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YouTube、新たな編集の開拓に向かって/一日一微発見098

老舗の出版社である平凡社から、編集についての新しい本を作ろうとしている。

担当してくれる編集者は、僕よりも随分若い方だけど、素晴らしく読書家でもあり、こういう方がいる限り、出版文化の火は消えないな、と思わされる。

僕は編集の仕事を拡張して仕事をしてきた。「編集の開発者たりうべし」、というのが、僕のポリシーだ。

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編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。 アートや編集のこと、思考、アイデア、日々起きていることなどをその都度書いていきます。 ここでの文章はハウトゥにはならないと思いますが、知性や感性を刺激したい人に読んでもらったらいいかなと思います。 僕は、人は、大きな出会いがやってきて変わるというより、微妙なものに気がついてだんだん変わることのほうが「可能性」が高いと思う。「微発見」。 それには、訓練が必要で、この「一日一微発見」も、僕の訓練法のひとつです。

「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15…

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