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「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目には見えない」

「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目には見えない」

星の王子様で有名な言葉。

とても好きな言葉。自分の年齢を重ねるにつれ、この言葉の重さがわかるようになってきた気がします。

自分の目に映るものが必ずしも真実ではないこと。心の目で、純粋な心でものごとを見ることが大切なんだと気づかされました。

しかし、目ではなく、心でみることは大人になればなるほど難しい。

分かっている筈なのに自分の価値観、考え方に沿って捉えてしまうし、目に見えるものがどうしても一番伝わりやすい。その結果自分の人生、視野を狭めてしまう。そんな経験が誰にでもある筈。

ものごとの本質を見抜くには、目に見えていない世界も知る必要があると考えさせられます。

自分と性格が違う人も、自分と合わない人も。また、自分と相性の良い人も。それぞれがいろんな考え方をもち、それを知れているようでそれはただの一片的でしかないのかもしれない。

そう思うようになってから好きな人も苦手な人も、内に秘めたものを知りたい。目では見えないものの中から掘り出してみたいと思うようになりました。

自分の価値観でものごとを捉えず、純粋な心で。余裕を持って。

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