓練士として、パートとして復帰を致しました。

ここからが、医療従事者×デザイナーのはじまりです。

この肩書きを書いて、Twitter(今のX)をスタートさせてみたところ、Twitterをみた医療系企業の経営者の方の目に留まり、一緒に仕事しませんか?とお仕事をするようになりました。

そこでは、医療系の記事のWEBライターをしたり、デザインの制作をさせていただきました。

やっと、知人以外の方から、お仕事がいただけるようになり嬉しかったのを覚えています。

その後は、ホワイトペーパーやパンフレット制作、数十枚に及ぶ印刷物のデザインなどをしたり、LPを作ったりといろんなお仕事をさせていただきました。

という流れで、働きながら学ぶの繰り返しで、数年間積み上げてきました。

ときには、プロのカメラマンさんにカメラの講座を受けにいったり、デジタルイラストも自分で練習してイラストレーターさんに添削してもらったこともあります。(この二つは花が全く開かなかったですが、制作に必要な知識、ディレクションには役立っています。)

デザイン制作を続けていく中で、お客さんの売上は伸びているかな?成果はあげられているかな?という部分を意識するほど、コンテンツ部分がめちゃくちゃ大事なんだ!と思うようになってきました。

目的、ゴールはなにか?ターゲットの解像度を上げて、情報整理をし、構成や文章、ストーリー展開を作っていく。
まだまだちゃんと学ばなくては良いものは作れない、と改めて思うようになりました。

そこで、半年ほど前、コンテンツづくりを学びたいと思っていたときに出会ったのが、シリョサクラボというオンラインサロンです。

資料制作を通して、コンテンツづくり、コンサル的な考え方も学べてオススメです。


結論、フリーランスは安易にオススメできない


わらしべ長者のように、人から仕事を頼まれて、勉強しながらひとつひとつステップアップしてきて、気づけば4年くらい経ちます。

デザインという仕事をしてると語ってますが、デザインもまだまだだと思ってます。上を見たらもっとできる人もたくさんいる、スキルも経験値も中途半端、今後フリーランスとしてやってくにもまだ不安定な状況でもあります。

それにアップデートも早い業界ですし、競合もたくさんいて、仕事がこれからどうなるかわからないという不安もあります。

需要が続くかもわからないし、医療職のような安定もない。医療職のほうが安定した需要もあり、また安定した収入もあります。

なので、いまのフリーランスの働き方がいいか?と言われると、メリットもデメリットも両方感じているので、安易に人に紹介できるようなものではありません。

デザインやWEB制作で数ヶ月スクールにいっただけで、いきなりフリーランスになるのではなるのは、かなり難しいと思います。

まずは、どこかの会社で経験をしっかり積んで、スキルも身につけて、人脈もしっかりしてから、独立するのが良いのだと思います。


わたしの場合、スキルも経験も人脈も未熟なままフリーランスという形になっているので
ずっと綱渡りしてるように安定しない状況です。

しかし、今は子育て中で、習い事の送迎や家事のことも考えると、すぐには正社員になれない現状です。なので、今のままの働き方を続けていきますが、子育てがひと段落したころ、どこかご縁のあるところで正社員になろう!と目論んでます。

やっぱり一つのところにフルコミットすること、雇われていることのメリットはとっても大きいです!

ただ、これまでたくさんの人のご縁によって、奇跡的にこれまでの4年間スキルアップして、フリーランスという働き方でいろんな方と関わっていろんなものを作ってこれたことはとてもありがたいことだなぁと思ってます。

最後に、フリーランスのメリットもちゃんと伝えないと!!ということで、

いまの働き方で良かったなと思うことは、

  • いろんな仕事ができること

  • 普通に仕事していたら出会えなかった人と出会えること

  • 複数のスキルが身につけられること

  • 視野が広がること

そして、依頼してもらえる時も、制作したもので、お客さんが売上を伸ばしていることもすごく嬉しいです。

何を選択しても、メリットもデメリットもあります!

このような経験が誰かの参考になればと思います。

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